エルム ジキル オフィシャルブログ「暴君ジキルによるシリアルキラーの作り方講座」Powered by Ameba -266ページ目

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エルムと言うバンド名

これは前にも語ったが改めて

俺様の好きなバンド

ブランキージェットシティー

意味は空虚な街

不良達の集まる架空の都市

ブランキー市長の都市

そんな感じで

歌詞も全てブランキージェットシティーと言う街で起きた事を描いてる

それを聞いてから街って良いなって思ってたんだけど

変わったバンド名や目立つ感じにしたいなと思ってたが

なかなか決まらずにいた

で、たまたまエルム街の哀夢を

適当にエルム(仮)って名付けたて読んでたら

ネクがエルムで良いんじゃないって言ってきて

他に良い名前浮かばなかったらエルムでもいっかなーって思って

それから数週間か一ヶ月くらい考えてみたけど

特に良い名前も浮かばずで

じゃあエルムで…良いか?みたいな感じで決まったんだな

特にどんなバンドにしようとかは最初考えてなかったけど

漠然としたビジョンはあった

エルムって名前に決まってからはそれは明確なビジョンになった

やっぱりエルムって言ったらエルム街の悪夢が浮かぶだろうし

ホラーが良いな…

みたいな感じで

まあ…なんて言うか

へーそうなんだ的に見てくれたら嬉しいかなと

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本日のBGM

一万人の第九

やはり良いな

聴きながら自然と涙が出てくる

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ゆらりゆらり

くるりふわり

電車に乗っていたのだ

目の前には

ぐりんぐりんに巻いた金髪の

ヘッドドレスをつけた

黒いロリータがいたのだ

時計のカバンが可愛らしい

その隣には彼氏だろうか

普通の男子がいたんだ

まあ東京では良く見る光景である

だがふと思った

何故この男は王子または

貴族の様な服装をしないのか

せめてナポレオンジャケットとか

俺様なら一緒に楽しみたいぜ

街中でワイングラス片手に

ボンジュール

お酒を飲めない?それなら

ポンジュース

まあ王子、貴族が駄目なら

海賊風なんて言うのもありか

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お知らせ

2013年07月21日(日)Birth shinjuku
LUCHe.主催「☆TOKYO LUCHe.friend.☆」

開場/開演 15:30/16:00
前売\3,000/当日3,500(D代別\600)

出演:エルム/LUCHe./Awake/Resist/Nobady/Plus Magic/シビレバシル/
アマテラス/ALIVE

【チケット発売日】
06/09①チケットぴあ②Birth shinjuku③バンド予約④当日
入場順:①チケットぴあ→②Birth shinjuku→③バンド予約→④当日
※バンド予約あり

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先ほどの続き

注文の多い料理店を元に作られた

Merry go Roundの楽曲を紹介したいと思う

ちなみに俺様はメリゴには非常に影響を受けてる

Merry go Round 注文の多い料理店

ライブ音源

実は遙か昔に注文の多い料理店やってるんだな

エルムセッションで

他にも個人的に好きなメリゴの曲

メリーさん→禁じられた遊び→実験体

3曲目の実験体も

エルムセッションで演奏したんだぜ

メリーさんは曲と言って良いのかわからないが

この3曲の流れが非常に好き

ラ・リ・ル・レ・ロ

↑はリミックスverも好きだ

桜の満開の木の下で

↑もセッションでやったな…

完璧に意味を把握できてる訳ではないけれど

理解出来そうで出来ないところに

おどろおどろしさや恐怖があるような

そんな楽曲

インスパイア

↑注文の多い料理店の次の曲

この曲の緩急がたまらなく好きである

頭のネジが…の部分な

ちなみにこのミニアルバムのタイトル

放送禁止の死んだふりをする潔癖症の実験体と、箱の中の毒入りショートケーキと、逆回転でまわるエゴイストのパラノイアボックス

な、長いな(笑)

ノイローゼ

↑この曲もセッションでやったけど

冒頭をワンギターでやるのは無理があったなと

飴と鞭

この曲も緩急が好きだな

Aメロのダルそうな感じから

Bメロからは眼をひん剥いて歌いたくなるような

M's Complex

これもBメロがたまらないな

発狂しそうな感じと言うのか

白い華を散らして

これも実に素晴らしい

ここまで気味の悪いバラード?はあるだろうか



他の曲でもあるけど

こう言う別々の事を同時に歌ったり

輪唱で相反する事を歌ったりしてるのは

結構好きなんだな

月と、黒猫と、猫アレルギーの君

この曲がシングルのリード曲って言うのが

またなんと言うかメリゴらしいと言うか

今のV系は同期で音圧とか凄いんだけど

こう言うギターとベースとドラムだけで

構成されてて、ここまで世界観が出るって

本当に素晴らしいと思う

一つ一つの音の存在感と言うかフレーズと言うか

シンプルなのに不気味さや怖さが

表現されているんだよな

本当に素晴らしい

デザート

ナイフとフォークが

ここまで怖く聴こえる歌もなかなかない

Piercing

冒頭のギターだけでもう格好良い

完璧なこの僕はバイセクシャルなのかも知れない

そんな性倒錯と猟奇的な世界

素晴らしい

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チェシャ猫亭を書く上で

参考にしたとまでは言わないけれども

頭の片隅には少しあったので

紹介しておこう

知ってる人は知ってると思うが

注文の多い料理店



二人の若い紳士が、

すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、

ぴかぴかする鉄砲をかついで、

白熊のような犬をにひきつれて、

だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、

こんなことを云いながら、あるいておりました。

「ぜんたい、ここらの山は怪しからんね。

鳥も獣も一疋も居やがらん。

なんでも構わないから、早くタンタアーンと、

やって見たいもんだなあ。」

「鹿の黄いろな横っ腹なんぞに、

二三発お見舞もうしたら、

ずいぶん痛快だろうねえ。

くるくるまわって、

それからどたっと倒れるだろうねえ。」

それはだいぶの山奥でした。

案内してきた専門の鉄砲打ちも、

ちょっとまごついて、

どこかへ行ってしまったくらいの山奥でした。

それに、あんまり山が物凄ので、

その白熊のような犬が、二疋いっしょに

めまいを起こして、しばらく吠って、

それから泡を吐いて死んでしまいました。

「じつにぼくは、二千四百円の損害だ」と

一人の紳士が、その犬の眼ぶたを、

ちょっとかえしてみて言いました。

「ぼくは二千八百円の損害だ。」と、

もひとりが、くやしそうに、

あたまをまげて言いました。

 はじめの紳士は、すこし顔いろを悪くして、

じっと、もひとりの紳士の、

顔つきを見ながら云いました。

「ぼくはもう戻ろうとおもう。」

「さあ、ぼくもちょうど寒くはなったし

腹は空いてきたし戻ろうとおもう。」

「そいじゃ、これで切りあげよう。

なあに戻りに、昨日の宿屋で、

山鳥を拾円も買って帰ればいい。」

「兎もでていたねえ。

そうすれば結局おんなじこった。

では帰ろうじゃないか」

ところがどうも困ったことは、

どっちへ行けば戻れるのか、

いっこうに見当がつかなくなっていました。

風がどうと吹いてきて、草はざわざわ、

木の葉はかさかさ、

木はごとんごとんと鳴りました。

「どうも腹が空いた。

さっきから横っ腹が痛くてたまらないんだ。」

「ぼくもそうだ。

もうあんまりあるきたくないな。」

「あるきたくないよ。ああ困ったなあ、

何かたべたいなあ。」

「喰べたいもんだなあ」

二人の紳士は、ざわざわ鳴るすすきの中で、

こんなことを云いました。

その時ふとうしろを見ますと、

立派な一軒の西洋造りの家がありました。

そして玄関には

RESTAURANT 西洋料理店

WILDCAT HOUSE 山猫軒

という札がでていました。

「君、ちょうどいい。

ここはこれでなかなか開けてるんだ。

入ろうじゃないか」

「おや、こんなとこにおかしいね。

しかしとにかく何か食事ができるんだろう」

「もちろんできるさ。

看板にそう書いてあるじゃないか」

「はいろうじゃないか。

ぼくはもう何か喰べたくて倒れそうなんだ。」

二人は玄関に立ちました。

玄関は白い瀬戸の煉瓦で組んで、

実に立派なもんです。

そして硝子の開き戸がたって、

そこに金文字でこう書いてありました。

「どなたもどうかお入りください。

決してご遠慮はありません」

二人はそこで、ひどくよろこんで言いました。

「こいつはどうだ、

やっぱり世の中はうまくできてるねえ、

きょう一日なんぎしたけれど、

こんどはこんないいこともある。

このうちは料理店だけれども

ただでご馳走するんだぜ。」

「どうもそうらしい。

決してご遠慮はありませんというのは

その意味だ。」

二人は戸を押おして、なかへ入りました。

そこはすぐ廊下になっていました。

その硝子戸の裏側には、

金文字でこうなっていました。

「ことに肥ったお方や若いお方は、

大歓迎いたします」

二人は大歓迎というので、

もう大よろこびです。

「君、ぼくらは大歓迎にあたっているのだ。」

「ぼくらは両方兼ねてるから」

ずんずん廊下を進んで行きますと、

こんどは水いろの

ペンキ塗りの扉がありました。

「どうも変な家だ。

どうしてこんなにたくさん戸があるのだろう。」

「これはロシア式だ。

寒いとこや山の中はみんなこうさ。」

そして二人はその扉をあけようとしますと、

上に黄いろな字でこう書いてありました。

「当軒は注文の多い料理店ですから

どうかそこはご承知ください」

「なかなかはやってるんだ。こんな山の中で。」

「それあそうだ。見たまえ、

東京の大きな料理屋だって

大通りにはすくないだろう」

二人は云いながら、その扉をあけました。

するとその裏側に、

「注文はずいぶん多いでしょうが

どうか一々こらえて下さい。」

「これはぜんたいどういうんだ。」

ひとりの紳士は顔をしかめました。

「うん、これはきっと注文があまり多くて

支度が手間取るけれども

ごめん下さいとこういうことだ。」

「そうだろう。

早くどこか室の中にはいりたいもんだな。」

「そしてテーブルに座りたいもんだな。」

ところがどうもうるさいことは、

また扉が一つありました。

そしてそのわきに鏡がかかって、

その下には長い柄のついた

ブラシが置いてあったのです。

扉には赤い字で、

「お客さまがた、ここで髪をきちんとして、

それからはきものの泥を落してください。」

と書いてありました。

「これはどうももっともだ。

僕もさっき玄関で、

山のなかだとおもって見くびったんだよ」

「作法の厳しい家だ。

きっとよほど偉い人たちが、

たびたび来るんだ。」

そこで二人は、きれいに髪をけずって、

靴の泥を落しました。そしたら、どうです。

ブラシを板の上に置くや否や、

そいつがぼうっとかすんで無くなって、

風がどうっと室の中に入ってきました。

二人はびっくりして、互によりそって、

扉をがたんと開けて、

次の室へ入って行きました。

早く何か暖いものでもたべて、

元気をつけて置かないと、

もう途方もないことになってしまうと、

二人とも思ったのでした。

扉の内側に、また変なことが書いてありました。

「鉄砲と弾丸をここへ置いてください。」

見るとすぐ横に黒い台がありました。

「なるほど、鉄砲を持ってものを

食うという法はない。」

「いや、よほど偉いひとが始終来ているんだ。」

二人は鉄砲をはずし、

帯皮を解いて、それを台の上に置きました。

また黒い扉がありました。

「どうか帽子と外套と靴をおとり下さい。」

「どうだ、とるか。」

「仕方ない、とろう。

たしかによっぽどえらいひとなんだ。

奥に来ているのは」

二人は帽子とオーバーコートを釘にかけ、

靴をぬいでぺたぺたあるいて

扉の中にはいりました。

扉の裏側には、

「ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡め、

財布、その他金物類、ことに尖ったものは、

みんなここに置いてください」

と書いてありました。

扉のすぐ横には黒塗りの立派な金庫も、

ちゃんと口を開けて置いてありました。

鍵まで添えてあったのです。

「ははあ、何かの料理に

電気をつかうと見えるね。

金気のものはあぶない。

ことに尖ったものはあぶないと

こう云うんだろう。」

「そうだろう。して見ると勘定は

帰りにここで払うのだろうか。」

「どうもそうらしい。」

「そうだ。きっと。」

二人はめがねをはずしたり、

カフスボタンをとったり、

みんな金庫のなかに入れて、

ぱちんと錠をかけました。

すこし行きますとまた扉があって、

その前に硝子の壺が一つありました。

扉にはこう書いてありました。

「壺のなかのクリームを顔や手足に

すっかり塗ってください。」

みるとたしかに壺のなかのものは

牛乳のクリームでした。

「クリームをぬれというのはどういうんだ。」

「これはね、外がひじょうに寒いだろう。

室のなかがあんまり暖いと

ひびがきれるから、その予防なんだ。

どうも奥には、よほどえらいひとがきている。

こんなとこで、案外ぼくらは、

貴族とちかづきになるかも知れないよ。」

二人は壺のクリームを、

顔に塗って手に塗ってそれから

靴下をぬいで足に塗りました。

それでもまだ残っていましたから、

それは二人ともめいめいこっそり

顔へ塗るふりをしながら喰べました。

それから大急ぎで扉をあけますと、

その裏側には、

「クリームをよく塗りましたか、

耳にもよく塗りましたか、」

と書いてあって、

ちいさなクリームの壺が

ここにも置いてありました。

「そうそう、ぼくは耳には塗らなかった。

あぶなく耳にひびを切らすとこだった。

ここの主人はじつに用意周到だね。」

「ああ、細かいとこまでよく気がつくよ。

ところでぼくは早く何か喰べたいんだが、

どうもこうどこまでも廊下じゃ仕方ないね。」

 するとすぐその前に次の戸がありました。

「料理はもうすぐできます。

十五分とお待たせはいたしません。

すぐたべられます。

早くあなたの頭に瓶びの中の香水を

よく振りかけてください。」

そして戸の前には金ピカの香水の瓶が

置いてありました。

二人はその香水を、

頭へぱちゃぱちゃ振りかけました。

ところがその香水は、

どうも酢のような匂いがするのでした。

「この香水はへんに酢くさい。

どうしたんだろう。」

「まちがえたんだ。下女が風邪でも引いて

まちがえて入れたんだ。」

二人は扉をあけて中にはいりました。

扉の裏側には、

大きな字で斯う書いてありました。

「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。

お気の毒でした。

もうこれだけです。

どうかからだ中に、壺の中の塩をたくさん

よくもみ込んでください。」

なるほど立派な青い瀬戸の塩壺は

置いてありましたが、

こんどというこんどは二人とも

ぎょっとしてお互にクリームをたくさん塗った

顔を見合せました。

「どうもおかしいぜ。」

「ぼくもおかしいとおもう。」

「沢山の注文というのは、

向うがこっちへ注文してるんだよ。」

「だからさ、西洋料理店というのは、

ぼくの考えるところでは、

西洋料理を、来た人にたべさせるのではなくて、

来た人を西洋料理にして、

食べてやる家とこういうことなんだ。

これは、その、つ、つ、つ、つまり、

ぼ、ぼ、ぼくらが……。」

がたがたがたがた、

ふるえだしてもうものが言えませんでした。

「その、ぼ、ぼくらが、……うわあ。」

がたがたがたがたふるえだして、

もうものが言えませんでした。

「にげ……。」がたがたしながら

一人の紳士はうしろの戸を

押そうとしましたが、どうです、

戸はもう一分も動きませんでした。

奥の方にはまだ一枚扉があって、

大きなかぎ穴が二つつき、

銀いろのホークとナイフの形が

切りだしてあって、

「いや、わざわざご苦労です。

大へん結構にできました。

さあさあおなかにおはいりください。」

と書いてありました。

おまけにかぎ穴からは

きょろきょろ二つの青い眼玉が

こっちをのぞいています。

「うわあ。」がたがたがたがた。

「うわあ。」がたがたがたがた。

ふたりは泣き出しました。

すると戸の中では、

こそこそこんなことを云っています。

「だめだよ。もう気がついたよ。

塩をもみこまないようだよ。」

「あたりまえさ。

親分の書きようがまずいんだ。あすこへ、

いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう、

お気の毒でしたなんて、

間抜まけたことを書いたもんだ。」

「どっちでもいいよ。どうせぼくらには、

骨も分けて呉くれやしないんだ。」

「それはそうだ。

けれどももしここへあいつらが

はいって来なかったら、

それはぼくらの責任だぜ。」

「呼ぼうか、呼ぼう。

おい、お客さん方、早くいらっしゃい。

いらっしゃい。いらっしゃい。

お皿も洗ってありますし、

菜っ葉ももうよく塩でもんで置きました。

あとはあなたがたと、

菜っ葉をうまくとりあわせて、

まっ白なお皿にのせるだけです。

はやくいらっしゃい。」

「へい、いらっしゃい、いらっしゃい。

それともサラドはお嫌いですか。

そんならこれから火を起して

フライにしてあげましょうか。

とにかくはやくいらっしゃい。」

二人はあんまり心を痛めたために、

顔がまるでくしゃくしゃの紙屑のようになり、

お互にその顔を見合せ、

ぶるぶるふるえ、声もなく泣きました。

中ではふっふっとわらってまた叫んでいます。

「いらっしゃい、いらっしゃい。

そんなに泣いては折角のクリームが

流れるじゃありませんか。

へい、ただいま。じきもってまいります。

さあ、早くいらっしゃい。」

「早くいらっしゃい。

親方がもうナフキンをかけて、

ナイフをもって、舌なめずりして、

お客さま方を待っていられます。」

二人は泣いて泣いて泣いて泣いて泣きました。

そのときうしろからいきなり、

「わん、わん、ぐゎあ。」という声がして、

あの白熊のような犬が二疋、

扉をつきやぶって室の中に飛び込んできました。

鍵穴の眼玉はたちまちなくなり、

犬どもはううとうなってしばらく室の中を

くるくる廻っていましたが、

また一声「わん。」と高く吠えて、

いきなり次の扉に飛びつきました。

戸はがたりとひらき、

犬どもは吸い込まれるように飛んで行きました。

その扉の向うのまっくらやみのなかで、

「にゃあお、くゎあ、ごろごろ。」

という声がして、それからがさがさ鳴りました。

室はけむりのように消え、

二人は寒さにぶるぶるふるえて、

草の中に立っていました。

見ると、上着や靴や財布やネクタイピンは、

あっちの枝にぶらさがったり、

こっちの根もとにちらばったりしています。

風がどうと吹いてきて、草はざわざわ、

木の葉はかさかさ、

木はごとんごとんと鳴りました。

犬がふうとうなって戻ってきました。

そしてうしろからは、
「旦那あ、旦那あ、」と

叫ぶものがあります。

二人は俄かに元気がついて

「おおい、おおい、ここだぞ、早く来い。」と

叫びました。

簔帽子をかぶった専門の猟師が、

草をざわざわ分けてやってきました。

そこで二人はやっと安心しました。

そして猟師のもってきた団子をたべ、

途中で十円だけ山鳥を買って

東京に帰りました。

しかし、さっき一ぺん紙くずのようになった

二人の顔だけは、東京に帰っても、

お湯にはいっても、

もうもとのとおりになおりませんでした。

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この前キリスト教の十字架に

サンタクロースを磔に~なんて書いたけど

例えば街中を歩いてて人ごみが

うざく感じてマシンガンぶっ放したいぜ

って思う事はないだろうか?

両方とも実際にやったら危険人物であるが

さてこの二つは似てるようで似ていない

前者と後者の違いはなんだろうか?

先ず共通点をあげるなら

踏み越えてはいけない領域にいっちゃった事

それ以外は?

人殺し…まあそうだな

それ以外は?

被害者の数

なるほど…確かにそれもそうだ

この二つは根本的に違う

後者は怒りに任せて感情的に

そして短絡的に人を殺しただけである

言ってしまえばすぐに捕まる阿呆である

では前者は?

俺様からするとエンターティナーである

劇場型殺人とでも言おうか

捕まらない様に周到に準備をして

犯行を行いテレビ画面のニュースを見て

ほくそ笑む

そんな感じではないだろうか?

次はこんな事をしてやろう

もっと面白いニュースを…

まあそうやってエスカレートして

最終的にはドジを踏むんだがな

ところで普段…街を歩いている時

一体どんな事を考えて歩いているだろうか?

俺様は常に生きるか死ぬかの事を考える

もし後ろからナイフを持った男が

命を狙ってきたらどの様に対処するか

いま停車してる車が急発進してきたら

ボンネットの上に体を回転させながら

乗っかるとか…

もちろん防戦だけではない

日本刀を帯刀していたと考えて

抜刀の際に如何に確実に相手を仕留めるか

横腹を狙って一文字に切りかかるか

それとも下から上に切りかかるか

まあこれは日本刀の場合だが

ではナイフだったら如何なものか

日本刀と違いリーチが短い

つまり場合によっては相手に手を蹴られた瞬間

自分が持っているナイフを落としかねない

そうなると自分が危険になる

ではどうするか…

ナイフを持っている手を布でグルグル巻きにする

こうする事によって落とす可能性が格段に下がる

ちなみにライターなどを握って殴ると

パンチ力がアップするのと同じように

ナイフを握った状態ならばパンチ力はアップする

つまりナイフを持ちながらナイフを使わず

肉弾戦として…ってこんな事を

真剣に語るバンドマンと言うのもおかしな話しか

まあ良い爽やかなブログなんて

今のキラキラ系にまかせておけば良いのだ

話しは戻るがナイフについて

まあ…あえて見せる事によって

相手に恐怖を引き出させるの良いが

暗器的に使用するのが効果的かと…

丸腰だと思っていたら…うわぁ!みたいな

殺し屋イチのブーツのナイフも素敵だな

おっと…つい刃物の話しになる長くなるな

まあお嬢ちゃん達には

あまり興味のない話しかも知れないな

では紅茶でも飲むか?

ダージリンでも如何だろう?

お茶請けには案外チーズも合うのだよ

良いチェダーチーズがはいったのでな…

ふっふっふ

00056

鏡の起源についてだが

人類と同じくらいに古い歴史がある

何故かと言うと…

一番古い鏡と言えば水鏡だからだ

動物の知能を測る時に

実はこの鏡を利用する

鏡に映った自分を

自分と認識できる能力を鏡映認知と呼ぶが

鏡に映る姿が自分と認識するのは

自己認識の第一歩である

鏡を見る事で人は自分を客観的に

見る手段を得た訳だ

ちなみにチンパンジーは

鏡に映る姿を自分自身として認識できる

鏡を見て毛繕いなんかも出来る

つまり知能が高いわけだ

鏡を利用して何かをするとこまでは至らなくても

鏡映認知能力がある動物は

犬、猫、鴉(からす)、象、豚、イルカなんかだな

先ほどのブログでは生命

そして水分について語ったが

水鏡…そう

ふと朝歩いている時に

水溜りがあって

その水溜りに移った空を見て

なんとなくこの記事を書こうと思った

鏡映認知能力と言えばだが

ゲシュタルト崩壊を思い出した

鏡に向かって「オマエは誰だ」みたいな事を

言い続けると自分がわからなくなって

精神崩壊をおこすみたいな都市伝説

まあ都市伝説なんだろうけど

白雪姫の話しで有名な

鏡よ鏡…って言ってた継母も

もしかしたらゲシュタルト崩壊でも

おこして狂ってしまったのかとか

そんな事を考える5月のはじまりである

00055

人間の体の60%は水

これは良く知られているな

では新生児は更に数値が高く

体重の80%が水である

そして生命の最小単位は細胞

細胞って言うのは

タンパク質、核酸、糖質、脂肪だな

ちなみに60%以外に関しては以下だ

タンパク質(18%)

脂質(18%)

鉱物質(3.5%)

炭水化物(0.5%)

さてこれらを結び付けてるのが水分

どれだけ水分が大事かと言うのはわかるかな?

脱水症状になった事がある人間なら

おわかりいただけるだろう

生命体と言うのは固体の様に見えて

ほとんどが液体なのである

トマトは90%が水

リンゴは85%

魚は75%

クラゲは96%

人間の血液は90%が水で脳は80%は水

眼の網膜も92%は水

さて次の話題に移るかな

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達磨と書いて

だるまと読む

手足のない様子を

達磨なんて言う

まあ実際には

なかなかお目にかかれないが

例えば手足がなかったとする

何をするにも世話がかかるとして

それって素敵じゃないか

なんて言ってたら異常か?

依存しないと生きていけない

そんなところに

むしろたまらなく…

いや、やめよう

まあ不謹慎と言われようが

異常と言われようが

欠落こそが萌えである


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