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スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

前回に引き続き、昨晩の出産準備教室も夫同伴教室でした。
内容は、立会い出産で、夫がするべきことの実践編でした。

出産は、以下の3つの段階に分けらています。
1. Eröffnungsphase(陣痛が始まってから子宮の全開まで)
2. Übergangsphase(赤ちゃんの娩出)
3. Nachgeburtsphase(胎盤の娩出)

この3段階の中で、夫の役割が最も重要になってくるのは、
最初のEröffnungsphase(陣痛が始まってから子宮の全開まで)です。

痛みを和らげるためのマッサージをしたり、
陣痛をしのぎやすくする体勢になれるよう手を貸したり、
陣痛の合間に妻に水を飲ませたり、
トイレに付き添ったり、
痛みのことで頭がいっぱいの妻に、夫は気を配らなければなりません。

今回の教室では主に、
夫と一緒にするバランスボールを使った運動や、
痛みを和らげるマッサージの練習をしました。

イサ夫は、見よう見まねで懸命にマッサージに挑戦していました。

1時間半の教室の中で、先生が何度も繰り返し言っていたのは、
痛みのひどいときも、そうでないときも、
夫は妻に献身的に付き添っていなければならないということでした。

例えば、
陣痛の激しいときは、献身的にマッサージをする夫も、
子宮の収縮の合間の痛みがないときになると、
妻をベッドに置いたまま新聞を読み始めたりすることがあるそうです。

これでは、妻と一緒に出産を乗り切ったとは言えません。

痛みのないときも、
「トイレは大丈夫?」
「喉は乾いた?」
「何か食べたい?」
「音楽をかける?」
と妻に聞いてあげたり、

「よく頑張ってるね」
「赤ちゃんのために一緒に乗り切ろうね」
と妻を励ます言葉をかけつづけるべきなのだそうです。

そして、
第2段階のÜbergangsphase(赤ちゃんの娩出)と
最終段階のNachgeburtsphase(胎盤の娩出)では、
夫は、助産婦と医師の指示に従って行動することが大切です。

決して、助産婦や医師の邪魔をしたり、
彼らの指示に口答えをしてはいけません。

また、助産婦と医師は妊婦の世話はしても、
夫の世話までは出来ないので、
「自分のことは自分でできるようにしましょう!」
と、先生は言っていました。

どれも、当たり前のことばかりなんだけど、
先生が同じことを何度も繰り返し言っていたので、
出産に立ち会う夫の中には、
「邪魔なだけで役立たず」という人が、
少なからずいるということかしらねえ?

この日の先生の話には、難しい専門用語が出てきたり、
日常会話では出てこないような動詞が多用されていたので、
イサ夫は、あまりよく理解できなかったようです。

ちょうど良いので、イサ夫には、
夫の役割の重要性について「少し誇張して」通訳しておきました。

イサ夫、覚悟するのよ!

参照:
出産準備教室(第1回):概要と妊婦ヨガ
出産準備教室(第2回):呼吸法
出産準備教室(第3回):産後の健康管理
出産準備教室(第4回):病院施設の見学
出産準備教室(第5回):夫の役割
出産準備教室(第6回):赤ちゃんのお世話
出産準備教室(第7回):母乳育児
出産準備教室(第8回):子供のいる生活

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今朝見た夢では、
私はすでに赤ちゃんを腕の中に抱っこしていました。

まず、
「私は、いつの間に出産を終えたのかしら?」
と戸惑う自分がいたのですが、

「あまりに安産だったから忘れちゃったのかも!」
と、すぐにその状況を受け入れていました。

赤ちゃんがずっと泣いているので、
「どうしたらいいんだろう?」
とボンヤリ考えていたら、
産んでからまだ一度もおっぱいをあげてなかったこと気づいて、
すぐに赤ちゃんの口におっぱいを近づけてみました。

でも、赤ちゃんが私のおっぱいに吸い付こうとすると、
おっぱいの先がボタン型のスイッチのように、
スポン!とおっぱいの中に埋まってしまいます。

するとタイミングよくドクターボスが私の横を通り過ぎたので、

「乳首がおっぱいに埋もれてしまって困っています」
と訴えたところ、

「そういうことは、よくあるから心配しなくていいよ」
と、ドクターボスは言いながら、
私の乳首をおっぱいの中からヒョイッと引っ張りだしてくれました。

ここで目が覚めました。

この夢のことをイサ夫に話したら、
「アイちゃん、色々と心配しているんだねえ」
と言っていました。

自分ではあまり心配事はないと思っているんだけど、
心の奥深いところで不安に思っていることがあるのかなあ....。

参照:
リアルな夢(その1):色と匂いのある夢
リアルな夢(その2):夢のつづき
リアルな夢(その3):美味しい夢
リアルな夢(その4):不安になる夢
リアルな夢(その5):未練がましい夢

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昨日、受け取った病院からの手紙には、
出産前に揃えておかなくてはならない書類についても、
詳しく書かれていました。

妊婦自身、もしくは妊婦の夫がスイス人の場合、入院時に必要な書類は、
「身分証明(日本人ならパスポート)」と「赤ちゃんの名前の申請書」
だけなのですが、

私たちは、スイスに縁もゆかりもないただの外国人駐在員なので、
もう少し色々な証明書類が必要だそうです。

まず、戸籍謄本を2通取り寄せて、それをベルンの大使館に持っていき、
「出生証明」と「婚姻証明」を1通ずつスイスの公用語で作ってもらいます。

上の2つに加えて、
スイスでの滞在許可書とパスポートのコピーも必要です。

大使館への赤ちゃんの出生届は、出生後3か月以内にすれば良いそうですが、
私たちの住むカントン(州)では、
生まれた時点ですでに名前が決まっていなければならないので、
外国籍であったとしても、入院時に「赤ちゃんの名前の申請書」に、
男の子だった場合と、女の子だった場合の名前を書いておくことになります。

今日は早速、
戸籍謄本を海外郵送してもらえるよう申し込んでおきました。

たった2通の証明書のために、
大きなお腹を抱えて大使館まで出かけるのは面倒だけど、
ミニアイちゃんのために頑張らなくっちゃね。

ちなみに、
入院時に必要な書類は、カントン(州)によって異なってくるし、
同じカントン内でも病院によって異なることもあるそうです。

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