だいぶ前にこのブログで、一流の(←ここ重要)スポーツ選手が使う「素直に嬉しい」という表現について愚考し駄弁を弄したことがあります。
同じような話ですが、
一流のスポーツ選手がファンや観客などに対して「応援よろしくお願いします!」と呼びかけることがあります。
この表現も以前はなかったように思います。
プロアマ問わずスポーツ選手にとって、ファンからの「応援」というのは、金のかからない「声援」だけではなく、金銭的な支援(チケットやグッズの購入もその一部)を含めた幅広い旨味を持っているでしょう。
それがわかっているのに、否わかっているからこそ?、安直に「応援よろしくお願いします」という表現を使う性根の中には、
まるで、むかし角聖常陸山によって「力士」に格上げされる前の、つまりは男芸者と揶揄された頃の相撲取りの、安直な「ごっつぁん精神」にも似た一種の「さもしさ」が含まれているように感じます。
したがって、
「素直に嬉しい」と同様に「応援よろしくお願いします」も非常に幼稚な表現であり、一流のスポーツ選手が用いるべきではないと思います。
まあ、
言っておいて何ですが、我ながら狭量ですね。
せめて「ご声援よろしくお願いします!」なら許せるんでしょうが・・・