こんにちは、イトウエルマです。
日々の立ちそばメモ帳から
食べたおそばの紹介をしています。
50軒目は 牛込柳町の「白河そば」。
醤油を使わないおつゆ、
元祖!塩だしのおそばが美味しいお店です。
この日はかけそばに煮卵をトッピング、
それにもうひとつの元祖メニュー、
きざみごはんと一緒にいただきました。
おそばの出汁は超濃厚、
きざみごはんはこのお店の良心が伺える味。
いつ食べても裏切られない美味しさ!
「白河そば」は牛込柳町駅のそば、
大久保通り沿いの坂を上がった途中にあります。
すごいのが、出汁の濃さ。尋常じゃない。
コロナの間、白河そばには小さな変化がありました。
それは営業時間。
店主がお歳なこともあって、土曜日がお休みに。
今は月曜もお休みすることがあります。
白河そばの営業時間が短くなるたびに、どきどきする私。
というのも人気の立ちそば店が閉店する理由に
店主の年齢、ということがままあるからなのでした。
(土曜のお休みはお歳を理由にされていました)
まず、おつゆが透明です。関西よりも色の淡い、
九州博多くらいの、いわゆる白だしのおつゆが
おそばが隠れるくらいに張ってあります。
おつゆをごくん。
すると、
ガツーン!(出汁パンチ)
いやや、今日も半端ない強さ(笑)
構えてましたが、想像を超えてました
他店の追従を許さないほどの濃いお出汁は
イメージ的には東京の本枯一本のお味、
というよりは関西的な複合バランスのお出汁。
それを、ぐっと濃厚にしたのが、
白河そばだと思ってもらえばよろしいかと。
これだけ濃いお出汁に浸かれば、どんなものも美味しくなります。
おそばは関西の出汁には合わない、と主張する人だって、
白河そばでいただいたなら、ぐうの音も出ないはず。
(ちなみに私は関西出汁でいただくおそばも大好きです)
白河そばはネギも関西や九州と同じ青ネギで
おそばやおつゆを引き立てています。
煮卵は色は濃いめなものの、
出汁味というよりは塩感の強いお味で
(塩出汁の返しに浸かっていたのでしょうか)
おそばだけでなくご飯にも合いそうです。
そうだ、本日は「元祖!きざみごはん」もあったんだ!
ということで、きざみごはんをいただきました。
ごはんの上に乗るのは大根の塩揉み&青のりで和えたきざみ油揚げ。
素材まんまのお味でさっぱりといただける。
まかない的な美味しさ、いいね!
(出汁になりそうなものを入れていないのも面白いところかと)
そうこうしているとおそばのおつゆを啜りたくなる、といった具合で
おそば→きざみごはん→おつゆ、
の三角食べに自ずと導かれるのでした。
【白河そば】
東京都新宿区原町2−8
月金7:00〜13:00
土日祝休
(他に定休日あり。詳しくはXを!)