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スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

イサ夫のおでこの生え際に真っ白い毛が1本、
生えているのを発見しました。

私の妊娠が判明してから、
率先して家事を手伝ってくれているイサ夫ですが、
だいぶストレスが溜まってきているということでしょうか?

それとも、おバカになった私と付き合うのが、
苦痛になってきているのでしょうか?
(参照:ますますボケる

はたまた、
「イサ夫もドイツ語を勉強したら」って、
妻にしつこく言われるのが辛いのでしょうか?

一方の私ですが....

妊娠すると髪がパサパサになって元気がなくなると、
ものの本には書いてありますが、
私の髪は妊娠前と一切変わらず、
つやつや黒々しております。

おバカになったから、ストレスが少ないのかもね。

今日はこれから出産準備教室に行ってきます。
初めての夫同伴の日です。

今朝、イサ夫は朝ごはんを食べながら、
「僕は、先生の言っていること分かるかなあ」とか
「教室では、僕は何も言わなくてすむといいなあ」
などと心配そうに言っていました。

こんなことで弱気になっているイサ夫の頭に、
白髪が増えちゃうことの方が私は心配よ。

イサ夫、しっかりするのよ!

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私の住んでいるカントン(州)とその周辺には、
300人前後の日本人が住んでいるそうです。

その多くは、
スイス人もしくはスイス近隣の国(ドイツ、フランス、イタリア)の人と
結婚して、スイスにやってきた日本人女性(まれに男性)のようです。

その他は、
1-2年の滞在予定の駐在員家族や留学生のようです。

小さな子供のいるお母さんも大勢いるので、
日本語の幼児教室やプレイグループもあると聞きました。

ミニアイちゃんには、日本語をしっかり覚えてもらいたいと願っているので、
近い将来、
スイスに住む日本人のお母さんと幼児教室などを通してお付き合いを始めることを
とても楽しみにしています。

同時に、とても不安にも感じています。

なぜなら、私はスイスに来てからのこの2年間、
スイス在住の日本人と出会う機会が殆どなかったからです。

私の行動範囲内に全く日本人がいなかったのと、
忙しすぎて、自分から積極的に日本人コミュニティに参加する時間がなかったためです。

私の住んでいる街の日本人コミュニティは、
和気あいあいとみんなで仲良くしている印象がありますが、
規模がとても小さいだけに、
お互いに気を使ってお付き合いをしていかなければならないこともあるでしょう。

日本人だから、日本語を話すから、
もしくは日本に関係があるという理由だけで、
色々なバックグラウンドの人たちが集まっているんですものね。

ミニアイちゃんに日本語を使える環境を与えられるよう、
スイスの日本人コミュニティに受け入れてもらえるよう頑張らなくっちゃね。

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ドイツ語学校(その2):上級クラスにも書いたように、
現在のクラスメートの3人中2人は、
父親もしくは母親がドイツ系スイス人です。
だから2人ともスイス国籍も持っています。

ブラジルからの男の子はお父さんがスイス人でブラジルで生まれ育ちました。
イタリアからの女の子はお母さんがスイス人でイタリアで生まれ育ちました。

どちらの子も、幼稚園に行き始めるまでは、
家でいつもドイツ語を話していたそうです。

特にイタリア人の女の子の方は、
お母さんがスイス人なので5歳まではドイツ語の方がイタリア語よりも上手だったと言います。

それなのに、学校に通いはじめたら、
家でもドイツ語を一切話したくなくなってしまったそうです。

このクラスメートたちとおしゃべりをしていると、
とても流暢にドイツ語を話しているように聞こえますが、
動詞は、ほとんど活用しないまま使っていたり、
(例えば、Ich tue schwimmen とか Er tut schlafen というように、
「tun」という動詞だけを活用させるような言い回しをしたりね。
これは、南ドイツから北スイスにかけてみられる方言だそうです。)
冠詞を格(Kasus)によって正確に使い分けられないため、
当然、形容詞の活用も曖昧になっています。

自分の言いたいことは何でも言えるのに、
大学に入学するには、
正確に読んで書くことができないために、
ドイツ語学校で勉強をしているのです。

「家でお父さんやお母さんは、
ドイツ語を勉強するように言わなかったの?」
って聞いたら、

「言われていたけれど、
周りの子たちと違う言語を話すのが嫌だったから、
断固拒否してしまった。」
と2人とも答えていました。

きっと、その子たちのお父さんやお母さんも、
悩んだことなんでしょうけれど、
「外国で自分の母国語を子供に伝えていくのは、
決して簡単なことではないんだ」
と思いました。

ミニアイちゃんが日本語を正確に読めて書けるよう育てるには
イサ夫と私は、相当の努力をしていかなければならないんだろうなあ。

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