ハンガー・ゲーム0 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『ハンガー・ゲーム0』

 

 

 

 

 

2023年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 フランシス・ローレンス

 

原作 スーザン・コリンズ

 

脚本 マイケル・レスリー/マイケル・アーント

 

撮影 ジョー・ウィレムズ

 

音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード

 

 

 

出演 トム・ブライス/レイチェル・ゼグラー/ピーター・ディンクレイジ/ハンター・シェイファー/ジョシュ・アンドレス・リベラ/ジェイソン・シュワルツマン/ビオラ・デイビス

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

生き残れ

 

スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した世界的ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」の前日譚、シリーズ第1作で主人公カットニスがプレイヤーに志願する64年前を舞台に、ドナルド・サザーランドが演じた独裁者コリオレーナス・スノーの少年時代を描く

 

イギリス出身の俳優トム・ブライスが若き日のコリオレーナス・スノー役で主演を務め、「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラーがルーシーを演じる、「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督が引き続きメガホンをとる

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

暗黒時代、第1回ハンガー・ゲーム開催の3年前、コリオレーナス・スノーと従姉のタイガレス・スノーは祖母からコリオレーナスの父であるクラックス将軍が第12地区で反乱軍に襲われ殺された事を伝えられた

 

青年となったコリオレーナスは特権階級の子供が通うアカデミーに通っていた、没落したスノー家は貧しい生活を強いられ、大学進学を目指してアカデミーでプリンツ賞を獲り、賞金を学費に当てて生活を楽にしたいと考えていた

 

 

アカデミーの講堂で選ばれた24人の同級生たちとプリンツ賞の発表を待っていると、ハンガー・ゲームのゲームメーカーのヴィラムニア・ゴール博士と考案者である学生部長のキャスカ・ハイボイドが現れた

 

 

第10回ハンガー・ゲームにアカデミーの学生24名を各地区から選ばれた少年少女の教育係として選び、優勝した生徒にプリンツ賞を与えると告げた

 

 

講堂のモニターで第1地区から第12地区まで選出された競技者が発表され、コリオレーナスは第12地区の女性ルーシー・グレイ・ベアードの教育係に指名された

 

 

ルーシー・グレイは元々は音楽を生業とする非定住民コヴィーの出身で、その歌で聴く者を魅了するだけでなく蛇を操る事も可能だ

 

コリオレーナスはルーシー・グレイじゃ勝てない、ひ弱で情緒不安定だ、これはかつて父の親友だったキャスカ・ハイボイドの企みだ

 

プレイヤーは各地から中心都市キャピトルの動物園の檻の中に入れられ、コリオレーナスは密かにルーシー・グレイと接触し、全力で守ると約束

 

 

天才的な歌だが戦闘力はなく反抗的なルーシー・グレイとも衝突しながらコリオレーナスは少しずつ彼女と打ち解け、勝利を目指すのだが…

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「ハンガー・ゲーム」の前日譚が映画化されると聞いてまさかあの残忍なコリオレーナス・スノーの話しだとは思いませんでしたよ

 

 

オープニングではコリオレーナスと従姉のタイガレス・スノーが逃げているところから始まります、時代は第1回ハンガー・ゲームの前で、しかもそこで父親が反乱軍に殺されたと聞かされます

 

コリオレーナスを演じるのはトム・ブライスで、かなりの男前で没落したスノー家を再興しようとプリンツ賞の賞金を獲ろうとここまで必死にアカデミーで頑張ってきました

 

 

彼の成功を信じて疑わないタイガレスを演じるのはハンター・シェイファーで、コリオレーナスと祖母と一緒に暮らしています、自分の未来はコリオレーナスに託している様子

 

 

きっとプリンツ賞を獲れると信じていたのに、ハンガー・ゲームのゲームメーカーのヴィラムニア・ゴールと考案者のキャスカ・ハイボイドが現れて、今年のプリンツ賞はハンガー・ゲームの勝者を教育した者だと

 

ヴィラムニア・ゴールを演じるのは「ザ・スーサイド・スクワット“極”悪党、集結」のビオラ・デイビスで、ゲームメーカーなので如何にして競技者が死ぬかを考えています

 

 

この時は第10回ハンガー・ゲームなのです、父親を亡くしてからは立派な屋敷には住んでいますけど食べるものも着るものもままならない没落貴族、その事はハイボイトにも知られています

 

かつてハイボイトとコリオレーナスの父親とは親友だったんです、酔っぱらったハイボイトがハンガー・ゲームの案を冗談で書いたものをコリオレーナスの父親が連名で提出したのです

 

 

翌朝には破り捨てようと思っていた案だったのでハイボイトにとってはまさかだったんです、これによって悪名高いハンガー・ゲームの考案者として名が知れ渡ったんです、演じるのは「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」のピーター・ディンクレイジ

 

 

だからなのかコリオレーナスの割り当てられたハンガー・ゲームの競技者はこれまで開始1分で殺されている第12地区の女性ルーシー・グレイ・ベアードです、これもハイボイトの陰謀です

 

 

ルーシー・グレイを演じるのは「シャザム! 神々の怒り」のレイチェル・ゼグラーで、歌は天才的で聴く人を魅了する力があるのですが、非力で戦闘能力はほぼなしでコリオレーナスは頭を抱えます

 

 

このハンガー・ゲームを非人道的だと非難しているのがセジャナス・プリンツで大富豪の息子でコリオレーナスの親友、いくらお金があってもハンガー・ゲームには反対なのです

 

 

コリオレーナスは何とかルーシー・グレイを優勝させるべくあれこれ手を尽くして反抗的だったルーシー・グレイとも意思疎通が出来るようになってお互いの為に頑張るのです

 

 

でも第10回のハンガー・ゲームなので割とシンプルでしたね、ルーシー・グレイが優勝して終わりなのかと思ったらそこから先があってコリオレーナスはハイボイトによって軍隊に飛ばされてしまいます、そこにはセジャナスもいます

 

 

自ら第12地区を志願して生き残ったルーシー・グレイを捜します、そこは軍によって統治されていて反対分子は処刑される厳しいもの、これに対してセジャナスは反乱軍に加担

 

 

結果的に好青年だったコリオレーナスがどうしてあんな残忍な大統領になったのかはちょっと弱いと思っていたら、こちらも続編があるようで、段々と暴君となっていくのでしょうね

 

 

 

 

 

世界的メガヒットシリーズ最新作!究極のサバイバルアクションを体感せよ! それが『ハンガー・ゲーム0』です。

 

 

 

 

 

なぜ邦題になると0が好きなのでしょうか?、前日譚やプロローグ的なものには0を付けますよね、センスないわぁ。