■起業物語31「私は何をする人?」
vol.925
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「ありがとう」「さすが」と
持ち上げられて
専門外にまで手を伸ばし
売り上げ数字を
追いかけ続けた私に起こった
衝撃的な出来事。
それは、長年お付き合いのある
お客様とのやりとりでした。
お客様がご自分の知人を
紹介してやろうと
私を呼ばれた時でした。
「この人はウチハシさんと
言って……
えっと……
何をしてる人って
言えばいいのかわからないから
自分で紹介してね~」
えーーーーーーーっ!?
私、紹介してもらえない
人だったんだ……。
初めて気づいた自分の姿。
器用貧乏の典型的な
女性起業家だったのです。
振り返れば当時の私は
*情報紙をつくる人
*チラシや名刺をつくる人
*ホームページをつくる人
*ブログ講座をしてる人
*フェイスブックを教えてくれる人
*起業女性を支援する人
*取材して原稿を書く人
などなど……
出会う人によっても
依頼する仕事によっても
私の顔が違うわけです。
そりゃ、何屋さんか
わからないはずだ……。
できることがいくつもある人は
「これができる」という
看板もない人だったんですね。
ここでもう一つ気づきます。
何をやっても、どれだけ
喜ばれ実績が出ても
どこか自信が持てず
なんだか中途半端感が
ぬぐえない。
その背景にあったのは
「私はこの専門家です!」
と言い切れる
たったひとつの「強み」を
持てていなかったから。
自分のことを
信じられていなかったのでした。
*できる人じゃなきゃ
ここにいてはいけない
*いい人でいなくちゃ
仕事ができなくなる
だから断れない、しぼれない、
とがれないという
器用貧乏の道をまっすぐに
走ってきていたのだなあと
今やっと気が付いてます。
事務所の事業に
大黒柱を2本建てようとした
結果、売上が伸びるどころか
ますます忙しくなっただけだった
大失敗事例。
個人事業主なのに
会社組織のような
事業展開を目指していたことに
気が付いた私は
ようやくひとつの
決断をすることになります。
この結果、失敗に思えた
2本目の大黒柱がちゃんと
事務所の大切な柱に
育つことになるのですが
さて、どんな決断だったのか。
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