THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏』


 

 

 


2005年 アメリカ
 

 

 



《スタッフ&キャスト》

 

 


監督・脚本 クリス・シヴァートソン

原作 ジャック・ケッチャム

撮影 ゾウラン・ポポヴィッチ

音楽 ティム・ラティリ



出演 マーク・センター/シェイ・アスター/アレックス・フロスト/ミーガン・ヘニング/ロビン・シドニー/マイケル・ボウエン/エド・ラウター/ミスティ・マンダ/ルビー・ラロッカ/ディ・ウォーレス/エリン・ブラウン

 





《解説》


真っ黒に血塗られたあの夏の日、少年に残されたものは破滅だけだった…

1965年、ニュージャージー州の保養地スパルタで、地元の不良青年レイはキャンプをしていた2人の女子大生に向け、面白半分に発砲した、1人はその場で絶命、もう1人も意識不明のまま4年後に死亡した

ドラッグ、パーティー、セックスに溺れた夏… 炸裂する狂気が、平和な日常を黒く染める! キレたアイツは誰にも止められない、スティーブン・キングが絶賛!


 

 


《物語》


1965年夏、ニュージャージーの森の中、簡易トイレに向かったレイは中から全裸の若い女子大生リサが出てきた、背が高くてスタイル抜群、まさにレイの好みだ



リサはエリースと2人でこの保養地に来ていた、リサはてっきり自分たちしかいないものだと思っていた、裸で森を歩き保養地にいるエリースの元に戻るリサ、レイはこっそりと跡を付けていた

 



恋人のジェニファーと友人ティムを連れて女子大生を覗く、レイは都会の金持ち女だと気に食わない、失恋したリサを慰めるために訪れた保養地

 

 

エリースはいきなり銃弾を数発撃ち込まれた、リサにも撃ち込まれ死亡、エリースは瀕死の重傷、泣き出すジェニファーと震えるティムにレイは家に戻ってシャベルを持ってくるように言う、レイの恐ろしさに従う2人

 

 

その間にレイはこの場を片付け、リサの死体を見ながら食事、片付けの最中にエリースはなんとか逃げ出し、偶然通り掛かった車に助けられた

それから4年後、昏睡状態だったエリースが死んだ、シリング刑事の努力も実らなかった、シリングは犯人のめぼしは付いていた、唯一の容疑者レイだ

シリングはレイの働くモーテルに行き揺さぶりをかける、過去何度も事情聴取をしているが決定的な証拠がなかった、相変わらずレイはジェニファーとティムらとつるんでいる、母親の経営するモーテルで雑用をこなし、一応副支配人



そのモーテルにサラが客室係にやってきた、サラが気に入ったレイは早速誘うがウソだらけのレイの誘いには乗らずレイは振られた

 



レイもシリング刑事が周りをうろうろし、パーティを開いても苦情があったと解散させられ鬱積が溜る、怒りにまかせ部屋をめちゃくちゃに壊し、ジェニファーがなだめるがダメ

そんな寂しさからジェニファーはティムと体の関係を持ち、ティムもレイのマリファナをくすねている、お互いに信用していない関係だ

ヒッチハイクをしていたキャサリンと知り合ったレイ、キャサリンは裕福な家庭だが母が精神を病んでしまった、少なからず自分にも責任があった

その後にキャサリンと関係を持った時、レイは人生最大の悪事をキャサリンに話した、その時からレイはパワーを持ったような気になった



その後にキャサリンの母が亡くなり、キャサリンから別れを切り出され、ジェニファーからもティムとの関係を暴露されて振られ、部屋にあるライフルを持ち出しサラとジェニファーとキャサリンを誘拐した



キレたレイの暴走を止める事は出来るのか?
 

 




《感想》


普通に観ればキレた青年の暴走劇でなかなかの作品だと思いますが、ジャック・ケッチャムの名があるともっと変態趣味な方向かと期待してしまいました



でもこの理不尽な殺人は理解不能、森で焚き火を囲んでいるだけでいきなり撃たれます、都会からやって来た女に訳も分からずに腹が立ち、感情が爆発したのでしょうか

この射撃のシーンは派手ではなくて逆によかったですね、撃たれた2人が吹っ飛ぶわけではなくフラフラと崩れ落ちる感じ、これがリアルなのかも

最初に登場したリサの全裸の綺麗なこと、いきなり簡易トイレから出てきたシーンはちょっと予想外でビックリ、このシーンで胸を鷲掴みにされました

 

 

このシーンを観て誰もいなかったら女の子って全裸になってしまうのかと、やっぱ裸は解放感があるのか気持ちいいのかもね、リサを演じるのはエリン・ブラウンでこのシーンは忘れられませんよ(笑)

 


この作品は無名の人たちばかりですが、女優さんたちはみんな美人でサービス満点です、ほぼ全員がヌードになってます、少し強引ですけどね



途中は刑事の奔走する姿とサラの年齢差ある恋愛模様なども絡めつつ、レイがドラッグとセックスに溺れ、狂気に疾走する姿が描かれます

 


そしてラストには大殺戮を展開、ここは凄まじかった、いつもは頭が上がらない母親も射殺し、馬鹿にした女たちをさらうのに関係ない人も容赦ありません


 

レイは身長が低い事を気にして、潰した缶をブーツの底に入れているんです、なので歩き方もちょっとおかしかったりね、背が低い事がレイには耐えられないのでしょうね


なので女が自分を馬鹿にしていると鬱屈した物が爆発、この理不尽さはどうなってるの?、この辺りがジャック・ケッチャムでしょうね

 

 

レイのモデルになった事件があって60年代に3件の殺人で終身刑となった、ツーソンのパイドパイパーことチャールズ・ハワード・シュミットで、彼も底上げのブーツを履いているナルシストでした


 

 

 


誰でもよかった ただ、全てにムカついてた それが『THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏』です。

 

 

 



スタッフもキャストもほとんど知りませんがパワーは感じましたね、マリファナパーティのシーンで使われている曲が日本語だったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な続・裏237号室の『THE LOST ザ・ロスト 失われた黒い夏』のレビューはこちらです。