ワイルド・スピード SKY MISSION | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『ワイルド・スピード SKY MISSION』

 

 

 

 

 

2015年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ジェームズ・ワン

 

脚本 クリス・モーガン

 

撮影 スティーブン・F・ウィンドン/マーク・スパイサー

 

音楽 ブライアン・タイラー

 

 

 

出演 ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ドウェイン・ジョンソン/ミシェル・ロドリゲス/タイリース・ギブソン/クリス・リュダクス・ブリッジス/ジョーダナ・ブリュースター/ジャイモン・フンスー/トニー・ジャー/ロンダ・ラウジー/ナタリー・エマニュエル/カート・ラッセル/ジェイソン・ステイサム/ガル・ガドット/ルーカス・ブラック/エルザ・パタキー/ノエル・グーリーエミー/ジョン・ブラザートン/ルーク・エバンス

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

最後のミッションは空へ

 

高級車や名車が次々と登場し、迫力の人気カーアクション「ワイルド・スピード」シリーズの第7作、ドミニク役のヴィン・ディーゼルや本作の撮影期間中に急逝したポール・ウォーカーらおなじみのキャストに加え、ジェイソン・ステイサムがシリーズ最強の敵で登場

 

「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンが監督を務め、空中からダイブや超高級車を使用したジャンプなど、ド派手なカーアクションが連続する、東京、アブダビ、ロサンゼルスといった世界各国を舞台に壮大な戦いに挑む

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

イギリス・ロンドン、ドミニク・ファミリーとの死闘に敗れ、意識不明の重傷を負った国際犯罪組織のボス、オーウェン・ショウ、彼の見舞いに現れた兄のデッカード・ショウは復讐を誓う

 

 

かつての恋人レティ・オルティスを取り戻したドミニク・トレットはまたあの頃のような関係を取り戻そうと思い出の場所に赴くが、レティは記憶が戻らず苦悩し、ドミニクの元を去った

 

ブライアン・オコナーはドミニクの妹で妻のミアや息子のジャックと穏やかな日々を過ごしていた、ミアのお腹には新たな命が宿っているが、ドミニクとの激しい戦いの日々を思い出し未練があった

 

アメリカ外交保安部ロス支部のルーク・ボブス捜査官のオフィスに入りパソコンからドミニク・ファミリーの情報を盗み出した、気付いたホブスと乱闘となるがデッカードは爆弾を投げてオフィスを爆破、ホブスは窓を突き破って吹き飛ばされ、デッカードは逃走

 

 

ドミニクとブライアンが自宅から出掛ける時に東京から郵便物が送られて来た、そして見知らぬ人物からの電話、それが東京からだと気付いたドミニクは危険を察知し、ミアをかばい盾になった

 

 

郵便物が爆発し、全員無事だったが自宅は吹き飛ばされてしまった、その頃、東京に移住していたハンは事故に見せ掛けられてデッカードに殺害されていた

 

負傷したホブスは入院し、ドミニクを呼んだ、そこでデッカードに狙われている事を伝え、情報を与えた、デッカードは元々イギリス軍特殊部隊の一員だがデータにはない、秘密諜報機関の一員だった

 

 

政府は残虐なデッカードを必要悪だとしていたが、知り過ぎたが為に20人の工作員で殺そうとするが返り討ちにして行方を暗ました

 

ドミニクはファミリーを守る為とハンの仇を討つ為にブライアンと共に戦う事を決意、ミアとジャックをドミニカ共和国モンテクリスティに住む友人マンドの元へ避難させた、そしてドミニクはまず東京へと向かう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「ワイルド・スピード EURO MISSION」と「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」の続編となります、あの駄作と言われた「ワイルド・スピードX3」が重要な作品となりました

 

 

シリーズ番外編かと思われて東京が舞台でハンが事故死してしまうのですが、それがここに繋がるとは流石です、それがこんな重要な位置付けになるとは

 

前作でオーウェン・ショウ率いる犯罪組織を潰して世界の平和を守ったドミニク・ファミリーなのですが、オーウェンの兄のデッカードが現れて大暴れします

 

 

このシリーズ最強の敵と言われるデッカードを演じるのはジェイソン・ステイサムで、オープニングから入院しているオーウェンの見舞いに行くのですが、重要犯罪者のオーウェンは警備対象なのですがその警備全員を倒してます

 

 

主人公のドミニクを演じるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のヴィン・ディーゼルで、記憶喪失となったレティと一緒にいます、レティを演じるのはミシェル・ロドリゲス

 

 

 

ドミニクがレティをストリートレース場へと連れて行くのですが、このシーンこそが本来のワイルド・スピードの原点なのですが、最近は話しが大きくなりましたね

 

 

そしてドミニクの相棒とも言えるブライアンを演じるのがポール・ウォーカー、彼は撮影中に交通事故死したことにより、一部シーンではCG合成、ポールの二人の弟による代役に用いられた

 

 

そして本作のラスト・シーンはドミニクとブライアンの車を走らせながらのシーンで、これがポール・ウォーカーの最後のワイルド・スピードだと、グッとくるシーンでした

 

 

ブライアンの妻のミアを演じるのはジョーダナ・ブリュースターで、母となった彼女の出番は少なくなりましたけど、ブライアンとの幸せな家庭を望んでいたのかもね

 

 

お笑い担当のローマンを演じるのはタイリース・ギブソンでずっとごちゃごちゃ言ってます、その相棒のようなテズを演じるのはクリス・リュダクス・ブリッジスで電子機器のスペシャリストですが今回は格闘も

 

 

前作で共に戦ったホブスはデッカードにやられてしまいます、エレナを守る為に彼女を抱えたまま窓を突き破って車の上に叩きつけられます、ホブスを演じるのはドウェイン・ジョンソンでエレナを演じるのはエルザ・パタキー

 

 

カート・ラッセル演じるミスター・ノーバディが捕らえられたハッカーのラムジーを救出する事が出来たならラムジーの作ったプログラム"神の目”でデッカードを捜し出せると言われてドミニクは協力

 

 

ラムジーを演じるのはナタリー・エマニュエルで、彼女が作ったプログラムは人物監視プログラムでどんなに身を隠しても数時間で捜し出せてしまうもので、これが悪党の手に渡ったら大変との事です、その水着姿にローマンとテズも釘付けです

 

 

今作の敵としてラムジーの輸送車リーダーのキエットを演じるのがトニー・ジャーでそのムエタイは強烈です、ヨルダン王子の護衛をするカーラを演じるのは総合格闘家のロンダ・ラウジーでレティとドレスで格闘します

 

 

驚いたのはライカンが登場した事です、アラブ首長国連邦の自動車メーカーのWモーターズが製造販売で価格は340万ドルで約3億4000万円

 

 

 

 

 

 

東京、アブダビ、ロサンゼルス、すべてを賭けた最後のミッションが、いま始動する! それが『ワイルド・スピード SKY MISSION』です。

 

 

 

 

 

これがポール・ウォーカーの見納めかと思うと寂しいですね、ポールに捧ぐの文字が悲しいです。