大阪に来ています。各駅停車の新幹線をとっていたので果たして私は4時間半も耐えられるか?!と内心ビクついていたわけだが、SixTONESや中田裕二、そしてゴリパラ(FODでダウンロードしたやつ)に救われてあっという間の移動でした。わけあって初日はひとりホテル泊だったのでこちらも緊張(謎の)しつつ中田裕二のBGMのおかげで楽しいホテルステイとさせていただきました。まじでありがとう音楽。ということでMステを録画し忘れたわけです。林檎ちゃんの大物の風格も令和ならでは。隣にならぶSUZUKAちゃんも負けぬカリスマ性。そしてついにTOMOOちゃんの時代が来たね。







今度内Pが復活するらしい。嬉しい。私が中学から高校の間、日付が変わる前のあの時間帯(ネオバラ枠っていうんだね)、ほんと面白いバラエティーばかりだったんだよ。月曜日は内P、火曜日はぷっすま、水曜日はマシュー、木曜日はQさま、だったはず。内Pの後継がくりぃむナントカだったかな?最高やんか。私、当時レッド吉田の「今日のレッド」が好きでメールアドレスにレッドって入れてたよな。メアド考えるとか今そんな文化ないんやろうなぁ。頻繁にメアド変えるやつとかいたよな。あんまり変えるやつは個人的には信用ならんと思ってたな。学校終わったらセンター問い合わせとかしたよな。何も来てないんよな。ねぇみんなiモードって知ってる???で、その頃BUMPも好きだったからそれ関連の単語も組み合わせてたな。私の初めてのメアドはレッド吉田と藤原基央の融合だったんですわ。いやしかし打ち切りに近い形でおわった(はずの)あの番組が復活なんて…ほんと何事も終わりを嘆く必要はないですよ。時が来ればこういう盛り上がりもあるんだ。だからフジファブリックも大丈夫(過去記事参照)










K-POPはBTSを好んで聴く程度でほぼ別界隈にいる私。次から次に生まれる新しいグループになんとかついていけているのは職業上情報が必然的に入ってくるため。みんな同じ顔に見えてしまうというのは相変わらずなんだけどそのグループがどこの事務所なのかとか系列とか音楽性っていうのはだんだんわかるようになってきた。なんていうか日々ビット数があがっていく感覚だ。女性グループならNewJeansは結構好みだと気づいた。隆(藤井)も好きな様子を見ると、やはり、と思う。少し昔のJ-POPで育った世代は好きなんじゃないか?





ボーイズグループでいうと、ボイネクが好きだ。といってもそんなに曲は知らない。少し前に聴いたBut sometimesという曲が良くて、この子達の音楽はどうやら好みなニオイがする!と思い込んでいる。BTSの後輩らしいから、やはりその系譜なのかも。私はこのあたりの音楽が好きらしい。

で、彼らの日本デビューシングルが今週発売となった。これにはBut sometimesの日本語バージョンが収録されているという。これは是非とも聴きたい!ということでAmazonで聴いてみた。感想。



え、これ日本語なん???やっぱオリジナルが至高やがな…(シュン)




日本語に聴こえなかったのは、彼らの発音がどうとかいう話ではなく、それ以前に歌詞の問題だ。たとえば椎名林檎の輪廻ハイライトという曲がある。歌詞はハチャメチャだが日本語なのに日本語に聴こえないいわゆる空耳アワー的作品だ。この日本語バージョンも空耳アワーなかんじがした。普通に韓国語の曲に聴こえるのだ。ただこれは韓国語じゃなく日本語なので日本人の私が聴くとその日本語の意味と、変なところで途切れるような気持ち悪い語感が残ってしまう。原曲のほうが格段に耳障りがいい。わざわざ日本語にする必要あったのかと思ってしまうくらいだ。語呂が悪い。いくら原曲の歌詞に近づけて作詞せねばといっても、日本語には何千という単語があって様々な言い回しがあるんだから、なにもそれをそこにはめなくても…と思ってしまう箇所がいくつもあった。音符の数に対して文字数が少ないところ、逆に多いところがあって字余りにしても字余りすぎて勿体ない。




これを聴くと、いかに日本語を歌にのせるのが難儀かというのがわかる。エラソーに申してるが私ではなく世の作詞家やプロデューサーがよく言っていることで、日本語の韻がいかに大切かというのは過去ミスチルだったり宇多田・林檎あたりが売上とともに証明してきた。日本語ラップというのも然り。で、私はそれだから邦楽が好きなんだと何度も言っている。改めて歌詞を読んでみよう。




フザケンナ????!!!!!(ウソやろ)



大切なサビ第一声でフザケンナて!!!フッザッケンナァ~~~ていうてるやん!これでよかったんか???まだなんかなかったんか?!?!?!シャーシノナカて無理やりハメてるのも気持ち悪いよ!!


さらに読み進めると



ヒロタクミ誰や!!!!
と突っ込まずにはいられませんし





スッキリさポン?!?!?!?!?!

もうここまで来るとヤケクソなんかなって思う。



日本語的にはイミフでも原曲のゴロに限りなく合わせた耳障り重視の空耳アワーにしてくれたらよかったのに………なんて


何でここまでいうかって言うと、原曲がソークールなんです。ちなみにこの曲メンバーが作ってるんだよすごいよな。やっぱこっち聴こう。







FODで映画を見たんです。ずっとマイリストに入れていたのに、手をつけてなかったやつ。2024年にしてようやく。これです。




私が小さい頃からスーパーカッコイイと思ってる俳優、三上博史さん。そうそれは母親の刷り込み。でも事実三上博史はカッコイイ。世界で一番君が好き!のトレンディな博史も、この世の果てのクズな博史も、それが答えだ!のタカビーな博史も。でもやっぱリップスティックの博史が一番好きかな。そんな博史がいかにカッコイイかを過去に書いてるのでそちら参照してほしい(そんなヒロシに騙されてって曲あったねなんかね)。


私の愛するアーティスト・中田裕二も三上博史に似ているところがある。何が似てるのか分析してみたけど、顔立ちというよりかは骨格バランスかな。裕二(敬称略)は169cmで、博史も171cmといわれてるけどサバ読み疑惑あるので同じくらいと踏んでる。あとパーソナルカラーによるところもあると思っている(ブルベ)。でも不思議なことに決定的といえるものがなにもない。本当にどことなく、なんとなく似ているんだよな。なんなんやろ。実は博史、本城裕二という役名のままCD出してる。裕二ってすごない??ちょっと縁を感じるよね。



そんな折、中田裕二本人が「三上博史に似てると言われる」などと発言をしている(ツアーパンフ)のを見て「自分で言うな自分で!!!!」と憤ったりした。いや裕二は裕二で最高だよ。大好きだ。けど博史はまた違うねん!!!うぬぼれんな!!!!と思うくらいには博史が好きです(最早博史呼び)



うぬぼれんなよ!!!!(好きです)




さてこの映画。予想外に見たあとの余韻が凄かったので感想を書いています。考察記事はまた書くとして、とりあえず日記的な感想をね、書きますよ。



これは、2回以上観た方がいいやつです。


私1回観ただけじゃよくわからなくて。前情報としては「カメ止めにも似たどんでん返し系」というのがありました。ということは、サスペンスに見せたコメディか?それが救いで最後まで観れました(本気のサスペンスとかシリアス系が苦手。カメ止めはすごく面白いと感じたタイプ)。で、私はどういうオチかを考えすぎて最後訳わかんなくなったまである。深読みしすぎたというか。え、これつまりなんやったん?!?!?!ってなっちゃった。なのでめちゃくちゃググりました。この長いタイトルに「感想」とか「ネタバレ」とか組み合わせて散々ググりましたけどね、なんかあんま出てこないのよね!!!!諦めて2回目観ました。なんなら巻き戻しながら観ました。自力でなんとかしました。結果



なるほど~~~!!!!


ってなりました。以下ネタバレなのでこれから観るかもって人は絶対に読まないでください。




まず、主要人物の演技がすごいよね。1時間45分の中身はワンカット長回しに見えるほどの長丁場。実際は何個かつないでるらしい。まぁそれでも長いけど。まるで舞台演劇のような演出なので、その間どうしてもスタッフさんが見切れたり映ってはいけないものがうつったりもしたそうで。三上さんが嫌って言うので撮り直しもできないため(※ワガママではありません三上さんの演技論によるものです、わかるね)、CGで消したらしい。いやほんとこんな撮影ようやりましたねぇ…と言いたくなる。舞台が舞台なだけにバイオレンスなシーンも18禁のシーンも盛り沢山。俳優さんてすげぇ…って思わざるを得ません。



○演技の中の演技

どんでん返しってことはこれも何らかの「演技」をしているってこと?と思いつつ観ていたが、我ながらイイ線いってた。結局三上博史演じる間宮とその妻を演じる酒井若菜は実は夫婦ではなく、自らのシナリオのもとお互い邪魔な者を殺害するために動いていたというのが大オチ。私はこの同僚の関係に戻ってからの会話がとても好きでね。詩織さんって敬語で喋る博史がたまらなく良い。歳とっても公次さん※世界で一番君が好きのキャラの話し方なんやもん~~~!!!(好き) んで、ふたりともスイッチの切り替えがめちゃくちゃうまいんだ。2回見ると、ところどころで「素」が出てるシーンがある。あの時ほんのり感じた違和感は、そういう伏線だったのか~~~となる。



○で、どこからどこまでが2人のシナリオだったん?

それがね、3回観たけどわからないんです。ウォンがデリヘル嬢をバラバラにしようと言った時、間宮はそれはやめよう!!と焦る。詩織はいやそれもいいかも、と言う。ウォンを呼ぶところまでは計画通りだったとしても、そこからウォンがどう出るかは行き当たりばったりだったわけ(ウォンが来る前にそういうことを間宮も言っている)。キーパーソンは詩織だった。詩織は機転が利くキャラでところどころ計画を変えてたところがあったと思われるが、それがどこだったのかがわからない。酒井若菜の演技がうますぎるのだ。どこが「演技」でどこが「演技の中の演技」なのかがわからず大変混乱する。もしマネージャーが風呂場を見てしまっていたらとか、詩織とウォンのラブシーンからのデリヘル嬢覚醒も、もしここがこうだったら上手くいかなくないか???と思うことが非常に多く、よく出来てるトリックだともいえないというか(逆に言うと上手くできすぎだろと思う)私の読解力が乏しいからですかね??マネージャーが探しに来るのは計画通りだったのか?デリヘル嬢が銃を持ったのは?ケチャップのくだりは??要は

①何がふたりのシナリオ通りで
②何が想定外で
③何が想定以上に上手くいって

詩織のいう「パーフェクトだわ…」な完全犯罪に至ったのか、その経緯が知りたい。そこが理解できたら私、100パーセントこの映画スゲエ!!!って叫べるんですよ。このへん理解されてる人いたらコメントくれませんか。わからへん。



○カメラを回していた理由

レビューを見漁っている中でだれかが、なぜ2人がカメラを回していたのかもう少し説明が欲しかったと書いていた。私も一度観たあとではわからず、自分らの犯行を映像におさめたがるサイコパス的心理なのかな?と片付けようとしてた。が、2回見るとわかった。最後の種明かし的2人の会話の中で、間宮が「俺はそんなもん(データ)なくても詩織さん裏切ったりしませんけどね」と言っている。1回目はここを聴き逃していた。撮影していたのは、お互いの牽制のため(口封じ的な)というわけだ。いわば2人だけの秘密。そんな美しいもんじゃないけどさ。そういえばこんなレビューを見た。




すみませんどの記事か忘れたんですがお借りします。おそらく事件の数年後に、パソコンに映るそれをティータイム中に見ている女(詩織)のシーンのことが書かれています。詩織は夫が来るとパソコンを急いで閉じました。それを映画の中の映画として捉えてらっしゃるようですが… いやすみませんそれは無いと思いマス!!!!!ここはやはり、そんなやべー記録映像を家族団欒の時間に思い出を振り返るかのごとく観ている詩織のサイコパス感の演出だと私は思います。どちらかが口を割らなければ明るみに出ることはない、誰も知ることの無い完全犯罪。ふたりは素知らぬフリしてそれぞれの家族とそれぞれの幸せを築いていた。そんな幸せなエンドロールからの



○最大の問題のシーンへ

これ、変な話ここがメインですよね。ここ描くためのあの長回しっていうくらい。ラスト5分のエンドロールからがクライマックス。カメ止めを見た人なら、な~~~んだサスペンスをコメディチックに仕上げたサイコパス話かよ!シュール!ってほっこりエンディングになるのかと思ったよね(人殺してるけどね)。さっきも言った通り、二人の絆みたいなのが横断歩道を介してなんならエモいまでに描かれようとしてるのですよ。元彼元カノかのように。何度も言いますけど実際それそんな美しいものではなくて(人殺してますから)。で、あの一瞬のシーンってわけ。最強のオチ。これ、結局なんなんっていうなら「因果応報」ってやつですね。実際監督のインタビューまでたどり着き読んでみたらやはりそう言ってました。

エンドロールでの朗らかな日常がラスト一瞬でぶち壊されるところに全てがあります。今もなんとも言えぬ余韻が残っているのはアレのせいだ。これは私だけじゃないと思う。この感情になんか名前あるならつけてほしい。




さてそんなかんじでダラダラと書いてみた。いつか気が向いたらもっと考察深めたヘンテコな記事書きたい。







ずーっと昔、スクールオブロックのヘビーリスナーをしていた頃。BUMPのHappyがリリースされた頃かな。曲終わりにやしろが、「藤くんがハッピーバースデーと言うだけでこんなに遠回しなのかと思う」と一言言ったんだ。この曲の良さを語る上で、またBUMP OF CHICKENというバンドを表すうえで最適な、奥行きのあるすごいコメントだと思った。日本語ってすごいんだ。これだから私は日本語が好きだし邦楽が好きなんだと思う。大袈裟なことを言えば、私は母国語として日本語が持てたことが幸せだと思っている。外国語として日本語を学ぶのは正直しんどい。このニュアンスをはたして理解できるだろうか、私の知能ではできなかったと思う。だからさ、毎年言うてるんですけど誕生日おめでとうって違和感なんですが私だけですか?そこはありがとうじゃないんか?って言いたくなるの頑固オヤジだからかな。君は居なくなったけど今年も皆が覚えてくれているよおめでとうならわかるかな。とにかく私から言いたいのはつまりこういうことだよ。同じ時代に生まれてきてくれて、いい音楽残してくれてありがとうな。