『ヒドゥン・フェイス』
2011年 コロンビア・スペイン
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 アンドレ・バイズ
撮影 ホセ・マリア・シビット
音楽 フェデリコ・フシド
出演 マルチナ・ガルシア/キム・グティエレス/クララ・ラゴ/アレクサンドラ・スチュワルト
《解説》
絶叫さえもかき消す、予測不能な狂気的サスペンス・スリラー!
南米コロンビアのソフィー・マルソーとも称される美人女優マルチナ・ガルシアと、クールでセクシーな美貌の女神クララ・ラゴがフルヌードで熱演、ミステリアスな展開から目が離せない
巧みに張り巡らされたスリリングな伏線と、主人公3人の異なる視線であぶり出されていく巧妙な謎解き!、死より残酷な衝撃のラストまで緊迫感が過熱していく話題作
《物語》
スペインの若手指揮者のアドリアンはコロンビアの交響楽団で指揮をするため、コロンビア郊外の屋敷で恋人のベレンと暮らしていた
しかしある日に突然、ベレンが別れの動画のメッセージを残して失踪してしまった、手を尽して捜し、警察にも届け出を出したアドリアン
傷心のアドリアンは酒に溺れ近くのバーで酔い、酩酊状態となりバーの女店員のファビアナに介抱され仕方なく家に泊めてもらった
次の日、アドリアンはファビアナに礼を言い、彼女を屋敷に招待、すぐに2人は恋に落ちて関係を持ち、一緒に暮らし始める事になった
アドリアンからの届け出でベレンの行方を追っていた警察は屋敷に現れた、ベレンを忘れたかのようにファビアナといるアドリアンに疑いの目を向ける
しかしファビアナは屋敷の中で異様な物音や怪現象に怯えるようになる、不自然に揺れ動く浴室の水、排水溝からかすかに聞こえる異様な声、鏡を凝視する飼い犬
スペインで暮らしていたアドリアンとベレンはコロンビアの交響楽団に誘われて2人で移住、新居として借りたのは郊外の別荘でナチスドイツの残党が作ったと言われる物
その屋敷に住み始めるがベレンはアドリアンの浮気を疑い口論となり、ベレンは姿を消した
やがてこの屋敷に隠された「秘密」と「真相」を知ったファビアナの身に、全てを呑み込む最も恐ろしい出来事がふりかかる
《感想》
これはなかなか面白かったです、でも上のレビューでは本作の核心にはほんのちょっとしか触れてないんです、本作の謎が発覚するのが割りと早いのでネタバレまで書きたかったのですが、もし観る方がいたら知らない方が面白いですからね
このファビアナを演じるのがコロンビアのソフィー・マルソーと称されるマルチナ・ガルシア、表情はあどけないのですがヌードも持さない大胆な演技で魅了してくれます
でもアドリアンにはこのファビアナの前にベレンという恋人がいたのですけど、寂しくて飲んだくれて介抱してくれた女にコロッと気持ちが傾いちゃうんです
捜査していた警察もそれらしき死体が見付かったらアドリアンに身元確認をさせるんですけど、新しい女がいるとわかると疑いの目を向けます
しかも警部の部下の刑事はファビアナの知り合いで彼女に想いを寄せているような感じでアドリアンを敵視するようになりベレンを殺したと思っています
ベレンを演じるのがクララ・ラゴ、彼女はマルチナ・ガルシアとはタイプの違う美人でセクシーなんです、でもアドリアンが浮気していると思っていて別れのメッセージを残して失踪
この失踪が本作のテーマなんですがこれが意外な方向へと進んでいくんです、警察はジワジワとアドリアンに捜査を向けるのですがアリバイもあって証拠はない
それにファビアナもアドリアンが楽団の女性団員と浮気してるのではと疑い始めるんです、やはり若くして指揮者を務めるくらいの人物ですから女は寄ってくるでしょうね
本当に美女を追い詰めていく展開はスリリングで不気味でジワジワと真実が浮かび上がってくるのは秀逸でしたね、エロティック・サスペンスと言ってますがエロさは弱いです
観る者に不安と恐怖を抱かせ、ラストまで緊迫感が持続する巧みな描写に戦慄が走る! それが『ヒドゥン・フェイス』です。
この映画の秘密を言ってしまったらまったく面白みが無くなるのだけど言いたくて仕方ないです(笑)
更に過激な続・裏237号室の『ヒドゥン・フェイス』のレビューはこちらです。

















