こうして明日の朝はやってくる。
つい今朝方のことである。仕事が午後からなので今日も今日とて朝寝を決め込んでいた私。と言っても実は例のセントラルヒーティング問題がまた再発しここ数日壁の中からはゴンゴンゴンゴンと景気の良い騒音が聞こえているため昨夜も寝付けたのは4時近くになってから。今朝は9時に所用でお隣のピアノ嬢が来ることになっていたので8時半くらいまでは貪るように爆睡してやろうと思っていた。が、折角夢の世界に落ちたと思ったものの今度は朝7時50分に鳴り響くチャイムの音で起床。ちょっと早いが郵便屋だろうか、と思いつつ未だパジャマでベッドの中であるため居留守を使うことにした。が、この郵便屋、とにかく粘る。3分間ほどチャイムを鳴らしまくり、さらにはドアをバンバン叩きながら「ハロー?」と大声でこちらに呼び掛けてくる始末。もはやほとんど借金取りの域である。と、ここで同じく居留守を決め込んでいたハウスメイトが我慢の限界に達したのか「朝っぱらからなんなのよ!」と玄関をブチ開けた。この時点でまだベッドの中だった私も聞き耳を立てていたのだが玄関からは予想外の声が聞こえて来た。お隣のピアノ嬢である。煩いわよ、なんなのよ、止めてよ、というハウスメイトに対し、え、なんでこんな時間まで寝てるの?もう朝よ?と笑いながら言い返すピアノ嬢。まるでこちらが非常識であるかのような反応だったが、そうは言っても時刻はまだ朝の7時50分である。あんたの早起きは美徳だが、人を巻き込むのは止めてくれ。結局この時彼女は追い返されたようだが、その後8時10分、20分、30分と何度か我が家のドアがノックされていたのできっと彼女が来たのだろう。もっとも私もハウスメイトもそれを完全に無視していたので、最終的に私が彼女に応対したのは当初の約束の時間である9時。もはやこの時点でいろいろうんざりしていた私、今朝のピンポン地獄に関して文句を言う気力もないかったのでその話題には触れないつもりだったのだが、予想に反していうか、切り出してきたのは向こうからであった。ピアノ嬢 「ねぇ、今朝何度もピンポンしたの聞こえた?」私 「・・・・・・・うん、何の用事だったの。」ピアノ嬢 「早起きして暇だったから、少し早めに行っただけよ。」いや、あんたの都合で何を言ってますねん・・・・・。私 「あのね、私、寝てたの、あの時。」ピアノ嬢 「知ってるわよ。寝坊したんでしょ?」私 「寝坊っていうか、初めから8時半まで寝てるつもりだったの。それを8時前に起こされたの。」ピアノ嬢 「でも8時なんて学生なら学校に行く時間よ。」知 ら ん が な 。私 「私、学生じゃないし。あの時間に起こされる理由ないから。」ピアノ嬢 「でも私は6時には起きてたわよ。」私 「・・・・・・で?自分が起きてるから人を起こしても良いと思ってるの?人にはそれぞれ生活リズムがあるの。自分を中心にみんなが動いてくれると思わないで。」ピアノ嬢 「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」ついに、ついに言ってやったわ!!!と歓喜に打ち震える私と、むっつり黙り込むピアノ嬢。これで何か月もの間私を苛んできた早朝のピアノともおさらば出来るかもしれない。こんにちは、平穏な日々・・・・・・!!まぁ、彼女が本気で反省しているかと言うとなんか良く分かんないけどお隣が不機嫌で嫌な感じくらいの認識な気はするが・・・・・。+++++++++++ピアノ嬢が誰か分からない人のためにリンクを貼ろうとしましたがあまりに我々の戦いの歴史が長すぎて該当記事が5つくらいあったので諦めました。「ピアノ」で記事検索して頂ければ、私の苦難の日々をご覧いただけるので予習復習にどうぞ・・・・。