膨大になってきたファイル管理をどうしようか悩んでいたところ目についたのが
「As/R」というファイラーソフト。
Windows標準のエクスプローラーに代わり、ファイルを表示/管理できるソフトで
起動、表示速度共に高速化しながらより自分好みなカスタマイズを行うことができるというもの。
私が欲しかったのは主にファイルやフォルダにタグ付けをして管理する
というものだったので、それ以外の機能については
既存のエクスプローラーに近いインターフェイスを目指そうと設定を弄ることに。
ヘルプを見ろ、と言われるものの如何せん情報量が膨大であり、
何がどこにあるのか視認しづらいのも事実であるため
ここでは自分が行った基本的な設定についてざっくりとまとめてみようと思います。
あくまで私が現在のエクスプローラーに近い方が推移しやすい、というだけの話なので
似たような設定を試したい人、及び再導入が必要になった際の覚書として書いている、
ということを予めご了承下さい。
尚、インストール等の導入部についてはヘルプや公式にまとめてあるので割合します
(作者様のHP:AMA Soft)
以下、インストール後のお話。
(インストールはエクスプローラー風で行いました)
①フォルダーツリーの設定
新規タブを開き、表示→ツールバー、
もしくは下の画像のフォルダアイコンからフォルダーメニューが開けます。
エクスプローラーとの最初の相違点はまずフォルダーメニューの表示項目でしょうか。
デスクトップ下位にライブラリやコンピューター等はありますが、
ダウンロードやその他お気に入りの登録メニュー等が無いことが気になりました。
各動作設定に関してはそのタブの歯車マークから直接ができるので、
フォルダータブにある歯車マークからオプション、
もしくはタブを開いた後、ツール→環境設定→オプション等から動作設定画面を開きます。
(後者から飛んだ場合、ツリーの表示設定はバー→フォルダーの項へと進んで下さい)
するとツリーに表示する項目、という欄があるので
そこに表示させたい項目を追加/削除することで管理を行うことができます。
頻繁にアクセスするフォルダ等を登録することでより便利に使えそうですが
多様しすぎると起動が重くなる可能性もあるようなので注意が必要です。
②フォルダー表示モード設定
続いて気になったのが表示モード推移について。
デフォルトのエクスプローラーでは画像ファイルが多いフォルダなどを分析し、
自動でサムネイル表示化してくれる機能がありました(ややいい加減ですが)
この機能は地味に便利だったので、フォルダー単位、
もしくは特定階層以下のフォルダーに対して同様の処理が行えるよう設定してみます。
先程と同様に何れかの手段で設定を開き、リスト→表示→フォルダー設定と進みます。
特定フォルダ単体を指定するのであれば、一番上の絶対パス指定、
複数のフォルダを指定したいのであれば真ん中のワイルドカードパス設定を行います。
特定階層以下全てに対して何らかの表示設定を行う場合、
ベースとなるフォルダパス\*
とすればそのフォルダパスを含んだ全てのフォルダ、
つまりそのフォルダの下位フォルダ全てを対象とすることが可能です。
例えばマイピクチャ以下のフォルダ全てをサムネイル表示したい場合、
表示モードをアイコン、表示サイズをサムネイル等に変更し、登録フォルダーを
C:\Users\ユーザー名\Pictures\*
とすればマイピクチャ内の全てのフォルダに対して表示設定を変更することが可能です。
③おまけ?
起動時のデフォルトパスを設定したい場合は
設定のリスト→表示→初期値
のリストの初期フォルダ、という欄からフォルダ指定が可能です。
最後に
参考程度に上記設定を行った際のエクスプローラーとの比較画像でも上げときます
(上がAs/R、下が標準のエクスプローラーで画像フォルダを開いた様子)
まだ導入したばかりなので、色々と使いこなせていない部分もありますが、
一先ずエクスプローラーからの推移に関しては(個人的には)
違和感無く行える設定はできたかな、といった感じです。
まだ肝心のタグ付けについては行っていないのですが、
期待に胸を高鳴らせつつ、もうちょっと色々と弄ってみようと思います。
何か必要事項等あればまた追記するかも。