レジで戸惑う in Belfast | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

 

ベルファストにあるお土産屋さんで

いくつかお土産&自分のための物を

見繕い(黒い顔の羊に私は弱い)

 

 

高校生?バイトの子かな?と思われる

あどけない男の子が立っているレジで

お金を払おうとすると

 

” %$#@&& ?"

 

え?何て言ったの?

 

"Sorry?"

” %$#@&& ?"

 

???

 

" %$#@&& ?"

 

自分の買い物は既に終わり

横で私が払い終わるのを待っている

夫の顔を見上げた

 

「袋がいるかって訊いているんだよ」

 

そんなことが数回あった

 

そして、アメリカに帰って来た気が付いた

あれは

Do you want a wee bag with that?

と訊かれていたのだと

 

「ベルファストのスラング」でググると

「なんでもかんでもweeと付ける」と出てくる

 

Weeは「小さい」という意味で

ダブリン出身の亡くなった義母も

「可愛いくて小さい」物を指す時に

weeなんたら、と使っていた

 

ベルファストでは、小さかろうが

小さくなかろうが、weeと

付けることがあるらしい

 

アメリカのレジで

”Do you want a bigger bag?”

と訊かれることはあっても

"Do you want a little bag?"

と訊かれることはまずないから

bagの前に形容詞が入ることは想定外

それを早口のベルファスト訛りで言われ

単純な単語と文章であるにも関わらず

全く分からなかったのだ

 

アメリカ英語が「普通」になっていると

北アイルランドの英語って難しいわあ

 

アメリカに住んで25年

ローンだとか年金だとか

お金の話をしている時以外は

何を言っているのか分からないと

いうのはなくなった

サウス・カロライナに住んで2年強

サウス・カロライナでも、ジョージアでも

ケンタッキー訛りでも(ほぼ)どんと来い、である

(ビーチタウンなので、色々な所から

観光客が来るのです

それも、呼吸困難でマスク付けて)

 

まだ、時々、分からない単語

出てくるけれどね

 

それは、また次回

 

 

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