昨日、日経平均株価が4万円突破しましたね。
歴史的な瞬間になりました。
主な要因を私なりにまとめてみました↓↓↓
・アメリカ株価があがっている
日本はアメリカの経済の影響を大いに受けます。
日本とアメリカは輸出入での関係が強いからです。アメリカの株価が引き続き上昇していることで、日本の株価も上昇しています。
AIの需要が拡大しているので、半導体関連の企業、精密機器や電機など関連の企業の株価が上昇しています。
直近では、アメリカのハイテク・IT関連の株価も非常に好調です。
・日本企業も頑張っている
今までなかなか商品の値段を上げられなかった日本企業が、円安の影響もあり商品に価格転嫁したことや株価を意識した経営に取り組むことで様々な業種で業績が上向きました。
・円安の影響
円安が続いていることで、海外の投資家が中心となって割安感のある日本株を買っています。
輸出関連の企業が収益を伸ばすのではないかとの期待もあり、日本株購入の動きになっています。
・中国から日本へ
海外の投資家が景気が減速する中国から日本に投資先を変えてきていると言われています。
・日銀総裁の発言
日銀がマイナス金利を解除し、利上げに踏み切れば株安につながるのではないかと思われていますが、2月、日銀の植田総裁と内田副総裁が「仮にマイナス金利を解除しても緩和的な金融環境を維持する」と発言したことが投資家の安心材料となり株買いが続いています。
・今後の注目ポイント
経済の面でも強い繋がりのある日本とアメリカ。
それぞれの金融政策とそれに伴う為替の動きによって企業業績に影響が出てきます。
金利水準や為替の動向がポイントになります。
また中国の経済にも注目していきたいと思います。世界第2位の経済大国となった中国の経済は日本やアメリカにも影響します。
アメリカでは今年11月に大統領選がありますので、そちらの動きも気になるところです。
大統領選の結果次第ではアメリカの経済政策が大きく変わる可能性もあり、注目しています。
一方、まだ金融資産として株式や投資信託を保有する日本人の割合は諸外国と比較して少ないので、株高のメリットが家計に波及しにくい構図になっています。
実質賃金の減少が続く中で、家計の無駄を省き少しでも株式や投資信託で資産を保有して、リスク分散できるようなお手伝いをさせていただきます!