ソウ3 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『ソウ3』

 

 

 

 

 

2006年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ダーレン・リン・バウズマン

 

脚本 リー・ワネル

 

撮影 デビッド・A・アームストロング

 

音楽 チャーリー・クロウザー

 

 

 

出演 トビン・ベル/ショウニー・スミス/アンガス・マクファーデン/バハー・スーメク/デブラ・リン・マッケイブ/バリー・フラットマン/エムボー・クワホー/ディナ・メイヤー/リリク・ベント/コスタス・マンディロア/ドニー・ウォールバーグ

 

 

 

《解説》

 

 

謎は新たに生み出される【ソリッド・シチュエーション・スリラー】シリーズ最高傑作

 

04年、05年に引き続き製作されたゲーム感覚の監禁スリラー第3弾、原案は本シリーズの生みの親ジェームズ・ワン&チー・ワネル

 

謎の殺人鬼ジグソウが仕掛ける残酷なゲームに引きずり込まれた人々が体験するサイコ・ホラー、監督は前作「ソウ2」でもメガホンをとったダーレン・リン・バウズマン

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

猟奇殺人犯ジグソウを追うアリソンは目の前の死体が同僚のエリック・マシューズではないかと取り乱したが別人だった、冷静に現場を見るとジグソウの手口の変化に気付いた

 

 

爆発音があったと通報を受けてリッグ隊長率いるSWATが溶接されたドアを焼き切って中に入ったのだ、今までならゲームに勝つと生き延びられたが、ドアを溶接されており、逃げられないようになっていたからだ

 

アリソンが自宅で発見されたジグソウのビデオテープを見ているとテレビ画面がアリソンがいるその部屋になり、カメラがあるクローゼットを撃つが誰もいない、その時に後ろから襲われた

 

目を覚ましたアリソンは捕らえられており、全身を鎖で繋がれて胸部に機械が埋め込まれていた、ジグソウによってゲームが開始され、アリソンは無残に殺された

 

 

医師のリン・デンロンは夫との関係が上手くいかず職場の病院でも同僚に怒られて心配されてしまう、そんな彼女だったがある日にジグソウに拉致されてしまう

 

 

目を覚ましたリンの前には年老いたジョン・クレイマーとアマンダ、彼はジグソウと呼ばれる連続猟奇殺人鬼でアマンダは彼の右腕でジグソウに生をもたらされたのだ

 

 

リンはジョンを見て担当医はローレンス・ゴードンで、リンは治療法はないとそれはかつて言い放った死刑宣告と同じ、カルテによると寿命は長くない

 

アマンダはリンの首に金属の装置を取り付けゲームをしようと、それはジョンの心拍モニターに直結しておりジョンの死や逃げると装置が発動、そしてもう一人の男のゲームの間は確実にジョンを生かすように命令される

 

 

その画面にはある男ジェフのゲームが開始されていた、彼は数年前に交通事故で幼い息子を亡くし、憎悪と復讐のために生きていた、その犯人は裁判で自由の身となったのだ

 

食肉工場の地下で目を覚ましたジェフはそこで鎖に繋がれた3人の男女を発見、息子のひき逃げを目撃しながらも法廷で証言しなかった女、犯人に軽い罰しか与えなかった判事、そしてひき逃げ犯の男、ジグソウによって3人の命が手の中にあると知ったジェフは…

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

登場した時から瀕死の状態のジョン・クレイマーことジグソウで脳腫瘍で寿命は長くありません、それでも命を軽視する者にはゲームを与えて勝てば生き残れて、負ければ死なんです

 

ジョン・クレイマーを演じるのはトビン・ベルで、他の作品に出ていてもジグソウに見えてしまって困ります、それくらいハマり役ですね

 

 

前作「ソウ2」のラストでエリックは襲われて意識を失い、目を覚ました時には足は鎖に繋がれているんです、オープニングではエリックが自分の足を潰して脱出するところから始まります

 

これまではミステリー要素があったのですが、本作はかなり残酷描写が多くて、ジョン・クレイマーの手術のシーンでは頭蓋骨をドリルで穴を開けて電気ノコギリで頭蓋骨を外します、この描写はエグイね

 

 

ジグソウの手足となって動くアマンダを演じるのはショウニー・スミスで、まさにジグソウの後継者なのですが、ジグソウを慕うあまりリンに嫉妬を抱いてしまいます

 

 

医師のリンを演じるのはバハー・スーメクで、拉致監禁されてジグソウの脳腫瘍の手術をさせられます、ジョン・クレイマーと信頼関係が芽生えてアマンダに嫉妬されてしまいます

 

 

それと驚いたことに時間軸は思っていたのと違っていて、アダムとゴードン医師の監禁をジグソウだけでなくアマンダも協力してあのバスルームの展開を作っていたんです、そしてアダムを殺したのはアマンダでした

 

リンがジグソウの手術をしている間にも新たなゲームが始まり、幼い息子を交通事故で亡くした男ジェフの復讐のゲームが始まるんです、標的は事故の目撃者、判事、加害者の運転手です

 

ジェフを演じるのはアンガス・マクファーデンでこの3年間ずっと復讐の憎悪を燃やし続けていたんです、それがジグソウの手によって叶えられるんです

 

 

最初は事故を目撃したのに証言しなかった女性ダニカが冷凍庫で全裸で吊るされているんです、ジェフは助けようとするものの冷水を浴びせられて凍死してしまいます

 

 

次に事件を担当した判事ハルディンでタンクの底に固定され、腐った家畜を粉々にした液体をかけられて溺死寸前にジェフに助けられるのです、そして次は飲酒運転でジェフの息子を殺したティモシー

 

 

手足を十字架のように固定され、歯車によって腕から順番に捩じって千切ります、四肢の後は頭を捩じって千切られ、助けようと鍵に手を伸ばすとショットガンが発射されてハルディンの頭部に当たって死亡、ティモシーも死亡

 

ジェフは赦そうとしたのですが助けることは出来ませんでした、これはジェフのゲームだったはずなんですが実はジグソウが仕掛けたアマンダを試すゲームだったのです

 

 

アマンダはゲームの参加者を助けることはなく全員が死ぬようにしていたのです、ジグソウの後継者としていたのですが失望したジグソウが最後に命を賭けたゲームだったのです

 

 

 

 

 

未曾有の殺人鬼ジグソウが仕掛ける予測不可能な罠を描く それが『ソウ3』です。

 

 

 

 

 

幼い息子を飲酒運転で轢き殺した犯人を赦すなんてできるのでしょうか?ジグソウは赦しを求めたのですが、自分なら?