■起業物語30「器用貧乏への道」
vol.924
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「モノ」ありきではなく
「想い」ありきの事業の
大切さを身をもって知った、
その少し前。
事務所に新しい出会いが
やってきました。
ネットの中の情報発信、
ブログを仕事に活かすという
発想でした。
それまで、ネタこそ仕事の
内容でしたが、活用方法は
完全に個人の日記ブログ。
そんな中、ある人が
「ブログの使い方を教えてあげる」
と声をかけてくださり
今の「お仕事ブログ」につながる
基礎の基礎や、フェイスブック、
ツイッターなどのSNSを
活かす楽しさを教えて
くださいました。
そして、もうひとつ。
「起業したい女性の相談を
事業にしたらいいのに」
そんなアドバイスも
いただいたのです。
情報紙を仕事にしていると
オープン広告の依頼もやってきます。
そんなご依頼をいただいていると
「広告にお金を投じる前に
大事なことがあるよ」と
アドバイスをするケースも
多かった当時。
ここから「女性の起業サポート」
という今の事業のきっかけが
生まれたのです。
★ブログ講座をはじめとする
ネット媒体の制作やアドバイス
★起業女性サポートのための
コミュニティづくり
新たな方向が見え始め
なんだかウキウキし始めます。
情報紙の仕事というのは
在庫を抱えずに済みますが
掲載枠に限りがあるため
売上の天井が自ずと決まっています。
在庫を抱えませんが
用意した枠が売れ残っても
かかる経費は一定のため
常に赤字と黒字の境界線で
ドキドキはらはらしっぱなしです。
伸びることのない情報紙の
売上を補うもう一つの柱が
欲しかった私。
ちょうど時を同じくして
兵庫県の経営革新計画という
ビジネスプラン申請を打診され
このタイミングだもの
「これしかない!」と
取組む決心をしました。
結果、経営革新計画の
承認事業になり
念願の女性起業家の
コミュニティも生まれ
ブログ講座も順調にスタート。
世界が広がり、売上も伸び
「流れに乗れた」と喜びました。
しかし、大きな落とし穴が
待っていたのです。
まずひとつは、
女性起業支援に力を注ぐほど
情報紙の売上は下がって
いったことでした。
一番の戦力だった私が
120%の力を注げなく
なったのですから
当然と言えば当然。
スタッフの動きもなぜか
同じように鈍くなり
伸びない売り上げを
補填するはずが
下がる売り上げの補填になり
結局、数字は横ばい状態。
忙しさと焦る気持ちだけが
増えていきました。
そして、もうひとつ。
「器用貧乏」への道を
まっすぐ走ることに
なったのでした。
ブログ講座を始めると
「フェイスブックも教えて」
というお願いに始まり
「あれはできる?」
「これもお願い!」
と、相談や依頼が次々に
舞い込みます。
頼られると嬉しい!
なんとなくできてしまうので
「目の前で困っている人を
なんとかしてあげなくちゃ!」
と一生懸命になってしまう!
「ありがとう」と感謝され
「さすがだわ」なんて
持ち上げられると
ますますその気になって
専門外にまで手を伸ばす。
でもそんな自分に
危機を感じることもなく
むしろ「これで売り上げが
伸びてくれるかも」と
やっぱり数字を追いかけ続ける
私だったのです。
そんな時、ある衝撃的な
出来事に出会います。
何があった!?
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