
『シャドウワーク』
監督:吉野竜平
出演:吉岡里帆
奈緒
美保純
紀子はパートナーのDVから逃げようとして、アパートの階段から転げ落ちて入院する。
パートナーからは逃げられないという絶望から、全てがどうでもよくなっていた紀子だったが、看護師の路子からDV被害者たちが共同生活する「おうち」へ来ないかと誘われる。
「おうち」は昭江と路子が立ち上げたDV被害者のためのシェルターで、他にしのぶ、奈美、凛が暮らしている。
「おうち」には農園があり、そこで従業員として働くことで給与も受け取れるという。
昭江は暫くここで過ごしてみて、やっていけそうなら残ればいいし、無理なら出て行っても構わないと言い、「持ち回り」のルールがあることを話し始める……
本作は、第66回江戸川乱歩賞受賞作家・佐野広実の同名小説を映画化したクライムサスペンスとなります。
DVという比較的誰もが起こしうるありふれた犯罪ではあるものの、加害者にも被害者にもなったことのない自分にはなかなか理解しにくい犯罪がテーマになっているということで、本作の劇中にもDVのシーンは度々あり、思いのほかバイオレンスだったこともあって、芝居とはいえこういうのが苦手な方は少なからずいらっしゃるかと思います。
そんな方にまでオススメするのは難しいところですが、クライムサスペンスとしてはよく出来ているんじゃないかな、と思います。
また演技の面でも奈緒が刑事を演じていたり、北村匠海が悪役を演じているなど、チト新鮮なキャスティングを見ることも出来ますし、色んな意味で一見の価値はあるかと。
……ただ、こんな『必殺仕事人』みたいなことを20年もバレずに続けられるのは現実感無さ過ぎですけどね。😅