■起業物語32「あなたは、あなたでいい」

 

vol.936

 

学生時代の就活から独立起業を果たすまでの

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起業物語31「紹介されない人でした」

 

 

情報紙だけでは作れない

売上を、もうひとつの事業で

生み出そう!

 

 

そんな目標を掲げて

取組み始めた起業女性支援。

 

 

会員さんも順調に増え

講座を開いたり、会員さんのための

モニター体験会も盛況。

 

 

イベントのサポートをしたり

お茶会やランチ会も満席。

 

 

外部講師さんを招けば

「集客に強いセミナー」と

喜ばれ、なかなかの順調な

滑り出しでした。

 

 

さぞかし売り上げも伸びただろうと

思いきや……そうではなかったんです。

 

 

 

 

 

起業支援の数字が上がれば

情報紙の数字が下がる。

 

 

こんな現象は想定外でした!!

 

 

冷静に考えてみれば

ひとりで取り組める仕事の量って

限りがあります。

 

 

倍の仕事量を抱えて

それまでと同じように

動けるわけがありません。

 

 

おもしろいことに

引っ張る人の気持ちの熱さって

スタッフたちに伝わるのですね。

 

 

起業支援に力を注いだ分

情報紙はスタッフで頑張って!

と思っても、そうはいきません。

 

 

私の情報紙への注力が少し下がると

なぜか同じようにスタッフの注力も

ちょっぴり下がります。

 

 

結局、伸び悩んでいた売り上げの

補填とはならず、

「専門性に特化させたい!

でも、できない」という

ジレンマにますます落ちていったのです。

 

 

 

 

そうなると、今度は

情報紙の固定経費がだんだんと

足かせになってきます。

 

 

掲載料が入らなくても

印刷費や折込料などは

必ず決まった金額が必要です。

 

 

働いても働いても

売上を作っても作っても

全部、情報紙の固定経費に

出ていく日々でした。

 

 

積立保険を解約したり

子どもの学資に貯めていた

貯金を泣く泣く取り崩したり

しながら生活費を工面した日々も

一カ月や二カ月ではありません。

 

 

作り始めた頃の楽しさや

「お役に立てるものを」という

気持ちも、だんだんと

すみっこへ追いやられていきます。

 

 

長年、同じことを続けていると

少しずつ「飽きる」きもちが

出てきたのも事実。

 

 

そんな時、お客様から

「身の丈にあったもの」という

キーワードをいただく機会が

ありました。

 

 

「スタッフの手も足りない。

掲載料と経費のバランスも悪い。

うちの事務所の身の丈って

もっともっと”こじんまり”と

していていいんだ」

 

 

肩の力がふっと抜けた瞬間でした。

 

 

どうしても決断できなかったことを、

やっと決めることができました。

 

 

情報紙を卒業しよう。

 

 

こうして創刊から10年。

ひとつの目標だった

10年継続を、どうにかこうにか

成し遂げて情報紙を

手放したのでした。

 

 

すると不思議なことに

情報紙がなくなったスペースに

ちゃんと次の仕事が収まるのです。

 

 

もともとのスタート、私の原点、

ライターとしての仕事が

巡ってきてくれました。

 

 

手放せば入る。

 

 

大きな体験をさせていただきました。

 

 

 

 

振り返れば、こんなところでも

物事を決める軸は、やっぱり

外に向いていたんだなと

今にして感じます。

 

 

*情報紙を手放したら

ダメな人って思われない?

 

 

*できない人だったんだって

レッテルを張られたらどうしよう

 

 

「負けてたまるか」っていう

とってもムダな他紙への意地もありました。

 

 

お世話になっていたお客様への

ご迷惑も考えました。

 

 

でも自分がどうしたいのか。

 

 

本当はやりたかったの?

やりたくなかったの?

 

 

私じゃなくても、この仕事って

できる人がいっぱいいるよね。

 

 

今の私にしかできないことって

他にたくさんあるよね。

 

 

誰に遠慮することもない

誰の目を気にする必要もない

 

 

本当に好きなこと、

役に立てると思えることだけを

やっていけばいいんだ。

 

 

ひとつずつ、解きほぐしていった先で

気が付いたことは

自分の中にある本当の想いは

見て見ぬふりをしていたんだ

ということでした。

 

 

 

 

思い切って情報紙を手放してから

ちょうど1年。

 

 

私は何も変わっていません。

 

 

周囲からの評価も、特に

下がりもせず、責められもせず

私は私のままで、ここにいます。

 

 

むしろ本当にやりたかったことや

自分の特長を活かせることに

丁寧に向き合うことが

できるようになりました。

 

 

情報紙を手放してからの

起業支援の方が、身の丈に合った

事業に収まった気がします。

 

 

大きなコミュニティで

たくさんの人を引っ張るのではなく

一人一人とじっくり向き合い

寄り添って伴走する。

 

 

共に喜び、悩み、迷いながら

失敗してきたことを

包み隠さずお伝えし

成功起業へのヒントにしていただく。

 

 

じっくりじっくりと

事業の柱が育っています。

 

 

本当に自分がしたいこと。

本当に自分に向いていること。

自分の強みや特徴が

きちんと活かせる形。

 

 

それらをどれだけ早くつかめるか、

素直になって行動に移せるか。

 

 

一つ一つの体験や経験が

これから起業したい女性や

起業間もない女性たちの

役に立てる♪

 

 

そう考えれば、大失敗と

思ったことも、大切な

できごとだったのだと

今ならありがたく感じます。

 

 

 

 

「失敗したくない!」

 

 

たいていの方がそうおっしゃいます。

 

 

でも、失敗って大切です。

 

 

正確には

「失敗したと思える経験」

は大切です。

 

 

ホントはそれって失敗じゃ

ないんですけどね。

 

 

「成功したとは思えない経験」

とでも呼びましょうか。

 

 

ピンときたら素直に行動してみる。

 

 

自分の気持ちを信じて

一歩を踏み出してくださいね。

 

 

「起業物語*恩送り編」

長らくのお付き合い

ありがとうございました。

 

 

次はまた新しいサブテーマで

コツコツお届けしていきます。

 

 

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