こんにちは、イトウエルマです。
日々の立ちそばメモ帳から
食べたおそばの紹介をしています。
50軒目は 牛込柳町の「白河そば」。
醤油を使わないおつゆ、
元祖!塩だしのおそばが美味しいお店です。
この日はかけそばに煮卵をトッピング、
それにもうひとつの元祖メニュー、
きざみごはんと一緒にいただきました。
おそばの出汁は超濃厚、
きざみごはんはこのお店の良心が伺える味。
いつ食べても裏切られない美味しさ!
「白河そば」は牛込柳町駅のそば、
大久保通り沿いの坂を上がった途中にあります。
すごいのが、出汁の濃さ。尋常じゃない。
コロナの間、白河そばには小さな変化がありました。
それは営業時間。
店主がお歳なこともあって、土曜日がお休みに。
今は月曜もお休みすることがあります。
白河そばの営業時間が短くなるたびに、どきどきする私。
というのも人気の立ちそば店が閉店する理由に
店主の年齢、ということがままあるからなのでした。
(土曜のお休みはお歳を理由にされていました)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![割り箸](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/257.gif)
まず、おつゆが透明です。関西よりも色の淡い、
九州博多くらいの、いわゆる白だしのおつゆが
おそばが隠れるくらいに張ってあります。
おつゆをごくん。
すると、
ガツーン!(出汁パンチ)
いやや、今日も半端ない強さ(笑)
構えてましたが、想像を超えてました
他店の追従を許さないほどの濃いお出汁は
イメージ的には東京の本枯一本のお味、
というよりは関西的な複合バランスのお出汁。
それを、ぐっと濃厚にしたのが、
白河そばだと思ってもらえばよろしいかと。
これだけ濃いお出汁に浸かれば、どんなものも美味しくなります。
おそばは関西の出汁には合わない、と主張する人だって、
白河そばでいただいたなら、ぐうの音も出ないはず。
(ちなみに私は関西出汁でいただくおそばも大好きです)
白河そばはネギも関西や九州と同じ青ネギで
おそばやおつゆを引き立てています。
煮卵は色は濃いめなものの、
出汁味というよりは塩感の強いお味で
(塩出汁の返しに浸かっていたのでしょうか)
おそばだけでなくご飯にも合いそうです。
そうだ、本日は「元祖!きざみごはん」もあったんだ!
ということで、きざみごはんをいただきました。
ごはんの上に乗るのは大根の塩揉み&青のりで和えたきざみ油揚げ。
素材まんまのお味でさっぱりといただける。
まかない的な美味しさ、いいね!
(出汁になりそうなものを入れていないのも面白いところかと)
そうこうしているとおそばのおつゆを啜りたくなる、といった具合で
おそば→きざみごはん→おつゆ、
の三角食べに自ずと導かれるのでした。
【白河そば】
東京都新宿区原町2−8
月金7:00〜13:00
土日祝休
(他に定休日あり。詳しくはXを!)