『ベスト・キッド2』
1986年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ジョン・G・アビルドセン
脚本 ロバート・マーク・ケイメン
撮影 ジェームズ・クレイブ
音楽 ビル・コンティ
出演 ラルフ・マッチオ/ノリユキ・パット・モリタ/タムリン・トミタ/ダニー・カメコナ/ユウジ・オクモト/ノブ・マッカーシー/マーティン・コーヴ/ウィリアム・ザブカ
《解説》
空手の師匠ミヤギの故郷・沖縄で古き因縁と新しいドラマが渦巻く!
ダニエルを空手チャンピオンにのし上げたミヤギ、ところがその彼に父親が危篤の知らせが…、そこで待ち受けていたのは、ミヤギの秘められた過去であった
空手の達人ミヤギと高校生ダニエルの師弟コンビが、舞台を沖縄に移して活躍を繰り広げるシリーズ第2弾、でんでん太鼓の原理を取り入れた技など、奇抜なアイデアが盛り込まれた空手の奥義は今回も健在
《物語》
空手道選手権で優勝したダニエル・ラルーソは師匠のミヤギと共に急いでいると、コブラ会のクリーズは荒れ、ダニエルに負けて2位だったジョニーを罵り暴力を振るう
見かねたミヤギが仲裁に入るもクリーズはミヤギにも拳を振るうがかわされて両手を潰し、ミヤギはクリーズの顔面ギリギリで手刀を止めてクリーズを大人しくさせた
沖縄から書留が届き、ミヤギは父の危篤を知り、同行すると言うダニエルと共に沖縄へと発った、飛行機の中でミヤギは沖縄での過去をダニエルに説明
ミヤギとユキエは恋仲だったが両親が別の男と婚約させた、相手はミヤギの親友のサトウだが面目を潰されたサトウはミヤギに決闘を申し込むが、ミヤギは沖縄を出た
沖縄に到着した途端にサトウと再会し、サトウは父親と再会した後に決着を付けろと、しかしミヤギは断り続ける、一方のダニエルはユキエの姪のクミコと惹かれ合う
サトウは甥のトグチと共に嫌がらせをし、いよいよ強行手段に出て、村の土地を売り飛ばすと言い、ミヤギは村の土地の権利書と引き換えに決闘を受けることに
しかし決闘の夜に台風が直撃し、サトウも被災するもミヤギに助けられ、村の人々を協力して助け、ミヤギとサトウは仲を取り戻す
そして村の盆踊りの夜にサトウに縁を切られたトグチが盆踊りに乱入し、ダニエルに決闘を申し込む
『ベスト・キッド3/最後の挑戦』
1989年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ジョン・G・アビルドセン
脚本 ロバート・マーク・ケイメン
撮影 ジェームズ・クレイブ
音楽 ビル・コンティ
出演 ラルフ・マッチオ/ノリユキ・パット・モリタ/ロビン・ライヴリー/マーティン・コーヴ/トーマス・イアン・グリフィス/ショーン・キャナン
《解説》
コブラ会の復讐の牙がダニエルを襲う!
第1作で生まれた因縁関係をベースに、ミヤギとダニエルも空手師弟と宿敵コブラ会の決着戦を描くシリーズ第3弾、武道の精神を盆栽に例えようとするミヤギの教えは、人生の真理に共通するほど奥深い
人種も世代も越え、ある種友情とも思える彼らの師弟愛には感動、1作目から変わらない流れは3作目まで来るとどうしても飽きてしまうが、宿敵との壮絶な決着戦を描く
《物語》
空手道選手権で優勝したダニエル・ラルーソと師匠のミヤギは負けて2位だったジョニーに暴力を振るうコブラ会のクリーズを抑え込んだ
その後、クリーズは落ちぶれてコブラ会も9か月も生徒がいない状態が続いていた、クリーズはベトナム時代の戦友である産業廃棄物処理業者の社長テリー・シルバーに会いに行った
久しぶりの再会に喜ぶシルバーは話しを聞き、クリーズをタヒチにバカンスに行かせ、クリーズを破滅させたミヤギとダニエルに復讐を決意
ダニエルを次の空手道選手権に出場させて1000人の観客の前で倒そうと考え、空手の反逆児と異名を持つマイク・バーンズを呼び寄せた
沖縄から戻ったミヤギとダニエルは住んでいたアパートが売られ解体中、管理人を解雇されて収入がなくなったミヤギにダニエルは盆栽店を開こうと奔走して物件を見付けた
盆栽店の向かいにある陶器屋で出会ったジェシカと仲良くなり、盆栽店を開こうと借りた物件で話しをしていると、ダニエルを空手道選手権に出場させようとバーンズが嫌がらせを始める
試合に反対するミヤギは空手の指導をせず、クリーズが亡くなったと知らせに来たシルバーに空手の指導を受け、ミヤギの空手とは真逆の暴力的な空手を指導、それはシルバーとクリーズの復讐の始まりだった
《感想》
面白いところは「2」も「3」も「ベスト・キッド」のエンディングから始まるのです、しかもミヤギとクリーズの対決は前作の時に撮影されていたのですがカットされたものです
もちろんダニエルを演じるのはラルフ・マッチオでこのイメージが強すぎて他の役が出来ないくらい、ミヤギを演じるのはノリユキ・パット・モリタで
前作でヒロインだったエリザベス・シュー演じるアリは大学生に恋してダニエルはフラれてしまったんです、しかも母親が仕事の都合で引っ越す予定だったのですが、ミヤギの家に住むことになります
ミヤギの父親が危篤と聞いてミヤギは急遽ダニエルを置いて沖縄に行く事に、しかしダニエルは学費で飛行機のチケットを買って同行するんです
ミヤギが沖縄を出た理由はユキエがミヤギの親友のサトウと婚約と親が決めてしまったのですが、ミヤギはユキエに告白しユキエもミヤギが好きだったんです
それによってサトウは面子を潰されたとミヤギに決闘を申し込むのですが決着は生死なのでミヤギはアメリカへと渡ったんです、でもミヤギは前作で奥さんが亡くなっていると
ミヤギはユキエがよく居場所が分かったねと聞くと、ずっと知っていたと、ミヤギはユキエはサトウと結婚したと思っていたのですがユキエは独身を通していたんです
ユキエはミヤギに対して操を守っていたんです、それなのにミヤギは他の女性と結婚、まあ男なんてそんなもんです、ダニエルもアリと別れてすぐにユキエの姪のクミコと恋仲に、演じるのはタムリン・トミタ
サトウの甥のトグチが空手の一番弟子でダニエルを圧倒、氷柱を手刀で割る賭けにダニエルはトグチに参加させられ、ミヤギは大金を賭け、サトウはそれを受けるのですがダニエルは見事に全て割るのです、勝ったお金はダニエルの学費に
台風が原因でミヤギはサトウを助け出し、ダニエルは女の子を助けるために外へ、サトウはトグチに助けに行くように言うもトグチは恐れをなして避難所から出ません、サトウが飛び出して女の子を助け、トグチに縁切りを宣言
盆踊りの会場でトグチはダニエルと一騎打ちを申し込み、それを見事にダニエルはでんでん太鼓の拳で倒してしまいます、ここでオープニングでミヤギがクリーズにした鼻摘みが出ます
クリーズは傍若無人なコブラ会の経営でダニエルが優勝したことでコブラ会は開店休業状態が9か月続き、出資者のシルバーに会いに行きます、クリーズを演じるのは「ランボー/怒りの脱出」のマーティン・コーヴ、シルバーを演じるのはトーマス・イアン・グリフィス
産業廃棄物処理会社の社長のシルバーは唸るほどの資産を使ってミヤギとダニエルに復讐をしようと考えます、空手の異端児と呼ばれるマイク・バーンズを道場の経営権50%で呼び寄せます、演じるのはショーン・キャナン
ダニエルは盆栽屋を始めようとまたまた学費を使って店舗を借ります、その向かいの陶器屋で鉢を揃えようとするのですがそこのジェシカと仲良くなります、演じるのはロビン・ライヴリーで、ブレイク・ライヴリーのお姉さん
ちなみにクミコと良い感じになってたのですが、クミコは東京のダンススクールに通う事になったのでダニエルは別れてしまったんです、ミヤギもユキエの家を建てたのでお金がなくなったんです
ジェシカと一緒のところでバーンズは空手道選手権に出場するように書類にサインを迫ります、そこでケンカとなるのですがバーンズの取り巻きは倒すもののバーンズには敵いません
試合に反対のミヤギは空手の訓練をせず、ダニエルはシルバーに師事するのですが、シルバーは怪我をするような練習やより狂暴になるような性格にダニエルを変えていくのですが、ジェシカに諭されてシルバーに別れを言いに行きます
しかしそこにはシルバーとバーンズ、そして死んだはずのクリーズ、ダニエルは恐怖して逃げ出しますがミヤギが登場して全員を倒します、そしてダニエルを鍛え直します
試合当日には出資者として紹介されたシルバーは悪い顔を微塵も見せずに綺麗事を並べて挨拶、しかし決勝でバーンズはポイントを取ったら反則でマイナスを繰り返してダニエルを痛めつけます
サドンデスの前にダニエルは痛みに恐怖して取り乱すもミヤギによって正気に戻され、試合に負けるのはいい、でも恐怖に負けるな、真の空手は心の中にあると
ダニエルは空手の型を披露してバーンズを混乱させ、飛び掛かって来たところを投げて正拳突きで勝利、最後のこの型のシーンだけすごく良かったです
空手の型なんて役に立たないと言う人もいるでしょう、でも千日をもって鍛とし万日をもって錬とする、毎日同じことの繰り返しで体がそれを覚えて咄嗟のときに動けるようになるものです
2010年にはジャッキー・チェンが師匠役を務めるリメイクが撮られてます、2018年からはテレビドラマ「コブラ会」が始まり、そして2025年にはラルフ・マッチオとジャッキー・チェンが共演する「ベスト・キッド:レジェンズ」が公開されます、おいら世代はワクワクさせられる作品です
全世界で興収3億ドル突破の大ヒットを記録した人気シリーズ それが『ベスト・キッド2 & ベスト・キッド3/最後の挑戦』です。
ちなみにノリユキ・パット・モリタとヒラリー・スワンク主演で「ベスト・キッド4」がありますが、影が薄くなかったかのような扱いです。
































