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スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

頭では「今年のスキーはお預け」と分かっているのに、
腕は、スキーのエッジを磨いて、
目は、Mind the Addiction(Teton Gravity ResearchのスキーDVD)を見て、
足は、スポーツ用品店のスキー売り場へと向かってしまうアイ子です。

妊娠初期は、つわりが殆どなかったため、
自分が本当に妊娠しているのか不安な毎日を送っていましたが、

妊娠中期に入って胎動を感じ始めてから、
「ミニアイちゃんは、今日も元気!」と思えるようになったためか、
すっかり気が緩んでしまって、
妊婦としての自覚がなくなりつつあるのかもしれません。

はたまた、ますますボケてきて、
時に自分が妊娠しているという事実さえ
頭からすっかり抜け落ちてしまっていることも否定できませぬ。

それとも、ただの現実逃避?

これからもっとお腹が大きくなってきて、
色々な動きを不便に感じるようになってくれば、
妊娠という状態を常に意識せざるをえなくなるのでしょうけどね。

他の妊婦さんは、
いつでも自分が妊娠しているということを自覚しながら行動しているのかしら?
私にはいつ「妊婦としての自覚」とか「母親としての自覚」が芽生えるのかしら?

こんな私を尻目に、
イサ夫はどんどん「妊夫」となり「父親」となっていっているのに....

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私が凍った道や雪の上で滑って転んだりしないか、
義母はいつも心配しているようです。

今年のクリスマスはスイスに来ないという連絡が入ったときも、
「氷や雪の上で滑らないように気をつけてね」
と念を押されてしまいました。

そんな義母に、
「クリスマスにいらっしゃらないなら、
スキーに行きたいと思っているんです」
とは言えなかった私。

結局、
今年のスキートリップはお預けということになりました。

それで今日は、
来年のスキーシーズンを夢見ながら、
地下室のバンディットちゃん(私のスキー)のエッジを簡単に磨いたあと、
錆びないようにワックスをこすりつけておきました。

未練がましい?

来年の12月に雪が積もったら、
いつでも山に飛び出していけるようにと思ってね。

注;スイスでは、子供を背負ってスキーをすることは禁止されています。
でも、大きなスキー場では、子連れの客がスキーを楽しめるように、
まだ立てない赤ちゃんのためのプログラムが充実しています。

ミニアイちゃんが生まれたら、
またガンガン滑るのだ!

そして、来年の冬はまだ早いでしょうけれど、
ミニアイちゃんが立ち上がったら、
私の母が私にそうしたように、
ミニアイちゃんにも徹底的にスキーを教えるのだ!

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義父母はクリスマス休暇にスイスに来ないことになりました。

妊娠の報告をした時、
義父母は興奮のあまり、
今すぐにでも様子を見に行きたいという感じでしたが、
クリスマス休暇まで待ってもらっていました。

でも、先週になって、
「赤ちゃんが生まれるまで、スイスに行くのは遠慮しておきます」
という連絡が入りました。

本当は、来たくてしょうがないんでしょうけれどね。
義父母のその心遣いに感謝。

年末年始は、私たちも忙しくしているので、
ちょっとホッとしています。

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