私の春休み2016 ⑥
船に乗り遅れるわ、水溜りは飲まされるわ、やる気のない避難訓練には巻き込まれるわとなかなか珍事の凝縮された時間を過ごしていた私達。あまりにいろいろと立て続けに起こっていて忘れそうになるが、まだまだ時刻は10時かそこらである。起床4時間でこれかいな・・・・・次のフェリーの乗船時間は11時半であったが自分のあまりの不運っぷりに怯えたエリックが「もう船着き場に戻りませんか?次に何が起こるか分かりませんし・・・・」と言うので、そのまま港へと引き返すこととなった。エリック 「ところでもん、そろそろうちのマミーから君に連絡が来るのでは?」(※息子より私にメールした方が確実に返事が来ると最近気付いたらしい)私 「あぁ、本来ならベルファストに到着している頃合いだからな・・・・」エリック 「マミーにフェリーの件をなんて説明しましょうか・・・・」私 「極度の心配性の人間にわざわざ今報告しなくてもよいのでは?こんなことでハラハラ心配させるのも気の毒だし、隠すのが嫌なら帰ってから笑い話にすれば良い。」エリック 「でも、マミーに嘘は吐けません・・・・」いや、救急搬送されようが、チャリで事故ろうが母に連絡などした試しのない私にはフェリーに乗り遅れた位で母親に報告する心境など想像も付かないのだがまぁ、エリックがそう主張するなら、一応連絡しておこうか・・・・。ちなみにその後マミーからは「滞在時間が短い場合のベルファスト観光の手引き」がメールで送られてきた。+++++++++++++++なんだかんだと長い道のりを経て、ようやくフェリーへ乗り込んだ私達。片道3時間程なので、時間的には長くもなく短くもなくと言ったところなのだがここでエリックがこう切り出した。エリック 「そうだ、フェリーの中で遊ぼうと思っていろいろ持ってきましたよ。」私 「何を持って来たんだ?」エリック 「トランプと、あとドミノです。」私 「・・・・・・・・・・・・・・ドミノ?」一体何故、揺れる船内でドミノなんぞやろうと思ったんだ、エリックよ。エリック 「あ、間違えた、ドミノじゃなくてジェンガです。」いや、そのゲームも全く同じ問題をはらんでいるように思うが。結局この後アイルランド上陸までポーカーに興じた私達。昼食を賭けた熱きバトルは私の完全なる圧勝であったが、よくよく思い返せばその後昼食を奢ってもらった覚えがない。オイコラ、エリック。(続く)+++++++++++++++こちらもよろしくお願いします(´Д`)『映画シャーロックのロケ地・撮影場所を元イギリス在住者が16カ所厳選して紹介』『卒業シーズン到来!ちょっと個性的な卒業メッセージ厳選22』