死霊のはらわた(2013) | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『死霊のはらわた』

 

 

 

 

 

2013年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 フェデ・アルバレス

 

脚本 サム・ライミ/ロド・サヤゲス/ディアブロ・コーディ

 

撮影 アーロン・モートン

 

音楽 ロケ・バニョス

 

 

 

出演 ジェーン・レヴィ/シャイロ・フェルナンデス/ジェシカ・ルーカス/ルー・テイラー・プッチ/エリザベス・ブラックモア

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

この世の何よりもおぞましくショッキングでグロテスクなやつが目覚めた時、再び日本中が恐怖に染まる

 

1981年のプレミア公開から2年後、1983年には北米を含む全世界で公開され世界中を恐怖で覆い尽くしたサム・ライミ監督の「死霊のはらわた」、スプラッター・ブームを巻き起こした伝説の映画が、2013年リメイクで蘇る

 

オリジナル版を手掛けたサム・ライミと主演のブルース・キャンベルが製作を務めた、山小屋で死者の書を甦らせてしまった5人の男女が体験する恐怖を、オリジナル版を上回る衝撃描写を交えて描き出す

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

鬱蒼とした山奥に佇む山小屋を訪れた若者たち男女5人、その目的は薬物依存症のミアのリハビリの為、ミアの友人のオリビアとエリック、ミアの兄デビッドとその恋人のナタリー

 

 

荒らされた後のある山小屋を皆で片付け、中にはミアとデビッドの家族の思い出があった、デビッドはミアのそばにいてやれなかった事を悔やんでいる

 

 

そんなミアは薬の過剰摂取で心停止したがなんとか助かっていた、いつも挫折するリハビリだが今回は荒療治で帰さないとオリビアとエリック、デビッドはミアと仲直りのつもりで来た、妹が帰りたいと言えば帰ると反対

 

その夜からミアは過敏状態になり部屋が死体臭いと叫ぶ、カーペットをどかせてみるとそこに扉があり、床下に地下室があった 臭いはそこから

 

階段を下りて奥に行くと猫の死体が大量に吊るされていた、何かの儀式で使われたような有り様だ、エリックはそこにあった本を持ち帰る

 

 

その本を興味深く読むエリック、そこには「唱えるな、書くな、聞くな、彼への扉が開く」の文字、エリックはその呪文を読むと、森にいたミアが異変を感じ逃げるが森に襲われミアの体に侵入する

 

 

森で倒れていたところを助けられたミアの言葉を誰も信じようとはしなかった、鎮静剤を打って眠っているはずのミアが、今夜全員死ぬと言いオリビアに襲い掛かった

 

 

オリビアはミアを振りほどき床下の地下室へ落とした、エリックは扉を閉めてミアを床下に閉じ込めた、血の汚れを落とそうとオリビアは洗面所へ

 

 

戻らないオリビアを心配してエリックが洗面所を見に行くと、そこにいたオリビアは自分の顔の皮を剥いでエリックに襲い掛かってきた

 

 

さっきまでとはまったく違う恐ろしい形相のオリビアに襲われ、刺されて怪我をしながらもエリックはオリビアを洗面所の陶器で撲殺した

 

 

エリックはデビッドに手当てしてもらいながら、本の呪文を唱えてしまった、それで邪悪な何かを解放してしてしまった、それは今度はミアに憑りついた

 

床下にいたミアはナタリーを引きずり込み地下室で襲い掛かり咬みついた、デビッドはナタリーを救い、ミアを再び地下室に閉じ込め頑丈に施錠、ナタリーは咬まれた手の平を洗っていると傷はみるみる広がりナタリーは自らの腕を切断してしまった

 

 

そして形相の変わったナタリーはデビッドとエリックに襲い掛かってきた、地下のミアと共に恐怖のどん底に突き落とされる

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

結論から言うとおいらはオリジナル版「死霊のはらわた」の方が好きですね、あの最初に観た時のインパクトは今だに忘れられませんよ

 

でも本作もリメイクというのを忘れれば上出来だと思います、30年の時間は特殊メイクをここまで進歩させてくれました、CGに頼らずあえてアナログなところが好感持てますね

 

特に舌をカッターナイフで切り裂くシーンはサイコーに良かった、見ていてゾクゾクするシーンでしたね、ただ目玉がクルクルし過ぎかも

 

 

自分の顔の皮を剥ぐシーンも口裂け女みたいで素晴らしかったね、頬っぺたから歯が丸出しになってとにかく恐ろしい形相でしたね

 

 

こんな痛いシーンのオンパレードです、釘打ち機で無数の釘を打ち込まれる姿はめちゃ痛そうでした、顔面に注射器をザクザク刺されるシーンも地味ですが痛そうで針を抜くシーンも痛い

 

 

自分で腕を切り落とす描写は強烈なインパクトで寒気しますよ、実際に自分でそんなこと出来るわけがないですが狂気となった者は躊躇なくやります

 

 

それに血の量がハンパないくらいです、なんと2万5000リットルです、ドロドロのグッチャグッチャ、気持ちよさそうなぐらいです、ぶちまける嘔吐物も気持ち悪すぎです、とにかくそんな描写ばかり、それに人体破壊に徹してます

 

 

それに死者の書は頑丈に有刺鉄線でグルグル巻きにしていますがニッパで開けちゃいます、今回の死者の書は以前に比べてカラフルでした、それに今回は燃えません

 

 

残念なのはオリジナルでは女性が森に犯されるのですが、本作では森にがんじがらめにされてから脚を開かされてナメクジのような物がミアに侵入するんです、それでミアは狂うんです

 

 

でも、その後に正気に戻るのですがその時には裂いた舌も元通りになってちょっと矛盾、それにラストはオリジナルとは全然違っておいらとしては残念でした

 

 

メイキングではシャイロ・フェルナンデスの感情を高めるためにミア役のジェーン・レヴィを本当に生き埋めにしてました、ちょっとキツイね(笑)、主要キャストの女子3人がみんな酷い目に遭います

 

 

ゲロみたいな血を浴びるだけでもこっちが吐きそうですもん、オリジナルよりえげつないですが、やはりオリジナルの手作り感は素晴らしいですからね

 

 

 

 

 

 

死霊に憑りつかれるとはこういうことだ それが『死霊のはらわた』です。

 

 

 

 

 

オリジナル版では苦労して撮った地を這う映像も本作ではステディカムで簡単に撮ってるんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な続・裏237号室の『死霊のはらわた』のレビューはこちらです。