立ちそば日記50 出汁パンチ炸裂!元祖塩出汁の「白河そば」でもう一つの元祖メニューも | イラストで綴る日常

イラストで綴る日常

お仕事のこと趣味のことよしなしごと

こんにちは、イトウエルマです。

 

日々の立ちそばメモ帳から

食べたおそばの紹介をしています。

 

50軒目は 牛込柳町の「白河そば」。

醤油を使わないおつゆ、

元祖!塩だしのおそばが美味しいお店です。

この日はかけそばに煮卵をトッピング、

それにもうひとつの元祖メニュー、

きざみごはんと一緒にいただきました。

 

おそばの出汁は超濃厚、

きざみごはんはこのお店の良心が伺える味。

いつ食べても裏切られない美味しさ!

 

 

 

 

「白河そば」は牛込柳町駅のそば、

大久保通り沿いの坂を上がった途中にあります。

 
開店直後は行列してますが、30分でもずらすとスムーズに入れます。
 
白河そばといえば、醤油を使わない塩だしのおつゆで

すごいのが、出汁の濃さ。尋常じゃない。

私が家で使うなら2〜3倍は薄めるかも、と思うほどの濃厚さ。
油断してたら飲んだ瞬間に出汁パンチをおみまいされます。

 

 

コロナの間、白河そばには小さな変化がありました。

 

それは営業時間。

店主がお歳なこともあって、土曜日がお休みに。

今は月曜もお休みすることがあります。

 

 

 

白河そばの営業時間が短くなるたびに、どきどきする私。

 

というのも人気の立ちそば店が閉店する理由に

店主の年齢、ということがままあるからなのでした。

(土曜のお休みはお歳を理由にされていました)

 

この贅沢なおそばはここでしか味わえないから
なくなってしまっては困ります。
無理せず続けていただけたらなあ。
どんなに営業時間が短くなっても、
行ってみたら臨時休業だった、
みたいなことがあっても、
続けてくれるだけでいいから!
キラキラ割り箸
祈るような気持ちで毎度ありがたくいただいております。
 
 
今日はかけそば500円に煮卵100円をトッピング
(卵は生、半熟、煮卵すべて同価格。
それなら一手間かけた煮卵に 笑)
そして、塩だし同様、白河そばの元祖メニューの
「きざみごはん」(S)200円も注文しました。
 
 
カウンターあった無料の刻み昆布も載せました。
(朝はいつも置いてあります。必ずもらう)

 

まず、おつゆが透明です。関西よりも色の淡い、

九州博多くらいの、いわゆる白だしのおつゆが

おそばが隠れるくらいに張ってあります。

 

おつゆをごくん。

すると、

 

ガツーン!(出汁パンチ)

 ドンッグー爆弾キラキラ

いやや、今日も半端ない強さ(笑)

 

構えてましたが、想像を超えてましたあせる

他店の追従を許さないほどの濃いお出汁は

イメージ的には東京の本枯一本のお味、

というよりは関西的な複合バランスのお出汁。

それを、ぐっと濃厚にしたのが、

白河そばだと思ってもらえばよろしいかと。

 

これだけ濃いお出汁に浸かれば、どんなものも美味しくなります。

おそばは関西の出汁には合わない、と主張する人だって、

白河そばでいただいたなら、ぐうの音も出ないはず。

(ちなみに私は関西出汁でいただくおそばも大好きです)

 

白河そばはネギも関西や九州と同じ青ネギで

おそばやおつゆを引き立てています。

 

煮卵は色は濃いめなものの、

出汁味というよりは塩感の強いお味で

(塩出汁の返しに浸かっていたのでしょうか)

おそばだけでなくご飯にも合いそうです。

 

 

 

 

そうだ、本日は「元祖!きざみごはん」もあったんだ!

 

ということで、きざみごはんをいただきました。

 

 

ごはんの上に乗るのは大根の塩揉み&青のりで和えたきざみ油揚げ。

素材まんまのお味でさっぱりといただける。

まかない的な美味しさ、いいね!

(出汁になりそうなものを入れていないのも面白いところかと)

 

そうこうしているとおそばのおつゆを啜りたくなる、といった具合で

おそば→きざみごはん→おつゆ、

の三角食べに自ずと導かれるのでした。

 

 

 

唯一無二のお店です。行くたびにお店の繁栄と
店主と奥様のご健康を願わずにはいられません!
 

【白河そば】

東京都新宿区原町2−8

月金7:00〜13:00

土日祝休

(他に定休日あり。詳しくはXを!)