国立小の小学校受験では行動観察や待機時間に工作・ぬりえ・折り紙・お絵かきが出てくると聞いたので、ペーパーの息抜きがてら楽しみながら自宅で取り組みました。「小学校受験対策のために」と意気込みすぎると創作の自由度と楽しさがなくなると思ったので、あくまで本人に自由に作らせて親はなるべくだめだしすることなく(つい口出ししそうになりますが・・・)助言する役に徹しました。

 TODAY'S
 
行動観察・ぬりえ・お絵かきのポイント

 

自宅でクレヨン、クーピー、色鉛筆を使うときは
下記のことに気を付けるよう伝えていました。
(これも注意事項が結構ある・・・)

重要
「どうして書いたの?」
理由を説明できるようにする。

 


(1)折らない

(クレヨン、クーピーは

筆圧強めの場合、

特に折れやすいので注意)
 

(2)特定の色を出した後に必ず元に戻す

(3)誰かが「貸して」と言われたら快く貸す

(4)色を塗るとき単色だけにしない。



「木をよく見てごらん。緑だけではないよ。
明るい色や暗い色のの葉っぱもあるよ」

「リンゴは赤だけじゃないよ。枝は茶色で芯は黄色いよ」等

(5)季節を混ぜない。



栗やサツマイモの絵なのに桃と一緒に書かない、
クリスマスの絵なのにチューリップを書かない等

(6)人間を書くときは

手足を棒のままにせず

しっかり5本の指を書く。

自分の手や足をなぞると覚えてくれます。

(7)家族の絵

「仲間外れの人がいると
かわいそうだからみんな書こうね」
と必ず人数分書いてもらう。

(8)動物園や水族館

もし直接触れるコーナーがあれば
積極的に動物や魚に触る。
印象的だった動物や魚の絵をかいてもらう。

(9)図鑑を見ながら観察。

(10)ぬりえ

枠線をなぞってから

はみ出ないように塗る。

パーツごとに塗る。

パーツは2色グラデーションOK

白いままにしない。

おえかきと同様、なぜその色にしたか説明する



(11)終わった後に

必ず片付ける
 

我が家の場合、

はじめは普通の塗り絵にまったく興味を示さず。

ある時から

ポケモン、仮面ライダーが好きになると

そのぬりえにはまりました。

 

男の子の場合、

「おっかっこいい!」

「その色クールだね」

「ちょっとハイパービーム出してみようか?」

と男の子が好きそうなワードを使って

声掛けしていました。

 

ほんと、毎日

「どれだけやる気にさせるか?」

試行錯誤 汗

 

年中の時点でぬりえが汚い、と嘆き

特訓した結果、受験直前には

かなりきれいにぬれるようになりました。

 

BEFORE ひどい!!

 

↓↓約1年後↓↓

 

AFTER 枠線を塗ってからぬれるように。

 

 

行動観察の対策は

一般的にご家庭では難しいといわれますが

ぬりえ、お絵かきはポイントさえ

押さえれば自宅学習でも十分、

受験対策ができると思います。

待機時間や行動観察でお絵かき、

ぬりえが出てきても

お子さんが受験の場であることを

自覚しながらはしゃぎすぎず楽しく取り組めたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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