昨日４年前の2月の頃を思い出し、下記のように書いた。
4年前はまだ息子は中学生。
しかも高校受験真っ最中で、前期では志望校に合格できず、後期はどうするのか迷ってたときなの。
（今はそういう制度はなくなってるみたいだよ）
なので、上記の日の前日には息子は元夫とカラオケに行って男同士の話をしてたんだ。
私が元夫に「息子と話してほしい」とお願いしたのだと記憶してる。
ちょうど最近、彼に下記のように話してた太字部分のことだ。
その時に
息子の気持ちがわからなくて
そして息子が聞いても何も答えてくれなくて
今回元夫が生きていてくれたらよかったのになって思ったんだ。
私には話せないことを同性の親になら話せたかもしれない。
現に高校受験の時も元夫に話してもらってから少し変化があったし。
もちろん、元夫のいうことが正解だとは思えない部分も私にはあったけどさ。
でも、男の子には男親って必要なのかもしれないなって思ってしまったんだ。
私には何もしてあげられない。
って言ったんだ。
昨日、元夫とカラオケに行った息子。
元夫に「面接はすごく嫌だった」と言ったらしい。
私には「緊張した？」って問いに、「まあ」とか「ああ」とかしか言わなかったんだけどね。
離れて暮らしてるのもあるし、男同士って言うのもあるのかな。
元夫には私には話しにくいことも話せるのかもしれないね。
やっぱり息子には父親の存在は必要だし、大切なのかもしれない。
男同士でしか共有できない思いもあるのだろうね。
なので、元夫には素直に「息子と話してくれてありがとう」って伝えられたわ。
彼に元夫のことを愚痴った後だったから、私も穏やかに戻れてたってのもあるのかもしれないけどね。
私にとっては元夫は他人だし、深く話すと時にイラつく存在だけど、息子のことを考える気持ちは同じなのだろう。
息子と父親が良い関係ならそれに越したことはない。
逆に良い関係でいられて良かったなって思う。
元夫と話して息子は気持ちがぐらつき始めたようだ。
同じ話をするのでも、私からと元夫からでは息子の受け入れ方も違う気がする。
先生とか友達と話す時のように、相手の言葉を素直に聞いて、冷静に受け入れられるのかもしれないね。
母親には甘えとか反抗とか、要らないフィルターをかけてしまうから、素直になるのが難しいのかもな。
上記で書いてるように、私の言うことは素直には聞けないけど、元夫の話はすんなり頭に入ったのかなと思ったので、今回元夫が生きててくれたら良かったのになってちらっと思ってしまったんだ。
それで彼にこんな風に話したんだよね。
現に高校受験の時も元夫に話してもらってから少し変化があったし。
もちろん、元夫のいうことが正解だとは思えない部分も私にはあったけどさ。
でも、男の子には男親って必要なのかもしれないなって思ってしまったんだ。
ただ、当時の私は元夫の発言を受けて下記のように愚痴ってたけどね。笑。
元夫は私が最も嫌う言葉を放ってきやがったからだ。笑。
ランクを落とすつもりはないの？
って聞かれて、私は最初がダメだったら次は落とすつもりでいたけど、息子が同じ高校を受けたいと言うからそこは尊重したいと思ってる。
って話をしてたんだ。
それを含めて話してみるねってことなんだけどね。
次はランクを落とすのが常識らしい。
と言ったの。
その言葉に少し引っかかってしまったわ。
まあ、私は大人なのでそんな言葉にはもう噛みつかないから、
ランクを落とした方が良いのはわかるんですけどね。
って言ったけど。
元夫は塾の先生と以前仕事で絡んだことがあり、塾の先生からそう聞いたらしい(かっこ書きでそう付け加えてあった)けど、そりゃ塾の先生は確実に合格させたいからそうするだろうさ。
私だってそこは考えたけど、息子が行きたい高校を挑戦させたいんだもの。
そりゃね、「どこに行くか、ではなく、行って何をするのか」が重要なのかな、とは思ってる。
だから、行く高校にこだわる必要もないのかもしれない。
だけど、挑戦しなかったら後悔すると思うのよ。
ダメだった時も後悔しちゃうんだろうけど、
挑戦してみてダメだった時の後悔の方が清々しい気がするんだよね。
息子が父親と話して意見が変わるなら、それはそれでいい。
変わらなかったらそれだけ強い意思があるってことだから頑張れると思うし。
元夫も息子と話してみて、意思が固いと思ったら応援してくれるでしょう。
その方が後々の学費のことも相談しやすいしね
しかし、常識ってなんだよ。
大事な選択をする場面で常識って言葉を持ってこられるの好きじゃないんだよね。
世間一般の常識が息子の常識とは限らないじゃん。
私、そういう言葉を使う人本当苦手なんだよな。
だから、元夫と離婚したんだろうけど。
他にも長いことやり取りすると、いろいろイラっとするわ。
やっぱり自分が一番正しいと思ってるんだろうな。
ま、今は他人だから、噛み付く必要もないし、スルーも出来るようになったけどね
上記で書いたことは私と元夫の離婚理由である性格の不一致の中の最も一致してなかった部分だろう。
人生の大事な選択の場面で
世間の常識的な話を持ち出し
世間一般と同じ方向に導こうとすること
は私が最も嫌うことだ。
世間一般ではこっちに進む人が多いから、こっちに進むのが正解なんじゃないかな。
みたいな言われ方をされると
はあ？
別に私は世間が正解だと思う方向に行かせたいわけじゃないんだわ
と反論したくなっちゃうのよね。
私は
たとえ息子が進みたい道が世間一般の常識や正解と異なったとしても
息子が楽しめそうなことをしてほしいし、息子がしたいことをしてほしい。
と心から思っている。
それなのに、私の嫌う常識という言葉を持ち出してきたことに強い違和感を感じたんだよね。
当時はもう元夫と言い合うだけ時間と労力の無駄だと思ってたから、スルーしたけどさ。
息子の今後を左右する大事な選択の場面において
常識
って言葉を持ち出すなんて「さすが元夫だぜ」って思ったわ。笑。
私は口には出さなかったけど
世間一般の常識とかどうでもいいわ
世間一般とか、常識云々ではなく、息子が心から行きたいと思ってる方向に親として導いてほしいわ
ああ、やっぱり私と元夫はこういうところが合わないんだよな
って強く思ってたんだ。
だから、彼に愚痴ったんだった。
昨日、息子が元夫とカラオケ行ってる時間に彼と会って元夫のことについて愚痴ってきたの。
元夫とのメールのやりとりを見せながら、
ここ！
この言い方が上から目線で嫌だった！
ここ！
なんでお前に急に違う選択肢を提示されないとならないんだよ！
こっちはここ数ヶ月めっちゃ悩んで決めて、結論出してるんだから今頃志望校について意見してくんな！
元夫とのやり取りで、元夫に次はどこを受けるつもりなの？って聞かれたので、私が
○○高校にしたいと思ってたんだけど、息子は前回受けた高校を受けたいらしい。
って言ったら、○○高校は知らなかったみたいで、そこはスルーしてきて
△△高校は？
知り合いのお子さんが通ってるけど、良い学校みたいだよ。
家からゲキ近いよね。
と言われ、ムッとしたの。
ゲキ近い（この表現も私は好きではない。なのであえて使ってみた。笑）けど、そこは素行がよろしくない生徒もいるらしいという噂なので、私的には行かせたくない学校だったからだ。
そりゃね、行ってみないとわからないけど、今、この時期に新しい高校の選択肢を提示してくんじゃねえよ！
良く知りもしないくせに！
って思ったのよねぇ。
まあ、この時まで元夫に相談してなかったのもよろしくはなかったのかもしれないけどさ。
でも、息子の進学先は息子自身が決めればいいと思ってたから、そこは相談することじゃないと思ってたんだよね。
極め付けはこれ！
常識ってなんだよ！
お前の小さい世界の常識に息子の進学先を当てはめんじゃねえぞ！
って、言葉悪く愚痴ってたの
彼は優しく話を聞いてくれて、
えみちゃんから相談したの？
って聞かれたので
私から元夫には「息子が試験ダメだったから少し落ち込んでるみたいなのでハッパをかけて」ってメールをしたの。
と言ったら
なるほどね。
受験する高校のことで相談したわけではないんだね。
うん。
ただ、落ち込んでる息子にお小遣いでもあげて、やる気にさせてくれたら嬉しいなって気持ちから連絡しただけだった。
受験する高校は息子が決めるだろうから相談する気はないし
って言ったの。
そっか、相談されてないのなら、僕はわざわざ元嫁に自分の意見は言わないかな。
でしょー
私自身も多少落ち込んでたときに、散々悩んで決めたことに対して惑わすようなこと言われなくなかったんだよね。
まあ、元夫の言うことは一理ある。
だから、元夫が息子と話して、息子が納得した上で元夫のアドバイスに従うならそれで良いとは思ってるんだけど、私に対して上からなのが嫌なの
確かにメールの文面見ると上からな感じはするね。
でしょでしょー
もうさ、マジ、上からなのが許せなかったのー
他人のくせにさ、私に上からものを言ってくんな！
ってムカついたの
そうだね。
と言って、ぎゅーして、よしよしって頭を撫でてくれたの。
私の気持ちに寄り添ってもらえたし、いい子いい子してもらえたから、怒りはおさまったんだけどね。
単純な私
だから、彼の存在は本当有り難いわ。
まあ、息子にとったら、ちゃんと考えてくれる父親の存在もありがたいけどね。
ちなみに父親が新たに提示した高校は口コミみたら、ヤンキーがいるって書いてあったらしく息子も却下してました
彼に愚痴ったことで、私の気持ちは落ち着いたから、さらにどんな選択でも受け入れる気持ちは出来たけどね。
そうだ。
そうだった。
彼にしっかりと元夫のことを愚痴ってたんだったわ。
当時はまだ彼は元夫の実態を知らなかったので、上記のように私の気持ちに寄り添ってくれてただけで元夫のことはそこまで否定はしていなかったけど
今だったら
元夫ならそういうこと言いそうだね。
自分が聞いた専門家一人の意見をあたかも世の中の常識のように曲解し、それをすることが正解だと他人に意見を押し付ける。
でも元夫の言うその常識が正解とは限らないよね。
くらい言ってくれそう。笑。
彼は自分の意見を押し付けようとはしないけど
元夫からは
俺は塾の先生とも知り合いなんだから、お前（私）よりも受験に関しては詳しいんだぞ。
だから俺の言うことに従え！
というような意見の押し付け以上の支配的な圧を感じたのよね。
その塾の先生には息子のことは相談してないのだから、息子に対してその塾の先生のアドバイスが当てはまるとは限らないのにね。
塾の先生と仕事で関わったことがあるんだけど、後期試験はランクを落とす傾向が高いみたいだよ。
くらいの言い方だったら
やっぱりそうする人が多いよね。
と素直に思えてのだろうけどね。
常識とか言われるとムカッとするんだよね。
まあ、今となってはそんな元夫の意見でも私は聞いてみたいと思う。
私はもう元夫に洗脳されてはいないので、元夫の言う小さい世界の常識や正解を鵜吞みにはしなくなってる。
だからどんな意見でも良いから私とは違う視点の意見を聞いてみたい。
でも、元夫はもうこの世にはいないんだよな、なんてことを改めて思ってしまった。
今度息子と元夫のお墓参りにでも行ってみようかしら。
今私が心から願うことは、息子が彼と些細なことでも会話ができるような関係になって、彼の意見に耳を傾けてくれるようになることだな。
同性の先輩の話を聞くことは時に必要なことな気がするんだ。
彼も「自分ができることなら力になりたい」と言ってくれてるから、これからはもっと二人の距離が近づくように行動をしていきたいな。
彼は元夫のように常識とか世間一般の話を出して説得しようとするのではなく、あくまで本人の気持ちを尊重してくれる。
だから私は今息子が迷っているのであれば、彼の相談してみてほしいと思うんだよな。
この間私が彼にこんなことを言ったからか
息子の気持ちがわからなくて
そして息子が聞いても何も答えてくれなくて
今回元夫が生きていてくれたらよかったのになって思ったんだ。
私には話せないことを同性の親になら話せたかもしれない。
現に高校受験の時も元夫に話してもらってから少し変化があったし。
もちろん、元夫のいうことが正解だとは思えない部分も私にはあったけどさ。
でも、男の子には男親って必要なのかもしれないなって思ってしまったんだ。
私には何もしてあげられない。
土曜日に会ったときに彼は、私たちのお出かけに息子を誘ってみるのもありかなって言ってくれたんだ。
なので、「ただいまLINE」で下記のように感謝の気持ちを伝えたんだ。
青は彼
緑は息子
今までも何度か声をかけてるけど断られてるので、今後も息子が来てくれるかはわからないけどね。
でも少しずつ少しずつでいいから二人の距離を縮めていきたい。
そして、彼自身が息子のことを考えてくれて、私と一緒に行動しようとしてくれてることがとても嬉しいんだ。
こうやって、少しずつでも家族のようになっていけたらいいなと思ってるんだ。
彼と出会えたことは
離婚して良かったなって思えることの一つでもある♡
