『ウルフマン』
2025年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 リー・ワネル
原作 カート・シオドマク
脚本 コーベット・タック/ローレン・シューカー・ブラム/レベッカ・アンジェロ
撮影 ステファン・ダスキオ
音楽 サラ・ボーン
出演 クリストファー・アボット/ジュリア・ガーナー/サム・ジェーガー/マチルダ・ファース/ベネディクト・ハーディ/ベン・ブレンダーガスト/ザック・チャンドラー/マイロ・コーソーン
《解説》
怪物に憑りつかれたのは、父か、息子か
「M3GAN/ミーガン」のブラムハウス×「透明人間」もリー・ワネル監督が再タッグ!傑作クラシック「狼男」を現代に舞台を変え描いたホラースリラー
ゴールデングローブ賞にノミネートされたクリストファー・アボット、エミー賞受賞者ジュリア・ガーナーら実力派俳優陣が集結!
《物語》
1995年・オレゴン州の人里離れた山間部でブレイク・ラヴェルは厳格な父親グレイディと狩猟に来ていた、ブレイクは父に認められたい一心で1人で鹿を追う
そこで人型の獣を目撃、グレイディはブレイクを見付けて厳しく説教するが、怯える息子を見て2人は高台の狩猟用の見張り台に避難、獣は別の方向に去って行った
帰宅したグレイディは友人のダンに無線で人型の獣について説明をし、ダンは地元で語り継がれている都市伝説の失踪したハイカーがウイルス感染して怪物化したという話しを信じていて危険は冒せないと
2025年、ブレイクはサンフランシスコで妻のシャーロットと娘のジンジャーと共に暮らしていた、シャーロットは雑誌編集者として多忙なキャリアウーマン
ブレイクは執筆業をしていたが現在は休業中で専業主夫としてジンジャーの世話をしていた、しかし夫婦間は冷めており、シャーロットは仕事優先で家族との隙間が生じていた
ある日、ブレイクの元に30年前に失踪したまま行方不明となっていた父グレイディが法的に死亡となった、ブレイクはオレゴン州にある父の農場を相続することになった
夫婦関係の修復と家族の絆を取り戻したいブレイクはシャーロットに一緒にオレゴン州に誘った、仕事が忙しいシャーロットは気乗りはしなかったが家族関係の改善を感じてオレゴン州に家族で向かうことになった
オレゴン州の森に到着したものの道に迷い、そこで地元のハンターと出会った、彼はグレイディの友人のダンの息子でデレクでブレイクの幼なじみ
デレクはブレイクたちを農場まで案内するためにトラックに同乗して道案内、しかしカーブの先に人が立っていてそれを避けようとハンドルを切るとトラックは斜面を落ちてしまう
トラックは木に引っかかった状態でデレクは下に落ちてしまった、しかしデレクは人型の獣に襲われて姿を消した、それはブレイクにも襲い掛かり腕を引っ掻かれた、デレクが襲われている間にシャーロットとジンジャーを連れて父の農場に逃げ込んだ
ブレイクは出入り口をバリケードで塞ぐが獣が外を徘徊している、その時にブレイクの体が異変を起こし、腕の傷が化膿して歯が抜け落ち、体調が悪化していく
《感想》
「透明人間」を現代に蘇らせたリー・ワネル監督が今度は狼男を現代に蘇らせました、しかし思っていたのとは違ってました、ちょっと困りましたね
本来の狼男は呪いなどで満月の夜になると人間が狼に変身してしまう物語、他には狼男に咬みつかれた者がその呪いで狼男となる、他には血族などで狼男に変身するとかね
でもリー・ワネルは狼男を都市伝説と感染症にしてしまいました、なので一度変身してしまうと人間には戻れません、しかも狼男っていうほど狼ではないんです
狂暴化して人間を襲うんです、傷付けられた者はその傷口から感染して凶暴化してしまいます、人間の言葉も理解できなくなり言葉も話せなくなります
子供の頃のブレイクは厳格で軍人の父親にかなり厳しく躾けられ、一緒に狩猟に行ったときに人型の獣を発見するんです、父親グレイディは都市伝説を信じているんです
その後にブレイクはそんな父親に見切りを付けてオレゴンを出てサンフランシスコで家庭を持っているんです、でもその家庭も崩壊寸前、ブレイクを演じるのはクリストファー・アボット
ブレイクの妻のシャーロットを演じるのはジュリア・ガーナーで、割と個性的な風貌でキャリアウーマンとして働いています、ブレイクとは立場が逆転していて一家の主です
ブレイクとシャーロットの娘のジンジャーを演じるのはマチルダ・ファースで、主夫である父親が大好きな女の子でブレイクはジンジャーを守るのが仕事だと
家族でオレゴン州に行くのです、ブレイクの父親グレイディが死んだとされて農場の相続するために向かいます、しかしそこでかつて見た人型の獣が現れるんです
腕をケガしたブレイクは段々と常軌を逸して凶暴化していきます、頭蓋骨の形も変わって爪が剥がれて中からより太い爪が生えてきます、そして体格も四足歩行型となります
狼男の呪いとかではなくて感染症による凶暴化、狼男同士の殺し合いとなるのですがブレイクが相手の首を咬んで殺すのですが、その腕には父親と同じタトゥーが入っているんです
地元民は野生動物が媒介するウイルスの存在を信じており、顔が狼のようになると、なのでリー・ワネルは狼男に必要な満月が1秒も出てきません、それはそれは残念です
父が喰らうのは、家族の絆 それが『ウルフマン』です。
父親を殺したことで自分も同じ運命を辿ると感じたのでしょうね、楽に死にたいでしょう。



















