ゆずと乾燥唐辛子で自己流タバスコ。美味しくできた! | イラストで綴る日常

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こんにちは、イトウエルマです。

 

今年はゆずが豊作だったとのことで

実家から庭で成ったゆずをたくさんもらいました!

これらを保存食にできないかと考えました。

 
ゆずの保存食で代表的なのはゆずジャム。
(韓国でいうところのゆず茶)
ですが、私は甘い飲み物はあまり好きではないし
旦那に至っては甘いものは飲むことも食べることもしない人。
そもそも朝にパンを食べることもない我が家で
甘いゆず加工品を作るという選択肢は、ない。
(新婚当初は果物を見ればせっせとジャムを作ってたのですが
こんな旦那なので全く消費できず、いつしか作るのをやめました。
今頃になって茶色くなった瓶が保存棚の奥からでてくることもある。
そんな折にはローストのソースや中華の黒酢煮などに入れて消費してます。
これはこれでいい感じに使える♪)
 
そういえば、砂糖を使わないゆず酒を作ったこともありました。
 
こちら、間違いなくたくさんゆずを消費できて
とても美味しいゆず酒が作れる方法なのですが、
美味しく作ろうとすればものすごく手間がかかります。
(手抜き方法でもそこそこ美味しく作れます。
いずれもブログに載せてます)
 
気力の必要なメソッド、

どうも気分が乗らない。

(美味しいお酒作りには手間がかかるんですね)

 

 

乾燥唐辛子ならたくさんあるんだけどな。

 

 

我が家にあるのは中国産の満点星唐辛子。

辛さがシャープで柑橘のような爽やかさを持つ唐辛子で、

このところ気に入って使ってます。

(辛さは辛い鷹の爪くらいで、味わいはチェリーペッパーみたい。

チェリーペッパーは日本ではなかなか手に入らないので

満点星唐辛のこの味はとてもありがたい)

これをゆずと合わせて使える保存食、何かないかなあ。

 

試しにタバスコでも作ってみようか!?

 

 

実は己、生唐辛子を使ってタバスコを

作ってみた経験があり、それがとても美味しかったのを思い出していた。

 

正確にいうと、タバスコとは別物です。

タバスコは発酵させて味の劣化のないものを出荷しています。

自己流は生唐辛子とお酢をグラインドしただけで、

時間と共に味が変化していきます。

作りたてはフレッシュで素晴らしく、

時間が経ってもそんなにひどいモノにもならず、

最後まで美味しくいただけた。

(つまり本家タバスコよりも美味しかった!)

 

唐辛子とゆず、相性はいいはず。

 

実際、ゆずが唐辛子の柑橘感を引き立て、

とても美味しくできました。
唐辛子とお酢だけの自作タバスコよりも美味しい♪
 
タバスコ好きの旦那も
「これはうまい!何にでも使える!」
と大喜び。
和洋中。肉料理にも魚料理にもバッチリです。
(たとえばセビーチェにもおすすめ!)
南インド料理に辛味を付け足したいときには
自家製タバスコを一たらしして味を整えてます。
(サンバル、ラッサムなどがおしゃれな味になる。ほんと便利!)
 
 
さて、作り方です。

 

今回はお酢に加えてゆず果汁、そして保存性を高めるためにウォッカを使います。

 

 

作り方は至って簡単。

まず、乾燥唐辛子の種を取り除いたものをフープロにかけます。

(我が家では25年以上前のミルサーを、

いかなる部品も未だ取り寄せずに使い続けています。

全然故障しない素晴らしい商品ですよ、ミルサー)

 

 

ミルサーも今は種類がいろいろ。

氷も砕けるクラッシュミルサーというパワフルな商品も出ています。

ミルサーは全然壊れず買い替えのタイミングが来てくれないので

安さ優先ではなく、機能優先で購入するくらいがいいかも。

 

 

 

 

唐辛子は粉々にはなりません。

キムチ用唐辛子くらいのサイズ(七味唐辛子に入っている青のりサイズ)

が目立ちますが、調味料として使う分には困らないのでよしとします。

(ミルサーも、容器を選べば細かくできると思います。

が、洗う容器を増やしたくない己は粉の大きさには拘らない!)

 

 

次に、すべての材料を混ぜ合わせます。

ゆずのゼスト(皮の白い部分を取り除いたもの)、
ゆず果汁、酢、ウォッカ、
それと塩をちょっぴり
(味をつけるのではなく急激な発酵による劣化を防止するためなのでひとつまみでじゅうぶん!)
を唐辛子の入ったフープロに入れてしっかり撹拌します。
 
ゆず酢が多い方がゆずを大量消費できるけれど
品質の劣化も早まるので、保存環境を考えながらお酢を入れて塩梅します。
(冷蔵庫にいれるのならゆず酢たっぷりでよし、
常温保管ならお酢を多めに、など)
ウォッカは保存性を高めるためと、
酸っぱ辛いだけの調味料にしないために
味のバランスを見ながら入れていきます。
仕上がりはシャバシャバ目のうっすらトロみのある液体になるようにします。
時間と共に乾燥唐辛子が水分を吸ってトロみがついてくるので、トロみが弱くても大丈夫です。
 
できあがり!
 
すぐに使えます。
フレッシュさとシャープな辛さが美味しいですよ。
 
これ、おそばに垂らしてもイケる!?