スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』

 

 

 

 

 

2019年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ジョン・ワッツ

 

脚本 クリス・マッケーナ/エリック・ソマーズ

 

撮影 マシュー・J・ロイド

 

音楽 マイケル・ジアッキノ

 

 

 

出演 トム・ホランド/サミュエル・L・ジャクソン/ゼンデイヤ/コビー・スマルダース/ジョン・ファブロー/J・B・スムーブ/ジェイコブ・バタロン/マーティン・スター/トニー・レボロリ/マリサ・トメイ/ジェイク・ギレンホール/アンガーリー・ライス/ヌーマン・アチャル/レミー・ハイ/J・K・シモンズ/ベン・メンデルソーン/シャロン・ブリン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

親愛なる隣人から真のヒーローへ

 

若手俳優のトム・ホランドが新たにスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じ、「アベンジャーズ」を中心とした「マーベル・シネマティック・ユニバース」の世界に参戦した「スパイダーマン:ホームカミング」の続編

 

監督は前作に続いてジョン・ワッツが務めた、共演は前作にも出演したジェイコブ・バタロン、ゼンデイヤ、サミュエル・L・ジャクソンら、ベック/ミステリオ役に「ナイトローラー」のジェイク・ギレンホール

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

メキシコ・イステンコの町は廃墟と化していた、マリア・ヒルは自然災害だと説明するがニック・フューリーは違うと考えていた、すると巨大な土で出来た怪物が現れるが、両手から緑の光を放つ謎の男が現れて2人を救う

 

 

約5年前、半分の命が消滅、ミッドタウン高校の生徒も塵のように半分が消えた、しかし8か月後にヒーローたちが戻してくれた、戻った者は同じ年齢のまま、でも残った者は5歳年をとったがそのままで再開していた

 

スパイダーマンことピーター・パーカーは学校による化学ツアーで2週間のヨーロッパ研修旅行で想いを寄せるMJことミシェル・ジョーンズに告白を考えていた

 

メイおばさんの慈善公演会にゲストで参加したスパイダーマンだったがニック・フューリーからの電話にも出ないでスルーしていた、それには自分には重すぎる責任があったから

 

 

握手会でもマスコミが殺到し、アベンジャーズのリーダーになるのか?地球が襲われたら?トニー・スタークの後継者の気分は?などと良き隣人でいたいピーターはその責任のプレッシャーに圧し潰されそうになっていた

 

旅行で最初に向かったのはイタリア・ヴェネチアでMJと距離を縮めたいピーターだったがなかなかチャンスがない、しかもそんな時に水で出来た怪物が現れて人々を襲いだした

 

 

スパイダーマンのスーツを部屋に置いてきたピーターはスーツなしで戦うが苦戦、そこにマント姿の男が現れて激闘の末に水の怪物を倒して去って行った

 

 

その夜にニックに捕まったピーターは一緒に行った場所で昼間のマントの男がいた、彼はクエンティン・ベックと名乗り、人々からはミステリオと呼ばれている人物

 

 

ニックの説明では彼は別次元の地球からやって来て、その地球を滅ぼしたエレメンタルズを追ってこの地球にやって来た、ニックは地球を守る任務をピーターに与えるがピーターは断ってしまう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「スパイダーマン:ホームカミング」の続編で、壮大なラストで幕を閉じた「アベンジャーズ ラストゲーム」からの直接的な続編です

 

そして「マーベル・シネマティック・ユニバース」の23作目でフェーズ4の最終作です、これでMCMは終わりかと思ってましたがシリーズは永遠のようです

 

ピーター・パーカーとスパイダーマンを演じるのはトム・ホランドで、トニー・スターク亡き後にアベンジャーズとして活躍する事を重荷し感じて、トニー・スタークの死を受け入れられないでいるんです

 

 

ピーターのクラスメイトのMJことミシェル・ジョーンズを演じるのがゼンデイヤで、ピーターが気になる女の子でMJもピーターが気になるんです

 

 

ピーターに関心があるのかずっと彼の行動を観察していた事で60%くらいピーターがスパイダーマンではないかと薄々気付いているんです

 

 

ピーターのクラスメイトで親友のネッドを演じるのはジェイコブ・バタロンで、彼は前作で偶然ピーターがスパイダーマンだと知って活動を手助けしています

 

 

そのネッドと飛行機で隣になったことから意気投合して恋人同士となるベティを演じるのはアンガーリー・ライスで、オープニングの同じクラスメイトでも5歳差がある事を説明してくれます

 

 

サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーはずっとピーターに連絡を取るのですがずっとスルーされているんです、何とか強引に会うと彼の為に研修旅行を予定を強引に変えてしまうんです

 

 

ニックの副長官のマリア・ヒルを演じるのはコビー・スマルダースで、メキシコ・イステンコに2人で調査に行ってそこでミステリオと遭遇するのです

 

ミステリオを演じるのはジェイク・ギレンホールで、マルチバースの地球をエレメンタルズに滅ぼされてピーターらが住む地球へと追ってやって来たんです

 

 

しかしその正体はスターク・インダストリーズを解雇された男で、トニーを逆恨みしトニーに反感を持つ者たちを集めて、アイアンマンに代わってヒーローとして君臨しようと目論んでいるのです

 

ホログラムとドローンを使ってここまでのミステリオの活躍は全て自作自演だったのです、こんな大きなものを大勢の人に見せてしまうなんて近い将来に実現できるのでしょうか?

 

 

戦争でもドローン攻撃なんてあります、ホログラムを使って不思議な映像も作れてしまいます、技術の進歩は革命ですが殺人の道具にもなります

 

それと元トニーの運転手だったハッピーを演じるのはジョン・ファブローで、その彼が両想いになるピーターの叔母のメイを演じるのはマリサ・トメイ

 

 

トニー・スタークはピーターを後継者に選んだのでしょうか?、もちろんトニーはピーターにスパイダーマンのスーツをいろいろと用意してくれてたしね、それにMJもピーターを観察してたのは好意があったから

 

 

 

 

 

 

鉄の意志を引き継ぎ、僕は闘う それが『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』です。

 

 

 

 

 

しかしラストに大変な出来事が起こってしまい、それは三部作の最終作で。