『キック・アス』
2010年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 マシュー・ヴォーン
原作 マーク・ミラー/ジョン・ロミータ・Jr
脚本 ジェーン・ゴールドマン
撮影 ベン・デイビス
音楽 ジョン・マーフィ/ヘンリー・ジャックマン/マリウス・デ・ブリーズ/イラン・エシュケリ
出演 アーロン・テイラー・ジョンソン/クロエ・グレース・モレッツ/ニコラス・ケイジ/クリストファー・ミンツ・ブラッセ/マーク・ストロング/オマリ・ハードウィック/ザンダー・バークレイ/マイケル・リスボイ/クラーク・デューク/エバン・ピーターズ/リンジー・フォンセカ/ソフィ・ウー/ギャレット・M・ブラウン/ヤンシー・バトラー
《解説》
なりきりヒーロー見参!
マーク・ミラー原作の人気コミックを「スターダスト」のマシュー・ヴォーン監督が映画化、とあるコミックオタクの平凡な高校生が、自らキック・アスと名乗り、ヒーローとして活躍する姿を描く
ブラッド・ピットが製作に名を連ねる本作は、「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のアーロン・テイラー・ジョンソンが主人公を好演するほか、「(500)日のサマー」のクロエ・グレース・モレッツが美少女ヒーローを熱演
《物語》
ヒーローから一番遠いタイプの僕、代わったところはなく特別な力もない、スポーツも勉強もゲームも得意じゃない、ピアスもしなけりゃ拒食症でもない
唯一の超能力は女子から見えないこと、友達の中でも面白い方じゃない、よくいるタイプで存在してるだけ、僕は普通の少年、蜘蛛男でも宇宙の難民でもない
どうして誰もスーパーヒーローになろうとしないのだろう?、デイヴ・リゼウスキーはニューヨークに住むごく普通の少年、一年前に母親を病気で亡くして父親と二人で暮らしている
もちろんガールフレンドもおらず、放課後は男友達とオタク話、困っている人を助けたくても何もできない、ヒーローが存在するのはコミックの中だけ、悪者も架空の存在なら問題ないけど実在する
スーパーヒーローに憧れているデイヴはある日とうとうネットで注文したウェットスーツで手製のコスチュームを作り、本気で悪党を退治するキック・アスとして活動を開始する
しかしあっさりと暴漢に刺されて車に撥ね飛ばされて病院送り、その時にコスチュームを隠す目的で裸になったためにゲイ疑惑、それをきっかけに学校一の美少女ケイティと接近
ケガの治療で全身に金属板を入れ、神経が鈍くなった彼は痛みに耐えれる体になった、懲りずにその後もヒーロー活動を続けるデイヴ
ある時、三人組に襲われていた男を救い、その様子を撮影していた見物人から名前を尋ねられてキック・アスと名乗った、動画はネットにアップされて話題を呼ぶ
ある日、ケイティが麻薬の売人によって悩まされていることを聞き、その売人がいるアパートに乗り込んだキック・アスだが多勢に無勢でピンチに
そこに現れたのが同じようにヒーローコスチュームに身を包むヒット・ガール、彼女は瞬く間に売人たちを殺し、彼女の父親のビッグ・ダディも登場
彼ら親子はフランク・ダミーコ率いる犯罪組織壊滅するために現れたのだ、地元マフィアは売人を全滅させたのはキック・アスだと勘違いし、彼の抹殺を部下に命令
さらにキック・アスを誘き出すためにフランクの息子のクリスもヒーロー、レッドミストとして名乗り上げ、非情な戦いに巻き込まれていく
《感想》
ヒーローに憧れるデイヴは気の弱いモテないごく普通の少年、巨乳の学校の先生を見て妄想して自慰をするような少年、女子にはモテないどころか見えてない、演じるのはアーロン・テイラー・ジョンソン
友達は同じようなオタク仲間、コミックを買って帰る途中にカツアゲされた、金と携帯とコミックを取られても何も言えない、それを見ていた大人も見て見ぬふり
デイヴはウェットスーツでヒーローコスチュームを作ってカツアゲした連中が自動車泥棒をしようとしている現場に遭遇、懲らしめようとヒーローコスチュームで挑むもナイフで刺されて返り討ち
傷口を押えて道路に出たら通り掛かった車に撥ね飛ばされて全身打撲、車はそのまま逃走してデイヴはコスプレを内緒にしてと救急隊員にお願いして入院
全身に金属の板を移植してまるでウルヴァリンのようだと、神経も鈍くなって痛みに強くなった、怪我の功名でキック・アスというヒーローが誕生しました
コスチュームを捨てたことでゲイ疑惑が出て美少女のケイティと急接近、演じるのがリンジー・フォンセカで、ゲイの男には何でも相談できると家にも泊まったりしています
でももう無理だと思ってケイティに全てを話すんです、そこから二人は男女の仲になってケイティの部屋に泊まったり、外でセックスしたりと若者を謳歌するんです
ですがもう二人コスチュームを着たヒーローがいたんです、ヒット・ガールことミンディを演じるのが「早熟のアイオワ」のクロエ・グレース・モレッツ、この作品の特徴は主役が途中でヒット・ガールに代わるんです
ヒット・ガールの父親のビッグ・ダディことデイモンを演じるのがニコラス・ケイジ、彼は元警官で陥れられ、妻を自殺に追い込んだフランク・ダミーコ率いる犯罪組織の壊滅のためにミンディに戦う術を叩き込んだんです
フランク・ダミーコを演じるのがマーク・ストロングで勘違いでキック・アス抹殺を部下に命じます、その息子のクリスがヒーローのレッドミストとなって誘き出します、演じるのがクリストファー・ミンツ・ブラッセ
このヒット・ガールが強烈で12歳くらいのクロエ・グレース・モレッツが卑猥なセリフを言ったり、何人も殺しまくります、ちょっと引いてしまうかもしれませんが大活躍です
キック・アスが路上で暴行事件があったのを救ったところからネットで有名になってヒット・ガールもビッグ・ダディもフランコも知る存在となるんです
監督のマシュー・ヴォーンは製作費を捻出しようと大手映画会社を回るもバイオレンス描写を懸念されて断念、最終的には自分で製作費を捻出、脚本に惚れ込んだブラッド・ピットがプロデューサーに参加しています
ラストの大立ち回り感動するほど凄かった、エンニオ・モリコーネの音楽が流れてゾクゾクしましたよ、ヒット・ガールのピンチにキック・アスが登場したりで、そして二人が本名を名乗って握手するシーンも感動的
特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙、なりきりヒーローが世界を救う それが『キック・アス』です。
キック・アスが主人公かと思ったら途中から出てきたヒット・ガールが全部持って行ってしまった。

























