エルクレスト下北沢店
木村佑介です^ ^
このブログをご覧の方で「金縛り」の経験がある方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
正確なデータは不明な所もありますが
約2人に1人は経験があると答えるそうです。
(私的には意外でした)
では、この金縛りの正体を睡眠異常の点からお話したいと思います。
睡眠中には、2種類の眠りがあります。
①ノンレム(non-REM)睡眠
→一般に深い眠りの事を指します。
②レム(REM)睡眠
→夢を見ている時の眠りと言われ、浅い眠りを指しています。
名前だけなら聞いた事はあるでしょうか?
そして今回はレム睡眠が主役です!
レム(REM)とは「Rapid Eye Movement」の略称で睡眠中にも関わらず、眼球が高速で動いているために、この名前が付けられました。
このレム睡眠中は特徴があり
・脳の活動が行われていること
・筋肉への血流がかなり制限されていること
の2点です。
身体を動かすためには、筋肉に血液が充分に送られる必要があります。
(スポーツのウォーミングアップの理由でもあります。)
ここまで来るとお分かりでしょうか!?
金縛りは、レム睡眠中の脳単独の完全覚醒が原因で起こります。
筋肉への血流が制限されているために、身体が動かないのが、当たり前っちゃ当たり前の状況なのです。
但し、年に何回もあったりする場合には、一度専門医の診察を受けるべきと思います。
それがタイトルにもつけたように睡眠異常を疑えるからなのです。