みに さんのイラスト  REALITY(リアリティ) | タクヤNote

タクヤNote

元mixi『東大寺』『南都七大寺』コミュニティ管理人で、
現在は古都奈良の歴史文化の紹介、
アメーバピグや、配信アプリ『RIALITY』で知り合った人の
アバターの絵を描くなどの自作イラスト紹介をしています。

配信アプリREALITYで知り合った友だちの紹介とアバターのイラスト。今回紹介するのはみに さんです。

 

 

REALITYの友だち紹介、2022年6月18日のブログ記事で紹介をしたタイ人のCaramelさんに次ぐ二人目の外国人の女子です。みにさんはアバターは子供のように小柄ですが、リアルな彼女は台湾人の女子大生。学校で日本語を専攻しているとあって、上手な日本語を話されます。日本語と台湾語のバイリンガルな みにさんの配信は、台湾語と日本語を織り交ぜるインターナショナルな世界をいつも聴かせてくれます。

小生の彼女との付き合いはとても長くて、確認したところ約3年前の2021年の5月にはすでに交流がありました。当初はシュシンさんという同じ台湾人の配信者さんの枠で一緒させてもらっていました。小生が配信を始めたころに、シュシンさんと共に自分の枠にゲストに来てもらったこともあり、自分としてはそれも懐かしい思い出となっています。

 

 

 

みにさんと言えば歌配信、主にJ-POPやアニソンなどの日本の歌を歌われます。彼女の魅力は何と言ってもカワボ。そのキュートな声で歌を歌うとみんな天使の歌になる、歌配信者として得な声の持ち主であります。

自枠でもよく歌を披露してくれていましたが、小生にとって みにさんと言えば歌飛び込み。他枠にコラボに上がって歌を披露してくれることです。

以前小生は“作業コラボ”をしてました。イラストをよく深夜に描いていたのですが、作業が効率的に進むということで、深夜に作業をしているREALITY配信者の枠でコラボに上がらせてもらい、配信している枠主と黙々と絵を描くという作業をするというのをよくやってたのです。

みに さんはそのような作業コラボをしている小生がいる枠によく顔出しをしてくれて、そしてコラボに上がり飛び込みで歌を披露してくれたのです。自分の枠では無いのですが、作業コラボにあがらせてくれた有り難い枠主さんはことごとく彼女の天使の歌声に癒やされていたようでした。

 

 

付き合いは長いみにさんでしたが、イラストを描くのは今回初。正直小生の方から「僕に依頼して」と言って今回の話になりました。彼女が配信している枠に小生が顔を出して、そこで「依頼をして欲しい」と伝えて今回の話が実現しました。

前からイラスト依頼は、小生に対して親しくなるツールだとアピールしていたのですが、ギター弾き語りをするようになってあたりからそれを理解するREALITY友も少なくなり、こちらがアピールしてイラストを描くことが多くなってしまったのが残念だなーって思ってます。

一枚目のイラストの打ち合わせは、そのみにさんの枠で短時間でまとまりました。その時の配信でアバターに着せていた服で描いて欲しいというものです。

 

 

「それで、アバターにどんなポーズをさせる?」と聞くと、みにさんは「ベッドに置いてあるクマの縫いぐるみを抱っこさせる」という返事。この設定で描くことになりイメージをすることになりましたが、どのようなイラストにするか ── どちらかと言えば今回はイラストの技術を問われることになった気がします。

みにさんの絵の好みは実はハッキリしてました。彼女はよくX(旧twitter)にいろんなツイートをリツイートすることがあるのですが、いわゆる“美少女系イラスト”、今のソシャゲなどで時代を牽引するカワイイ女の子の画像をよく載せていたのです。

一番商業価値が高く、そして自分が苦手としている絵柄。REALITYのアバター自体がその美少女系の容貌ということもあり何とかマスターしたいという希望をずっと持っていたのですが、今回のみにさんの依頼を承けて、一度本格的に美少女系イラストにチャレンジしてみようとタッチペンを握りました。

描き出す前にいろいろな美少女系イラストをリサーチして、自分の普段の絵柄との違いを知ることになりました。箇条書きすると次のような感じです。

 

※ アウトラインを細くタッチを柔らかく、ラインの色を明るく。

※ 人物デッサンは正確に、筋肉などの身体の描写はリアルに。

※ 質感にはこだわりを、光や影などの表現は妥協せずに。

 

上記のポイントを元に、絵柄を変えるくらいの気持ちで今回のイラストに望みました。ペン入れの時のラインの色は、これまではR53・G52・B50とダークグレーを使ってました。これまでも真っ黒よりは明るい色で線を引いていたのですが、今回のイラストで使ったラインの色はR145・G136・B122と、やや茶色がかったかなり明るめのグレーに、太さも6pixlから4pixlまで細くしました。

 

 

これまでのイラストでは彩色に別レイヤーで影とハイライトを付けて質感を出してましたが、今回のイラストでは質感用に“乗算”(下のレイヤーと重ねて暗くする)・“加算”(下のレイヤーと重ねて明るくする)・“オーバーレイ”(乗算と加算の両方の効果)の3レイヤーを重ね、質感表現に力を入れました。

 

 

『自分なりの美少女系イラスト』を目指して、これまでにない工夫を重ねて描いた みにさんのイラストがこれです。これまでのイラストはアバターの似せ絵を意識して描いて来ましたが、今回は美少女系イラストとして質の高い作品にすることを意識し、あまり元アバターに似せることにこだわらずに描きました。

これまでうちの奥さんが小生のイラストをほめることは少なかったのですが、今回は珍しく「可愛い」と感想を言ってました。

 

 

今回は美少女系イラストの様々な技法を取り入れてのイラストとなりましたが、今後小生のイラストはこの路線で描いていくことを考えています。

 

さて、二枚目のイラストですが、こちらは配信では無くXのダイレクトメッセージで打ち合わせをしたのですが、2枚目のイラストの依頼内容は過去に無いものでした。(以下依頼文をそのまま載せます)

 

 

「タクヤさんの中のイメージで、私が歌を歌う姿が知りたいから、それでいいですか? 衣装もおまかせでいい、タクヤさんの中に私はどんな衣装が似合うとか知りたいから!」

これまでは依頼者の希望を聞いて、希望者のイメージを絵にするというコンセプトでイラストを描いていたので今回は斬新な依頼。ただ絵を描く身として“絵描きの心情”を作品に入れるということは大事だとも思っていたので、今回は自分が何を描くかを決めて、彼女から評価してもらうことが今度の課題と捉えました。

 

小生は今回のイラストでのテーマを“台湾”とすることにしました。みにさんの魅力は台湾と日本の両方の文化が組み合わされていることだと思い、台湾人としての彼女を前面に出すことを考えました。そこで衣装はREALITYのチャイナドレスを選ぶことにしました。ただ、彼女のアバターがこれまでチャイナドレスを着ているところを見たことが無かったので、Xのダイレクトメッセージで彼女がチャイナドレスを持っていないかと、イラストのあなたにチャイナドレスを着せていいかの確認をしました。

聞くとみにさんはチャイナドレスを持っていないということで、アバターに着せるチャイナドレスの画像はREALITY公式Xなどから拾いました。

 

画像引用:REALITY 公式X

 

 

ただ、髪型についてはREALITYのチャイナのウィッグはチャイナ・シニヨン(お団子ヘア)カバーから下がった髪が三つ編みになっていたのを、みにさんのアバターの特色であるおさげ髪を残したいと思い、ツインテールに変更しました。

 

 

そして小生がイラストに込めたテーマは『日台の架け橋』です。中央でチャイナドレスで明るく歌うみにさんの後ろに、台湾と日本のTシャツを着た合唱団が並び、さらにその後ろには台湾のランドマークである台北101と、日本のランドマークである東京スカイツリー。そして虹の架け橋がその間に架かっているという、ちょっとビッグなスケールのテーマをイラストに持たせたのです。

 

 

ずいぶん壮大なスケールの絵を描いてしまいましたが、でも、小生がみにさんに対してはそんなイメージがあるのです。

小生がこれまで推し配信者と呼んでいる人は ふう[日常系]さん、ぽんぽんさんと、いずれも癒やし系の歌配信者。かわいらしい語り調の歌声で魅了する配信者が小生の好み。みにさんは正にそういうタイプの歌配信者で、以前から「もしかしたら、推しにするかも」と言っていました。本当に持っている魅力がとても深い女子であります。

ただ、彼女はトークが、特に日本語でのトークが苦手と思っているそうで、そのため長らく日本語は歌だけで、おしゃべりはコメントでするという変則的なことをしていました。本人いわくに「日本語はたどたどしいから自信が無い」というのがその理由だそうです。

最近は日本語でのおしゃべりも少しずつされるようになって来ましたが、基本トークは苦手だそうで、彼女の配信はあまりおしゃべり無く淡々と歌を歌うみたいなスタイルなのです。

もちろん日本人からすれば彼女の日本語はカタコトではありますが、でも日本人リスナーにはそのカタコトの日本語もまた彼女の魅力、一生懸命さが伝わる心を惹かれる彼女の長所になりうると思っています。

本当なら歌だけでは無く、日本語でのおしゃべりをもっと増やして欲しいというのが小生の望みです。彼女はそれは苦手となかなか出来ずにいますが、みにさんには天性のカワボと癒やしの歌声、そして二カ国語を使うグローバルな魅力があります。おしゃべりが苦手なのは、少しずつでも克服すればもっともっと輝く素敵な配信者になれると思ってまして、そしてその時は小生も胸を張って推しと呼びたいと思っています。

今回のイラスト記事は、そんなみにさんを応援するメッセージも込めて書きました。

 

 

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