『デッド・カーム 戦慄の航海』
1988年 オーストラリア
《スタッフ&キャスト》
監督 フィリップ・ノイス
原作 チャールズ・ウィリアムズ
脚本 テリー・ヘイズ
音楽 グレーム・レヴェル
出演 ニコール・キッドマン/サム・ニール/ビリー・ゼイン/ロッド・マリナー/ジュシュア・ティルデン/ジョージ・シェヴソフ/マイケル・ロング/リサ・コリンズ
《解説》
ニコール・キッドマン主演による海洋サスペンス
トム・クルーズと出会う以前のニコール・キッドマンが惜し気もなくその裸体を晒す海洋スリラー、この作品を観たトム・クルーズがニコール・キッドマンを気に入り、その後自らの映画でニコールが有名になっただけあり、凄まじいまでの迫真の演技
監督のフィリップ・ノイスは本作が認められハリウッドデビュー、「パトリオット・ゲーム」や「今そこにある危機」などの大作を任されている、この物語も最初からどんどん映画の中に引き込んで観る者をあっと言わせます
《物語》
夫のジョンを駅まで迎えに行く途中、その妻のレイと息子は交通事故に遭い息子を失ってしまう、心の痛手を癒すため、ペットの犬のベンを連れてヨットで海の旅に出た、旅に出て3週間、はじめて他の船に遭遇、その船からボートが近づいてくる
ボートの男はヒューイと名乗り、船に穴が空き浸水していると言う、それに6人いた仲間は食中毒で全員死んだと、ジョンは船に戻って荷物を運ぼうと言うがヒューイは絶対に戻りたくない
ヒューイをベッドで休ませるがジョンは信用してはいない、寝てる間に船にボートで行くことにした、ジョンが船に乗り込むとそこは荒れ放題で船内に入るとたしかに浸水していた
そして奥の部屋からはバラバラの死体、ヒューイはジョンの行動を察知し、レイを殴り失神させた、ボートであわてて戻るがすでに遅くヨットはヒューイに乗っ取られた後だった、ジョンはヒューイの船に戻りなんとか動かそうとする
気がついたレイはヨットを戻してと言うがヒューイは聞き入れない、しかも確実に船は沈む、ヒューイはレイに怒鳴り散らし恐怖を植え付ける
船の電気系統を直したジョンはスクリューを回転させヨットを追い始める、レーダーと無線でジョンが追ってくれてる事を知ったレイはなんとかヨットを止めようとする
ヨットの鍵を海に捨てるがベンが取りに行ってしまう、ベンはすっかりヒューイになついていた、ジョンが乗っている船が止まってしまい、浸水もひどく時間がない
ヒューイはレイを船内に連れて行き服を脱がす、トイレに行きたいとその場を離れライフルを組み立てるがベンが吠えたために時間がなかった、そしてレイはヒューイに抱かれてしまう
レイは自分の精神安定剤を大量に入れたレモンジュースをヒューイに手渡して飲ますことに成功し、そしてレイはライフルに弾を込める
しかしライフルをヒューイに取り上げられるがヒューイは目眩を起こす、レイの首を絞めるヒューイだがそのまま失神、レイはヒューイを縛り、部屋に監禁してジョンの元にヨットをUターン
ジョンは沈みかけた船に火を放つ、それを見たレイがヨットを急がすが、ヒューイが目を覚ましロープを解きレイに迫るがレイはモリを打ち込み、殴り失神させてゴムの救命艇に乗せてヨットで引っ張ることに
手製のイカダで漂流していたジョンを引き上げ抱き合う2人、救命艇は切り離したが…
《感想》
これはなかなかの秀作でした、ニコール・キッドマンの過去作品が見たくなったので観ると拾い物でした、「ヒッチハイク」の海洋版って印象かな
海の上という孤立した環境で殺人犯と2人きりは女性はかなり怖いと思います、やはり命の危険と貞操の危機は感じるでしょうね レイは生き残るため、ジョンを助けるため、戦うためにヒューイに貞操を許します、これによってヒューイは安心してしまうんですよ
やはり女性の貞操はある意味武器になりますね、しょせん男の欲望なんてそんなもんですよ、イライラしていても目の前のイイ女が脚を開けば男はイチコロですよ
こんな展開になる映画はよくありますが女の人はだいたい未遂で終わり無事が多いですが、貞操を奪われてしかりの状態だと思います
女性に怒られそうですが何も出来ない悪人が犯罪を犯すなよって言いたい、悪い奴はとことん悪い奴でいて欲しいんです、だからその妻や恋人を凌辱してこそ悪い奴をより憎く表して欲しいです
ヒューイを演じるのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビリー・ゼインでとことん悪い奴で、人は殺すは女は犯すはでここまで悪い奴の方が素敵です
ジョンを演じるのは「ポゼッション」のサム・ニールで、真相を追及しようとして罠にハマった感じです、妻を辱められて自分は死にかけてどんな感情でしょうか?
あの犬には笑います、誰がご主人かわかってないのね(笑)、実際の犬はこんなものなのかな?それはそれで悲しいですね、全然番犬にならないやん
オープニングの幼い息子の死はあまり関係ないような、かなり凄惨な事故でしたけどね、それによって旅に出るのは説得力があるのかないのか?
ニコール・キッドマンはこの作品に女優としての勝負を賭けたんでしょうね、この後にトム・クルーズと出会います、更に女としての磨きが掛かってます、今やハリウッドを代表する女優です
傷心を癒すクルージングが、死への航海に…、驚愕の海洋サスペンス それが『デッド・カーム 戦慄の航海』です。
ニコール・キッドマンのヌードはさすがのボディです、お尻が素晴らしかった、でもそんなにヌードシーンがあるわけではないですよ(笑)。
更に過激な続・裏237号室の『デッド・カーム 戦慄の航海』のレビューはこちらです
























