スイスで妊娠出産 -52ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

「すっぱいもの」が無性に食べたくなって、
大量のドライドトマトを平らげたあとに、
下痢になったという話を先週書きましたが、
その後も何度か軽い下痢に見舞われています。

もちろん、ドライドトマトを一度に大量に食べてしまうような
おバカな行動はもうしていません。

なのに下痢が起こります。

調べてみると、
「つわりで吐くなどの症状がない人は、
吐かないかわりに下痢になりやすい」
という記述を見つけました。

でもね、
「妊娠中の下痢は危ない」っていう話も、
インターネット上ではけっこう見かけるから、
なんとなーく不安になってしまいます。

妊娠って人それぞれだから、
一般的といわれる妊娠と自分の妊娠を比べて、
「あれは同じだけど、これは違う」って一喜一憂しているよりは、
何があっても「自分はきっと大丈夫」って信じて、
不安を乗り切るしかないのね。

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スイスの健康保険では、「多くの場合」、
加入してから12か月以内は妊娠出産費用は保険の適用外である
と定められています。

「多くの場合」と書いたのは、
駐在等で急に日本からスイスに来ることが決まった家族に妊婦がいる場合、
会社が企業契約している保険会社の特別なオプションをつけて、
1年以内でも出産費用を負担してもらえるよう手配してくれたり、

数あるスイスの保険会社によっては、
「スイスへの移住後に妊娠したと思われるケースは、1年以内でも出産費用を負担する」
という規約になっている場合もあるからです。

また、スイスでの滞在期間が3か月以上1年未満で、
お給料を本国でのみもらっていてる駐在員や、
本国からの奨学金のみで留学している学生や研究員の場合、
スイスに所得税を払っていないため、
この12か月ルールが適用されないという話を聞いたとことがあります。

私たちの保険は、ご多分に洩れず、
「出産費用は、契約2年目から負担される」という規約でした。

イサオの会社が企業契約している大手保険会社の規約です。

つまり妊娠したのが1年以上早かったら、私の妊娠出産費用のほとんどが自己負担だったのです。

出産費用の2万フラン(200万円)を自己負担。

考えただけでも、ぞっとします。

計画的に健康保険の契約2年目に妊娠したわけではないのですが、
(だいたい、妊娠なんて計画的にできるわけない!)
スイスの健康保険(その1):妊娠出産費用の負担額にも書いたとおり、
健康保険に関しては、
結果的に最良の選択ができたことになります。

私もイサ夫も、
宝くじで大金を当てるような幸運にあったことはまだありません。

にもかかわらず、
スイスに来て、大した専門知識もないまま、
本当に都合良く健康保険を契約できたので、
「私たちって、強運かも!」
と思い始めているしだいです。

ああでも....

宝くじに関しては、
そもそも、宝くじを買うことがないから、当たりようがないの。

この際、自分の強運を信じて、
ユーロミリオン(ロット)でも買ってみようかしら。

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私とイサ夫が加入している保険は国民健康保険でも会社の健康保険でもありません。
民間の保険会社の健康保険です。

なぜなら、
スイスには日本のような国民健康保険制度(Universal Health Care)がないから。

ええ、
アメリカ大統領選でも議論の焦点となっている、あのユニバーサルヘルスケアってものが、
スイスにもございませんの!

でも、スイスに3か月以上滞在する人は何らかの保険に入ることが義務づけられています。
だからアメリカのように保険に入っていないばかりに、
ケガをしたり病気なっても治療が受けられないような気の毒な人はいないようです。

また、アメリカの健康保険では保険の適用になる治療が実際に病気になるまで分からなかったり、
本来は適用になるはずなのに保険会社が難癖をつけてきて、
最終的には支払われないということも多々ありましたが、
スイスではそのようなことはありません。

安心して治療を受けたり出産することができます。

しかしながら、
現在、私の加入しているちょっと高額な健康保険は、
もし今年妊娠していなかったら、
やっぱりもったいなかったかもしれません。

来年(つまり出産後)は1年目と同じ基本的なプランに戻すつもりです。

まだ詳しく計算していないのではっきりしたことは言えませんが、
スイスで出産するとして、これから出産までにかかる費用は、
2万フラン(200万円)くらいだと思います。

スイスは物価が高いから仕方がないのだけど、
切迫流産で入院したり、逆子で帝王切開になったりすると、
あっと言う間に3万フラン(300万円)になってしまいそうです。

おお怖い....。

健康保険のありがたみを痛感せずにはいられませぬ。

本当はね、お金のことばかり考えていたくはないのよ。

もっと美しいことや楽しいことを考えていたいのだけど、
生きていくにはお金が必要だからしょうがないの。

健康保険についてはまだまだ書き足りないので
この話は明日も続きます。

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