スイスで妊娠出産 -12ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

最近、おならが止まりません。
もともと、あまりおならの出ない体質だったので、
全くコントロールのきかないまま、
大きな音とともにおならが出てしまうと、
自分でもビックリしてしまいます。

イサ夫は、私がおならをすると喜びます。
そして、私のおならにいちいち反応します。
(笑いのセンスは幼稚園児並みね....)

おならが止まらなくなったばかりの頃は、
アップ」と語尾が上がるようなおならをすると、

「あっ、今のは質問形!姫様、お呼びでございますか?」
と言いながら、イサ夫は走り寄ってきて、

ダウン」と語尾が下がるようなおならをすると、

「あっ、今のは命令形(もしくは回答形)!お嬢様、御用は何でしょうか?」
と言いながら、執事の真似をしたりしていました。

その後、イサ夫の「おならへの反応」は、
さらに多様化してきてました。

私がおならをすると、
「ダースベーダのテーマ」や「ベートーベンの運命」、「ショパンの葬送行進曲」
を口ずさんでみたり、

「うーん、アイちゃんのおならはバラの香り」
と、オカマちゃんのように頬に手を当てて言ってみたり。

大きな音が出ないように気をつけてしたおならには、
「今のは『バーチャルおなら』だね。
あっ、でも、匂いはついているから『セミバーチャルおなら』だ!」
と真面目な顔で解説してみたり、

おもむろにリモコンに手を伸ばし、スピーカーをミュートにしてから、
「あれ、アイちゃん、ミュートボタンを押しちゃったの?」
と聞いてきたり。

だんだん、イサ夫の反応が面白くなってきて、
おならをするのが嫌じゃないアイ子です。

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今日の尿検査も血圧測定も問題なし。

血圧は高いどころか、妊婦にしては低いくらいだったので、
もっと塩分をとったほうが良いのだとか。

妊娠本には、
「妊娠したら塩分を控えめにしましょう」
って書いてあったから、ずっと薄味にしてきたのだけど、
無駄な努力だったようです。

最近、子宮が上がってきて胃を圧迫しはじめたようで、
ちょっとでも食べ過ぎると、
吐き気がするようになってしまいました。

そこで、今までと同じ量の食事を、
1日6回に分けて食べるようアドバイスをもらいました。

食欲が落ちてしまったせいでしょうか。
体重を測定では、50.5キロ。
「4週間前と殆ど変わらないわね」と、
看護婦さんに心配されてしまいました。

それでも、超音波モニターに映ったミニアイちゃんは、
元気に成長していました。

頭、お腹、手足の長さから推定したミニアイちゃんの体重は、
1900グラム(誤差10%以下)。

私はもともと痩せ気味なので、
「予定日前後に生まれても、2700グラム位の小さな赤ちゃんになると思うよ」
と、ドクターボスは言いました。

ミニアイちゃんは、頭を下向きにした正常位のままでした。
子宮いっぱいに大きくなってきたので、
もう逆子になる心配はないそうです。

前回の検診でもらったNachtkerzenölのサンプルのおかげか、
最近、肌の調子がますます良く、
夜もぐっすり眠れていることをドクターボスに報告すると、
今日は、Nachtkerzenölの処方箋を書いておいてくれました。

Nachtkerzenöl(マツヨイグサの種子油)は、
健康保険の種類によっては、全く保険が効かないそうですが、
私の加入している健康保険では、ちゃんと9割負担してもらえました。

次回の検診は、10日後です。

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最近、自分でも喜怒哀楽が激しくなってることを感じています。
何でもないことで笑ったり、泣いたり、怒ったり。

先週は、こんなことがありました。

朝ごはんを食べながら、
「円高だから、日本のアマゾンから本を買うのは遠慮しちゃうなあ」
って、イサ夫に言ったら、

「何をバカなことを言ってるの?
必要な本は、必要な時に買わなきゃだめだよ!」
と、イサ夫は大きな声で言ったので、
なんだか悲しい気分になってボロボロ涙が出てきてしまいました。

イサ夫に怒られてしまったようで悲しいというか、
(本人は大きな声で返事をしただけだとは思うけど)

妊娠中の自分が働けないばかりに、
家の収入が減っているのが急に悔しくなったというか、
(生活に困っているわけではないけれど)

円高というつまらない理由で、この半年間、
日本から本を買うのを諦め続けていた自分が情けないというか、
(普段は倹約家であることを誇りに思っているけど)

そんなどうでもいい想いが心の中で複雑に入り乱れて、
大泣きしながらミューズリーとヨーグルトを口に頬張っていました。

でも、その5分後にはまたケラケラ笑って、
日本からどんな本を買いたいのか、
一生懸命イサ夫に説明をする自分がいました。

あれから1週間。
為替相場は一転、急激な円安傾向に!!!
昨日は「円が安くなるのを待った甲斐があったわ」と大変機嫌よく、
日本から本の注文を済ませたのでありました。

自分でも「おバカな理由でイサ夫を困らせちゃったなあ」と、
今回ばかりは、深く深く反省いたしました。

そこで夜、寝る前にイサ夫に聞いてみました。

「妊娠して喜怒哀楽の激しくなった妻に付き合うのは、
面倒なんじゃない?」

するとイサ夫は言いました。

「アイちゃんはね、妊娠する前からいつも難しかったよ。
でもね、それが面白いからいいの。
難しくないアイちゃんは、一緒にいてつまらないよ。
僕は研究者だから、問題があったほうが面白いの!」

よしよし、イサ夫君。
それは正しいお答えよ!

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