TVerでやっとこさ観た、関ジャムのBUMP特集。前にも書いたが好きすぎて嫉妬するこじらせなのでこういうの平常心で観られない。だが観てよかったと思った。藤くんが天体観測の想いを話してるのが聴けて良かった。(再レコーディングについて)8人でやってる気持ちだったと言ってるのがらしくてよかった。
さて中身。こういうのの何が嫌って、BUMP愛について私を超えるものがいないからなんだ。ハイ痛いこと言うてますよ。でもほんとなんやもん。すまんね。詞先だと思ってました~とかマジで言ってんのだろうか。いやそれもわかるちゃわかるけどこの人もともと英詞で歌ってた人であって、初めて作った日本語詞がガラスのブルースで友達に聴かせたとこから全ては始まってて、ロストマンが9ヶ月の難産だとかいうのも当時のJCDのインタビューとか観てりゃわかるやん。あと当時のJAPANとか読んでたらわかるやん。その位置に座っときながらいちいちワイプで初めて知った的驚きリアクションとか素の藤くん初めて観ましたとか言ってるのとか、それは番組に対するリップサービス?とも思ったりしたがこんなん思うの私だけだろか。なんで私がそこに座れんのですか!!!と憤るくらいにはワタシ彼らの情報通なんである。(熱くなってゴメンネ)
といった具合に、BUMPってなんかしらんけどほんとに大好きです!!!ってさせる宗教的力がある。宗教といってもそこに変な意味はなく、普通に好きという気持ちはなんだって宗教である。だからゲストの皆さんが少年少女みたいになってたのはとても共感できた。ゲストの選ぶ一曲みたいなんが面白かったんで私もやりたい。
・embrace(2004)
藤原基央という人は楽曲全編通して見えないモノを見ようとするところがあるのだが、個人的にこれこそ真骨頂だと思っている。(過去記事に詳しく書いてた)
・ランプ(1999)
藤井風が何なんwでハイヤーセルフのことを歌っているのは皆さんご存知だろうがこれもそういうことだと2022年になって気づいた。番組で佐藤さんがちょっと言っていたが、藤くんはいつだって自分に語りかけてる。たとえそれがラブソングに聞こえたとしていつも内的対話をしてる。天才ってナチュラルにこういうことができるもんなんである。
・K(2000)
今回の特集で一言も出てこなかったのが不思議なくらいの曲。私が彼らにホントの意味でハマったきっかけが天体観測リリース後のラジアンリミテッドでのBUMP特集だったんだが(聴いてた人いないかな·····)その時紹介されたのがラフメイカーとダイヤモンドとコレ。5分そこそこの曲に歌詞という制限ある形で、こんだけドラマティックな物語がなぜ詰め込めるんか??なにこの疾走感??聖なる夜は聖なる騎士になったってなにその震えるオチは???流行りの邦楽とは一線を画す、衝撃的ナンジャコレ感。まさにセンセーショナル。それがコレである。
・番外編
私の考えるBUMPとRADの決定的な違い
といったかんじで、あんだけBUMPにお熱だった私も齢35となり、今は少し離れたところでBUMPを見守ってるただのファンの1人である。番組後編もきっと私はあーだこーだ言いながら観るのだ。そんなわけでだいぶ満足したので、今回は以上!(やましげ時代のスクールオブロック風に)
