上座、下座の概念とは | ~マナースタイリスト 伊藤 朋江~プロトコールマナーでエレガントに

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マナースタイリスト、伊藤朋江です

 

 

 

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よく、席次のマナーなどで

 

上座とか下座、という言葉を使います

 

 

 

これは、日本の場合は

 

貴族社会の秩序を保つために生まれたものです

 

 

 

日本の住まいに床の間が作られるようになり

 

一段高くなっていることから

 

「高貴な人の位置する場所」

 

「神聖な場所」

 

と言う認識となり

 

 

 

「床の間に近い場所は上座」

 

と言う考えに至ったのです

 

 

 

お客さまをお迎えする側としては

 

お客さまに、いかに居心地よく過ごしていただくことができるのか

 

心を配ることになるのですが

 

 

 

この「上座」をおすすめするというルールには

 

精神的、あるいは肉体的な側面からのアプローチも必要になります

 

 

 

精神的な側面、というのは

 

「自分はどのように扱われているのか」

 

ということです

 

 

 

上座に案内されると

 

相手からの敬意が感じられ

 

とても嬉しくなるものです

 

 

 

下座に案内されれば

 

その逆ですね

 

 

 

また、肉体的な側面、というのは

 

冷暖房が効いている場所であるかどうか、とか

 

景色の良い場所かどうか、とか

 

トイレや出口に近いかどうか

 

などです

 

 

 

特にレストランなどでは

 

素晴らしい風景が何よりのご馳走となることもありますし

 

 

 

また、小さい子供のいるファミリーや、高齢の方にとっては

 

トイレの近さや冷暖房の配慮が大切ですね

 

 

 

お客さまがどのような状況で訪問するのか

 

どのような立場の人なのか

 

どのような時なのか

 

総合的に考慮して、場所を判断する必要があります

 

 

 

つまり、一般的に「上座」とされている場所が

 

その人にとって最良の場所であるとは限らないのです

 

 

 

上座、下座の概念は

 

良好な人間関係を築くために非常に大切なマナーなのですけれど

 

現代では判断基準が曖昧になっているものでもあります

 

 

 

ルールに縛られすぎることなく

 

臨機応変に対処できるようでありたいですね

 

 





 

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