元気になりたい時に行くごはんやさんがあって、そこは自分でゴマをすり潰してタレを作って食べるトンカツやさん。栄養価はもちろんおかわり自由だったりタブレット方式だったりでもそれに甘んじず接客も丁寧でそのホスピタリティの高さは私の大好きなロイホに並ぶ。まだ若干咳も出るけど、そうだあそこに行こうとひらめくくらいには元気になってきた。私の場合、食欲が健康のバロメーターだと雑穀米普通盛りを2杯たいらげて思う。小さなすり鉢でごまをすりながら、ゴマ千粒ってこれくらい?と加藤晴彦が脳内で囁いてきた。たしかに1000粒ってこれくらいかもしれない。いやコレ通じる人いるんかな。令和。
風邪が大してなおってないのに飲みに行ってしまったからか、風邪が長引いた。こんなにカゼカゼ言うてるのもなかなかないんじゃないか。中高で皆勤賞だった健康優良児だけど、さすがに年齢を感じざるを得ない。でも年齢のせいにしたくない。だから厄のせいにする。もうすぐ後厄が終わるのだ。30代女性の厄は長い。まじで長かったぞ。この風邪を厄落としとして私はまた2月から新年を迎える所存。そして最近は椿屋四重奏のアルバムを順に聴きなおしている。昔からTOKYO CITY RHAPSODYと孤独のカンパネラを鳴らせをマイ名盤としているけれど、僅差でトーキョーシティかなと思ったら、CARNIVALも負けないくらい良くて困る。今から椿屋2025のセトリに期待しっぱなし。今一番楽しみなライブ。
昨年の話になるけど書いてなかったので書こうと思う。ラジオコネクターという番組があって、その中で毎週ある中田さんのコーナーに初めてメールを送ってみたのが11月の話だ。
きっかけは、いつも通り聞いていたその番組にて、パーソナリティーの相越さんという方が「中田裕二の曲で色気を感じる曲」として、イニシアチブを選んで流してくれたことだった。皆さんの思う「セクシー」かどうかはわからないですけど…という感想も含めて、それそれそれなんですよ!!!!と私は心で叫んでいた。そして私はその共感と感動と興奮とあとありあまる日頃の中田裕二の楽曲への想いとかなんやらをその場でメールにしたため(ちなみにその時私はバスに乗るところでした)、後日番組宛に送った(後日にしたのは少し頭を冷やそうとしたためです)。ちなみに送った内容は、イニシアチブを選ぶ相越さん最高ということと、なによりやっぱり「正体」がエロイということである。最早正体大好き芸人と化している。
で、だ。問題の放送は11月末。いつものようにコーナーを聴いていると、相越さんが中田さんに「中田先生、こんなメールが来ています…」と語りかけた。私のラジオネームが読まれ、「相越さんこんばんは、初メールです」と、私が書いた文章が相越さんの美声によって命を吹き込まれている…!!!!!ラジオを聴くようになったのが中1、つまり24年ほどラジオリスナーをしていながら、メールを読まれたことなどこれまで一度もなかった(スクールオブロックとかは何回か送った気がする)。これが私の人生初のラジオネーム「em」のデビューである。しかも私は「正体」を流してくれというそれだけで送ったつもりなのに、あろうことか中田裕二本人の前で読まれている。私の書いた、椿屋四重奏の曲の「わかりやすさ」よりソロ曲の「わかりにくさ」のほうが色気を感じるという感想を相越さんが代わりに伝えてくださっている。そして中田さんも、「オオ」「ハイハイ」とかいう相槌はもちろん、ソロ曲での表現方法などについて語っている。
感動した。
私の投げたものがちゃんと届いたのだ。同じ時間を生きているのだ。大袈裟だが、結構真剣に思った。この日の放送はしっかり録音させてもらい、親しい友人に聴かせた。日頃私のオタクっぷりを見ている彼女の感想は、「結構おさえたね!もっと変態なこと送ってるかと思った!」だったのでこの子よくわかってるなぁと思った。放送の中でイニシアチブも正体ももっとやらないとなぁと仰っていたが、年末のイベントのセトリには正体が多く入っていて私歓喜。まぁ行けてないんですけど。今年は福岡のどこかで聴かせてください。正体大好き芸人より。
今日は職場の先輩と飲みに行った。それぞれの好きな音楽の話をしたのがとても良かった。みんなそれぞれ違う畑だけど、熱量は同じ。推しにプライベートで会えた時の涙してる写真とか。コロナ禍で再会できた音楽とか。私も中田裕二の話多めだったので中田裕二の人と認識されたように思う。心地よいのは私が発する単語をみんな知ってくれていること。共通言語が多くて安心する。友達にはなかなかいないものだ。先輩のうちのおひとりは初めて職場の外でお会いする先輩で、普段つけてるマスクの下の素顔が美しくて恋するかと思った。サカナクションが好きな先輩。いっくんアクスタは買わないと言っていたが写真集含めて興味はあるらしい。私買うので一緒に見ますかと言ったら喜んでくれた。また会える口実ができた。
鼻水の勢力が少し衰えてきたかなと思ったら今度は強い喉の乾きからこみあげてくる咳がヤバイ。思えばここ5年ほどはインフルとコロナ以外の風邪にあたったことはなかった。あったとしても私の常備薬ぺラックT錠で発症を抑えきれていたので、ここまで厄介な風邪菌に侵された私の体、なかなか驚いていると思う。
職場で後輩の女の子と椎名林檎の話になった。彼女もお姉さんと林檎博千秋楽に参加しており、チケットについて、彼女のお姉さんはファンクラブに入っていたにもかかわらず取れなかったがCDのシリアルでなんとか取れたと言っていた。結構長く好きなんですか?と訊かれたので正直に99年からだから25年だね…というと私生まれてないですと言われてしまった。2000年生まれらしい。信じられない。いや2000年ってこないだなんですが?勝訴が出て飛べない鳥出て矢井田瞳がダリダリ言ってたんですが?あの年に生まれた女の子がこんなに立派な大人になっているというのが信じられない。私はどれだけ成長しただろうか。
昼ごはんを食べながらいつものようにラジオコネクターを聴く。ここでも林檎博千秋楽についてパーソナリティが話している。青春の瞬きが流れて泣きそうになった。ライブでもうっかり涙しそうになった曲。年明けたのにまだレポ書いてないことを思い出す。今年こそ書きたい。