スパイダーマン:ホームカミング | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『スパイダーマン ホームカミング』

 

 

 

 

 

2017年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ジョン・ワッツ

 

原作 スタン・リー/スティーブ・ディッコ

 

脚本 ジョナサン・ゴールドスタイン/ジョン・フランシス・デイリー/クリストファー・フォード/クリス・マッケーナ/エリック・ソマーズ

 

撮影 サルバトーレ・トチノ

 

音楽 マイケル・ジアッキノ

 

 

 

出演 トム・ホランド/マイケル・キートン/ジョン・ファブロー/グウィネス・パルトロウ/ゼンデイヤ/ドナルド・グローバー/ジェイコブ・バタロン/ローラ・ハリアー/トニー・レボロリ/タイン・デイリー/マリサ・トメイ/ロバート・ダウニー・Jr

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

みせてやる、僕の力を

 

3度目の映画化となる新たなスパイダーマン、主人公スパイダーマン=ピーター・パーカー役には「インポッシブル」のトム・ホランドを抜擢し、「アベンジャーズ」シリーズをはじめとした「マーベル・シネマティック・ユニバース」に参戦

 

アイアンマンとして数々のマーベル作品に出演してきたロバート・ダウニー・Jrや、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」などのマイケル・キートンらが共演、新人ヒーローの成長ぶりに目を見張る

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

アベンジャーズと宇宙人チタウリの戦いの後、市から瓦礫撤去の仕事を任されていたエイドリアン・トゥームスの会社だったが、スターク社とダメージ・コントロール局が残骸の処理と保管の全権を渡すよう迫られる

 

仕事を取り上げられて会社は解散、トゥームスは現場から運んだチタウリの残骸の一部を利用して仲間とハイテク兵器を開発して金儲けをしようと企む

 

 

8年後、15歳の高校生ピーター・パーカーはトニー・スタークのアベンジャーズの対戦でキャプテン・アメリカから盾を奪う活躍を見せ、トニーからまた連絡するという言葉を信じて2か月経っても音沙汰なし

 

 

学校が終わると路地裏でスパイダーマンのスーツに着替えて自警団として街の平和を守る日々を送っていた、そんなある日、ピーターはATM強盗を目撃

 

 

強盗らに立ち向かうが見た事もない強い光を放つ武器によってピーターの馴染みの店を吹っ飛ばしてしまい、何とか店主のデルマーと猫を助けたが強盗らは逃げた後

 

 

路地裏に置いたリュックがなくなっておりスパイダーマンの姿で窓から部屋に入ると友人のネッドが部屋で待っていて正体がバレてしまい固く口止め

 

 

学校ではホームカミング・パーティで盛り上がり、ピーターは密かに恋心を抱いている上級生のリズが気になる、リズがスパイダーマンが好きと知り、ネッドがピーターがスパイダーマンの友達だと言ってしまい、その結果リズのホームパーティにスパイダーマンを連れて来る事になってしまう

 

 

パーティ当日に居心地の悪い2人だったがスパイダーマンのスーツを着ていると遠くで光が放たれたのを目撃し、すぐに直行するとそこではATM強盗が使っていた武器取引が行われていた

 

 

逃げる男たちを追うがあと一歩のところで大きな機械の翼を持つ者に空に飛ばされて川へと墜落、そこを助けてくれたのはアイアンマン・マーク47でトニーによって遠隔操作されており、トニーには無茶をせず良き隣人スパイダーマンでいろと取り合ってくれない

 

 

帰り道でさっきの連中が落とした兵器の一部を拾い、そこには宇宙物質が組み込まれておりネッドに託した、プログラミングの知識に長けているネッドにスパイダーマンのスーツの補助輪設定を解除してオプション機能を使い、武器取引一味を追ってトニーを見返したいピーターはワシントンでの武器取引現場へと向かう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

これまでの「スパイダーマン」「アメイジング・スパイダーマン」より若くなって高校生のピーター・パーカーによるスパイダーマンとなりました

 

ピーター・パーカーとスパイダーマンを演じるのは「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」のトム・ホランド、驚きのアベンジャーズのメンバーとなりました

 

 

元々はスパイダーマンはソニー・ピクチャーズが権利を持っていてこれまで5作品が製作されましたが、ソニーが続編を企画していましたが、ソニーとマーベルが締結が発表されてスパイダーマンをレンタルし、これまでのシリーズに変わってマーベル・シネマティック・ユニバース内での新シリーズとなりました

 

本作は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の続編でマーベル・シネマティック・ユニバースでの16作目となります

 

「アベンジャーズ」で登場したチタウリの残骸でエイドリアン・トゥームスはハイテク兵器を作り、密売する事で金儲けを考えるのです、トゥームスを演じるのはマイケル・キートン

 

 

スパイダーマンが登場するのはそれから8年後となります、トニー・スタークからスパイダーマンのスーツをプレゼントされて、それによってアベンジャーズの一員としての自信が湧くのです

 

 

しかしトニーは15歳の少年のアベンジャーズ入りを心配して自警団としての活動を見守っているのですが、ピーターとしてはもっと活躍したい

 

 

ATM強盗から発展したトゥームスによるハイテク兵器の密売と機械の翼を持つバルチャーとの戦いに発展し、トニーはそれを良しとせず、もし死者が出たら、もし君が死んでいたならと説教してスパイダーマンのスーツを取り上げてしまいます

 

 

これはトニーによる父親にも似た心境での心配なのでしょう、でもラストにはトニーはピーターに最高のプレゼントを用意しています、トニー・スタークを演じるのはロバート・ダウニー・Jr

 

 

ピーターは友人のネッドに正体がバレてしまうんです、それはあまりにも偶然ですが、ネッドはプログラミングに長けていてピーターの活躍をサポートするように、演じるのはジェイコブ・バタロン

 

 

ピーターが恋心を寄せる上級生で高校のマドンナ的な存在で成績優秀で学力コンテストのリーダーのリズを演じるのはローラ・ハリアーでピーターより背が高くてセクシーです

 

 

ピーターのクラスメイトの中でひと際根暗で友達もいないミシェル・ジョーンズを演じるのはゼンデイヤ、ラストに名前が分かるのですが彼女がなんとMJとはね

 

 

それとピーターの叔母で育ての親のメイ・パーカーを演じるのはマリサ・トメイで今までのシリーズに比べて相当若いです、ピーターを実の子同然に気にかけてますがラストにビックリ

 

 

「アイアンマン3」以来の登場となるジョン・ファブロー演じるハッピーにグウィネス・パルトロウ演じるペッパー、やはりトニーが出るならこの2人にも出て欲しいですもんね、これでスパイダーマンの新シリーズが始まったと思うと嬉しい限りです

 

 

 

 

 

ヒーローって、最高! それが『スパイダーマン:ホームカミング』です。

 

 

 

 

 

新たなヒーローの誕生ですが、まだまだ「マイティ・ソー バトルロイヤル」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に続きます。