今回も介護保険サービスを選ぶ基準

についてお伝えしたいと思いますウインク

 

 

前回の介護保険サービスを選ぶ基準では

『今一番何に困っているのか』

を知ることが大事で

『困りごと』に焦点を当てる

ことをお伝えしました。

 

 

 

 

今回はその困りごとの中の

優先順位についてお伝えしていきます。

 

 

介護が必要になったとき

いくつかの困りごとが出てくると思います。

 

 

環境問題、身体的問題、金銭的問題…

 

 

身体的には何も問題がなくても

認知症になってしまい、

一人にしておけないこともあるかと思います。

 

 

「じゃあ施設に」といってすぐに

入所できるとは限りません。

 

 

資金問題や本人の同意が取れない、

空いている施設がないなど…。

 

 

また、頭はしっかりしているけど

車いすが必要な状態で、

自宅での生活は難しいことも。

 

 

「じゃあリフォームするか」と

すぐにリフォームすることも難しいですよね。

仮にリフォームするとなっても

そんなにすぐには完成しません。

じゃあその間はどうする?

といった問題も出てきます。

 

 

なかなか全てをすぐに解決するって

難しいですよね。

 

 

 

 

前回に引き続き

私のおばあちゃんを例にあげると…

 

 

まず、一番の困りごとは

一人で歩けないことでした。

 

 

その他の困りごと(問題)は

・一人でお風呂に入れない

・布団では寝起きできない

 

 

そもそも介護保険サービスが必要となったのは

自宅で腰椎圧迫骨折をして入院し

退院の許可が出たことがキッカケです。

 

 

自宅に帰るとなると

上記にあげたように

いくつかの問題が出てきました。

 

 

その中でまず何を一番優先するべきか。

 

 

一番の困りごとは

先ほども述べたように

一人で歩けないことです。

 

 

でも自宅に帰って生活するには

何が必要か。

 

 

これを考えた時に、まずは

環境を整えること

一番必要なことでした。

 

 

 

 

入院前までは

畳に布団を敷いて寝ていました。

でも今後はベッドが必須な状態。

ベッドがないと

一人で立ち上がることもできません。

なのですぐにベッドをレンタル。

 

 

あとは玄関にステップ台付きの手すり

を取り付けてもらいました。

(こちらもレンタル)

 

 

そして歩行器をレンタル。

実際にリハビリの先生と

歩行器の使い方を練習し

生活環境を整えてもらいました。

 

 

それから、もう一つの困りごとである

お風呂はどうするか。

自宅では難しいため

デイケアを利用し

リハビリをしながら

入浴することになりました。

 

 

私のおばあちゃんは

比較的自立度が高かったため

身体的問題という大枠の中で

困りごとの優先順位をつけていきました。

 

 

中にはもっと複雑な事情や問題を抱えている

利用者やその家族もいますよね。

 

 

たくさんの問題がある中でも

まずは優先順位をつけて

最も必要なことは何か

を考えてサービスを選んでみてくださいウインクルンルン

 

 

 

 

ではまた♪