大洗アクアワールドで見かけてすっかりファンになったエトピリカちゃん。
泳いでる姿がなんとも愛らしい。
エトピリカは日本では減少を続けてる鳥なんだそうだ。
その原因の一つとされているものが、漁業による混獲らしい。
エトピリカは海に潜って魚を食べるため、魚網に引っかかってしまうことがあるらしい。
これを防ぐために、環境省は漁業者に対して、原因となる刺し網の使用自粛を呼び掛けているらしいけど、減少し続けてるみたいだ。
決して、エトピリカを減らしたいわけではないだろうのに、人間の活動のせいで減ってしまってる。
胸が痛いことだ。
こういうことってたくさんあるよね。
エトピリカは海鳥だけど、写真を見ると胸とかお腹にふわふわの毛が生えてそうだよね。
その羽で体温を調整したりもしてるのだろう。
エトピリカは夏と冬とで羽の色も異なるらしいよ。
冬は真っ黒のお顔だけど、夏は白くてトサカみたいな飾り羽があるんだって。
なので今度は夏に見に行きたいな。
で、鳥の羽といえば、これからの季節ダウンジャケットや羽毛布団にお世話になる人もきっと多いよね?
私は去年までは羽毛布団を使っていたの。
その羽毛布団は大学生になって一人暮らしを始めた頃から使ってるから30年も使い続けていたのだけど、去年とうとう破けてしまって羽毛が出てきてしまったの。
なので、それは処分して今は羽毛ではない化学繊維の布団を使ってる。
軽いし、すごく暖かい。
今は化学繊維も進化してるだなって思ったよ。
私ね、その布団を処分するときに普通に自治体の指示に従って粗大ごみとして処分をしたのだけど、今思えばリサイクルに出せば良かったなって後悔してるんだ。
こんな記事もあったし、
こんな記事もあった。
ユニクロのダウンは着なくなったダウンをリサイクルして新しい服に生まれ変わらせてるみたいだよ。
ユニクロダウンリサイクル
クローゼットに眠ったユニクロのダウンは、お店へ。
着なくなったら、捨てる。
そんな時代はもう、おしまいにしよう。服から服へのリサイクル。それがユニクロの新しい挑戦です。その第一歩が、ダウン。着られなくなったユニクロのダウン商品を回収し、ダウンとフェザーの100%リサイクルを進めています。ダウンとフェザーをリサイクルすることによって、生産過程におけるCO2排出量を、約20%削減することが可能になります。ムダな資源を使わず、ゴミの量も削減、環境への負担を減らすことができる。
着なくなった服を、新しい服へ。そんな未来がもう、はじまっています。
12月14日までにユニクロのダウン商品を店舗に持っていくと5000円以上の買い物につき500円割引してくれるデジタルクーポンをプレゼントしてるらしい。
2月29日まで使えるので、年明けのセールの時にも使えるよね。
※ユニクロオンラインストアの会員登録が必要です。※スマートフォンをお持ち下さい。
※対象商品であれば、回収の点数に制限はございません。(回収1点ごとにクーポンを1枚付与いたします)詳しくはこちら
着なくなったユニクロのダウン商品があるのであれば、ユニクロに持っていくと良さそう。
うちにはない気がするな。
元夫が亡くなった時に私と彼で元夫の服の整理をしたのだけど、その時にユニクロのダウンやユニクロの服があったけど、リサイクルに持って行かなかったんだ。
あの時もユニクロに持っていけばダウンに関わらずリサイクル商品として生まれ変わらせたり、衣料支援を行ってるのは知っていたのだけど、あまりにも色々とやることがあって捨ててしまったの。
心に余裕がないとダメだね。
反省。
ユニクロは動物に配慮した方法で育てられ採取されたダウンやフェザーを使用するよう取り組みを進めているそうだよ。
ユニクロは、動物に配慮した方法で育てられ採取されたダウンやフェザーを使用するよう取り組みを進めています。2019年末時点で、ダウン商品の生産に携わるすべての取引先縫製工場がRDS(Responsible Down Standard)の認証を取得しており、2020年以降もこの取り組みを継続していきます。
*リサイクルダウンに使用されるダウンとフェザーには、2019年以前に製造されたダウン商品から回収されたものも含まれます。
レスポンシブル・ダウン・スタンダード
ユニクロは、水鳥の動物福祉を守り強化するために、レスポンシブル・ダウン・スタンダード(RDS)をサポートしています。RDSは国際基準として、ダウンのサプライチェーン全体において最適な動物福祉の継続的な改善を保証するために監査を実施し、サプライチェーンがRDSに適合しているかどうかを確認します。お客様が安心して商品をご購入いただけるよう、責任ある原材料調達によって生産されたダウン製品を提供していくことが、ユニクロとRDS共通の目標です。
4つのキーポイント
- 水鳥が生きている状態でダウンやフェザーの採取を禁止
- 強制的な餌付けの禁止
- ダウンのサプライチェーン全体で水鳥の動物福祉を尊重
- サプライチェーンの各段階を第三者認証機関によって監査
羽毛の採取方法には主に3つの方法があるみたいだ。
◉羽毛の採取方法は?
ハンドピック
主に冬を越すマザーグースに用いられる採取方法。羽毛に与えるダメージが少ないため、質の良い羽毛となり長持ちします。しかし現在は、生きている水鳥から羽毛を採取するハンドピックは動物愛護の観点から欧州では禁止されています。
マシーンピック
羽毛を機械で採取する方法。食肉生産のために屠殺された水鳥の羽毛を機械で刈り取ります。現在流通している羽毛の多くはこの方法で採取されています。
ハーベスティング
羽毛が生え換わる換羽期(ハーベスト)に自然に抜け落ちた羽毛を採取する方法。グースの場合はこの採取方法が許されています。羽毛の宝石と言われるアイダーダックダウンも抜け落ちた羽毛で作られます。アイダーダックは産卵期に抜け落ちた羽毛を巣に貼り付けて卵を暖かく保ちます。その巣についた羽毛を、卵が孵化した後に人の手で採取します。
私は羽毛の採取方法は食肉のために屠殺された水鳥の羽毛を機械で刈り取ってるものだと思ってたの。
これね。
マシーンピック
羽毛を機械で採取する方法。食肉生産のために屠殺された水鳥の羽毛を機械で刈り取ります。現在流通している羽毛の多くはこの方法で採取されています。
彼は「自然と抜け落ちた羽毛を拾って集めてる方法もあるよ」って言ってた。
これのことだよね。
ハーベスティング
羽毛が生え換わる換羽期(ハーベスト)に自然に抜け落ちた羽毛を採取する方法。グースの場合はこの採取方法が許されています。羽毛の宝石と言われるアイダーダックダウンも抜け落ちた羽毛で作られます。アイダーダックは産卵期に抜け落ちた羽毛を巣に貼り付けて卵を暖かく保ちます。その巣についた羽毛を、卵が孵化した後に人の手で採取します。
高級羽毛に使われてそう。
でね、私は生きた水鳥の羽を人間の手で抜いてる方法はしてないのかなって思ってたんだ。
欧州では禁止されているしね。
だけど、2009年にスウェーデンのドキュメンタリー番組「カラファクタ」が、欧州で本来は禁止されているグースのライブハンドピックの実態をレポートしたらしい。
バイヤーと身分を偽って番組取材班がハンガリーの生産業者に潜入したところ、生きた水鳥の胸やお腹にある羽(つまりフェザーやダウン)を人間が手でむしり取ってたみたいだ。
ダウンの需要があまりにも高く、屠殺した水鳥からダウンを採取するのでは間に合わない状況なんだそうだ。
しかもより質の高いダウンをとるには屠殺後よりもライブハンドピックのほうが良いらしい。
本来、適切なライブハンドピックは、羽毛の生え変わりの時のみに行われ、皮膚にゆるくついてるだけなので血が出ることはないそうだ。
採取方法も厳密なルールが存在してるらしい。
まず胸から腹部のフェザーを採取し、その後ダウンを採取する。
ダウンはフェザーと違い、全部というわけではなくまばらに採取するのみと決まっているみたい。
水鳥は通常生後12週間~14週間で成熟し初めての羽の生え変わりがやってくるので、この時に初めてのライブハンドピックを行うのだそうだ。
その後6~7週間で再び羽毛が生え揃うので、次のライブハンドピックとなる。
だけど、上記の番組ではまさにむしり取ってたようなんだ。
水鳥はキーキー鳴いていたようだし、皮膚が裂けてしまってる水鳥もいたみたい。
しかも麻酔なしで裂けた皮膚を縫合してたらしい。
羽をむしり取られた水鳥の血糖値は2倍にも跳ね上がってしまうそうだよ。
それだけ苦痛だということだよね。
そのまま死んでしまう鳥もいるそうだ。
そんな残酷なことあってはならない。
しかも、人間が食べるために強制給餌をさせられ、太らされ、レバーも肥大させられ、最終的には屠殺されてしまう。
そして屠殺後も羽を採取される。
2009年の番組を見た視聴者の反響が大きく、屠殺した鳥から採取したものだと保障されるまでダウンは販売しないと決定した業者が出たり、EUに提訴する国があったり、ダウンを買うのをやめようと訴える人が出たりしたそうだ。
だから今は生きた鳥の羽をむしり取ってる生産業者はいないと信じたい。
だけどきっとその生産業者だって自分たちの生活のためにそれをしてたのだものね。
せめて、水鳥たちに苦痛を与えない適切な採取方法にすることは出来ないものかな。
まあ、欧州圏ではそもそもライブハンドピックは禁止なんだけどさ。
今では、ダウンで有名なブランド「モンクレール」「カナダグース」「パタゴニア」では、動物に対し残酷な扱いをしないだけではなく、悪影響を与えない。
そして環境に配慮した方法で原料を生産している厳選された工場と契約し、製品を製造するような取り組みがされているみたいだ。
そういう販売店が増えていくと動物が残酷な扱いを受けないで済む世の中になっていくかもしれなよね。
私は、最初の方でも書いた通り、生きた水鳥の羽をむしり取って採取してるなんて思ってもみなかったんだ。
だから、実態を知ったとき胸が痛んだの。
その話を彼にしたら、彼も私の胸の痛みに共感してくれて、ダウンの採取方法について一緒に調べてくれたんだ。
切り取った一部分だけを見て判断するのは危険だと思ったし、自分の目できちんと調べないと自分なりの考えを導き出せないと思ったの。
調べながら
どうすればそういう残酷な扱いを受けてる動物を減らすことが出来るのだろう?
って考えたんだ。
答えは出ないし、私一人の力では世界を変えることは出来ない。
だけど、私に出来ることはしてみようって思ったんだ。
水鳥の羽の採取の件でいうのであれば、今後はダウンや羽毛布団を購入しようと考えることがあったら「きちんと動物に配慮した方法で羽毛を採取している工場のみと契約してるよ」と明記してる販売店の商品を購入するようにしようと思ったんだ。
息子にもそういうことを伝えていこうと思った。
伝えるだけで、判断するのはあくまで息子の意思に任せるけどね。
私の意見の押しつけはしたくない。
もしくは、ダウンに代わる軽くて暖かい化学繊維を使用したコートやジャケットも検討してみようとも思ってる。
ただ、自分の好みの問題もあるから、好みではないものは購入はしないけど。
そして、今あるものは大切に使用するし、もし使わなくなったときはリサイクルに出すことにする。
でも、それだけしていたらいいということではないんだよね。
だって、結局は人間が食べるために水鳥たちは屠殺されてるんだもの。
しかも、きっと水鳥たちにとっては食べたくもないものを無理やり口に入れさせられてるんだよね。
フォアグラは食べなくても人間は生きていける。
無理やり水鳥たちを太らせる必要はないよね。
だけど、人間も生きるために命をいただいている。
非常に難しいことだ。
これから先もきちんとその重みを受け止め、感謝をしながら命をいただいていこうと思ってる。
自分の贅沢のために動物が犠牲になることがないようにしたいとは強く思った。
こういう問題は一人一人解釈が異なるよね。
それでいいと私は思ってる。
羽毛布団を使うな!
ダウンを着るな!
肉を食べるな!
そういう個人の価値観を押し付けることではないと私は思ってるんだ。
羽毛布団を使って、ダウンを着てるあなたは動物虐待をしてますよ。
お肉を食べるなんて残酷ですよ。
そういうことでもないと私は思ってる。
この記事を読んでくれた人も一人一人感想はきっと異なるだろう。
だから一人一人が現実を知って、そのことについて考えてもらえるだけでいいのかなって私は思う。
私は知らないまま過ごすのはよろしくないなとは思ったの。
だから私は調べたくなった。
そして、自分の考えをブログに書こうと思ったんだ。
だけど、実態は結局は不明で、自分としてもはっきりとした答えが出せないでいる。
だって、欧州では禁止されてる生きたまま羽を採取する方法を欧州圏のハンガリーで行ってたわけだからね。
もしかしたら、氷山の一角なのかもしれない。
だから
自分はどうしたいのか
で考えていくしかないと思ったんだ。
一人一人が「自分はどうしたいのか」を考えていくしかないのだろうね。
私は日々命をいただくことに感謝していただき続けるしかないのだろうな。
食べ残すことは絶対にしないようにしたい。
まあ、そこは食いしん坊の私なので今までもしてないけど。
動物性もものだけでなく、植物由来の食べ物も積極的に食べていきたいとは思ってるよ。
ただ私はヴィーガンにはなれそうにはないんだよな。
バランスよく色々なものをいただいて健康的に暮らしたいと思ってしまってるからさ。
自分勝手でごめんね。
この記事を書いた時も思ったけど、本当に難しい問題だ。
だけど、目を逸らすことはしないようにしていきたい。
人間には道具を使ったり、道具を作ったり、新しい技術を開発することが出来る賢い頭脳がある。
だから頭を使って化学の力で動物を犠牲にしない方法も模索し続けられるといいよね。
人間と動物が楽しく共存できる社会になっていけるといいな。
私が胸を痛めたときに一緒に胸を痛めてくれて、一緒に考えてくれた彼にも心から感謝だ♡
まとまりがなくてすみません。
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