マレーシアからこんにちは、ある大学の見学テンションが上がったIkuです。
今週も呟きシリーズやっていきましょう。
10/4は毒物「ムッシモール」です。
イボテン酸というエレクリに収録されている毒物が変化した物質だとか。
ベニテングダケなどに含まれており、翌日のGABAを受け取る部位(受容体)にくっつくことで脳の働きを抑制する。
10/5はその伝達物質「GABA」です。
ムッシモールに似ているといわれる伝達物質の一つで、ヒトを含む脊椎動物や甲殻類などで用いられている。
アセチルコリンなどと共に抑制系の働きをする。
10/6はアルコールの「メタノール」です。
メタノールと非常に似た名前ですが、飲料に使えるエタノールと違い誤って飲むと失明などのリスクがある。
アルコールに分類される物質の中で最も単純な形をしており、燃焼させるときれいな青色の炎を出す。
(エタノールも同じく青色を示す)
(エタノールを燃やすと)こんな感じ
撮影:Iku
10/7は核酸の「チミン」。
前回登場したウラシルの逆で、RNAには使われずDNAにのみ使われている。
形を見比べてみるとチミンとウラシルは良く似ており、左上に棒が伸びているかどうかという差があるだけです。
10/8は工業化学の「ホルムアルデヒド」です。
生物分野で標本を作るときに使われる液体「ホルマリン」はこのホルムアルデヒドを水に溶かした物質です。
エレクリに収録されている物質の中でも最も単純な形をしている。
建材として接着剤や塗料にもよく使われているとか。
10/9はアミノ酸の「フェニルアラニン」です。
必須アミノ酸の一つで、アラニンの端の水素がベンゼンの形をしたフェニル基(官能基の一つ。詳しくは前回)に変わった物質。
肉や魚などに多く含まれており、トリプトファンと少し似た形でもある。
10/10は再び工業化学で「クロロホルム」。
ミステリー小説やドラマでよく登場する、ハンカチに染み込ませるあれ。
ヨーロッパで麻酔剤として広まったが、不整脈などの原因になるという事がわかり廃れていった。
麻酔剤以外でも身近な製品に使われていたが、次々と使われなくなっている。
というところで第6週目、終了です。
今週はかなり身近な物質が多かった気がします。
そんな今回は、メタノールの説明に出てきた画像について紹介しようと思います。
テーマが「有機化学」ではなくなってしまうので、興味のない方ばご注意下さい(笑)
あの写真を撮影した時行われていたのは”炎色反応”の実験です。
聞いたことありますか?
夏の夜空に咲く大輪の花、花火がきれいな色で光るのはこの炎色反応が関係しています。
簡単に解説すると、
一部の金属を燃やす時に各物質特有の色が見える
という物です。
撮影時には、
金属を含む化合物を水に溶かし、エタノールと混ぜて火をつける
という実験を行いました。
...メタノール使ってない!?
はい、メタノールではありません。
メタノールには毒性があるという事で、残念ながらそんなお手軽には使えないんです。
その代わりエタノールは薬局などでも販売されているので、簡単に入手できます。
※火を使う危険な実験なので、安全が確保できない場所では絶対にやらないでください。
例えば、銅
10円玉に使われている金属の銅を含む物質を火に近づけると、
なんと緑色の炎が見えます。
その他にも、赤や紫、白などなど様々な色が観測出来ます。
何故か、有機化学どころかメタノールからも離れてしまいましたが、こちらも面白い実験です。
実験教室などでチャンスがあったら、是非見てみて下さい!
ではまた来週!





