『コヴェナント 約束の救出』 | 映画とテラと、時々エレナ

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愛犬テラ(故エレナ)と家族の気ままな暮らしをらくがき程度に書きためるつもりが、最近ではほぼ映画レビューブログと化してます。σ(^_^;


2021.8.22にテラを新たに愛犬として迎えましたので、ブログタイトルを変更しました。



『コヴェナント 約束の救出』
原題:Guy Richie's the Covenant
監督:ガイ・リッチー
出演:ジェイク・ギレンホール
      ダール・サリム
      エミリー・ビーチャム


ある暑い日、ジョンは部下のジジや現地通訳者のハディらと国境警備にあたっている最中、不審なトラック運転手を問い詰めようとしたところ、運転手が逃げ出した途端、トラックが爆発し、ジジとハディが犠牲となる。
ジョンとチームは亡くなったハディの代わりとなる通訳者としてアーメッドを雇う。
数日後、チームは砂漠の奥深くへタリバンのIED(簡易爆発物)製造所の調査に向かうが、途中で雇った2人目の通訳者の勧めで、本来の作戦とは別ルートを使うことになるが、アーメッドは彼の進言には疑いがあるとして、ジョンに周囲の警戒を勧める。
初めはその意見を無視していたジョンだったが、念の為偵察ドローンを飛ばすと、8km先でタリバンの部隊が待ち伏せをしていた……


本作は、ガイ・リッチー監督がアフガニスタン戦争で米軍兵士を命懸けで支援した現地通訳者と兵士との絆を描いたドキュメンタリーに着想を得て製作した社会派ドラマとなります。

てっきり実話の映画化だと思っていたので、フィクションと知って拍子抜けしたものの、ある意味これまでに観た中で最もガイ・リッチー監督らしくない作品で、ご都合主義的なエンタメ要素が殆どなかったのがとても良かったです。

正直言って「こういう作品も撮れるんだ~」と新たな一面を発見した気分でしたね。

とにかく戦場のリアルさを感じられる迫力の映像と、ジェイク・ギレンホールの説得力のある演技で、とても見応えのある作品に仕上がっていると思います。

『ハート・ロッカー』のような作品が好きな方ならきっと満足出来るはず。
オススメですよ。😉