『呪怨』
2002年 日本
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 清水崇
撮影 喜久村徳章
音楽 佐藤史朗
出演 奥菜恵/伊東美咲/上原美佐/市川由衣/津田寛治/柴田かよこ/菊利友佳子/松田珠里/田中要次/森中能幸/榊英雄/松山鷹志/藤貴子
《解説》
総毛立つ快感
ハリウッドを席捲する“ジャパニーズ・ホラー”の最高傑作!、出演は「インフィニティ 波の上の甲虫」の奥菜恵、「黄泉がえり」の伊東美咲、映画初出演の上原美佐ら
惨劇のあった一軒家に関係する人々に降りかかる怪現象の恐怖を描いた、オリジナルホラービデオ・シリーズの劇場版第1作、監督・脚本は清水崇
《物語》
福祉センターでボランティア活動をしている大学生の仁科理佳はある日、上司に頼まれて老女・徳永幸枝の訪問介護に行く事になった
家に入るとそこは荒らされたような状態で、部屋にいた幸枝は無反応、理佳は掃除と洗濯をして2階の様子を見に行くと物音がして和室に入ると小学生くらいの少年と猫が押入れに閉じ込められていた
慌てて幸枝にその事を問うが何も答えず、理佳は少年に名前を聞くと俊雄と答えた、幸枝の様子を見に行くと幸枝の上にのしかかる黒い影を見て理佳は失神してしまう
徳永勝也と和美の夫婦は認知症の母・幸枝とこの家に暮らしていたが勝也を送り出した後に白い少年に襲われ、帰宅した勝也が失神した和美を発見し救急車を呼ぼうとするが、勝也も白い少年を目撃する
その後に勝也の妹の仁美が訪ねて来るが、勝也は都合が悪いと挙動不審な態度で仁美を追い返した、数日後に勝也に電話をすると、その後にトイレにいた仁美は不気味な女を見て、慌てて帰宅
そこに着信が入り勝也が近くまで来ていると連絡を受けて、チャイムが鳴り確認してドアを開けるとそこには勝也はいない、怖くなった仁美はベッドの中に入ると白い顔をした女が仁美を引きずり込んだ
理佳の上司が心配をして徳永家にやって来るが、そこには既に息絶えた幸枝と放心状態の理佳を発見、警察に通報し、現場検証中に天井裏で死んでいる徳永夫婦を発見する
この家はかつて殺人事件が起こったいわくつきの家で、佐伯剛雄が妻の伽椰子を殺害し、数日後に路上で変死していた、彼らの間には6歳の一人息子の俊雄がいたが行方不明
それ以来、この家に関わった人たちは謎の死や失踪を遂げていた
《感想》
強い怨念を抱いたまま死んだモノの呪い、それは死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる、その呪いに解かれたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる
元々はビデオ版の「呪怨」が売れなかったのですがマニアの間で話題となった事で映画化となりました、なので本作はビデオ版からの繋がりがあります
佐伯剛雄に殺された妻の伽椰子の怨念がその場に強く残っているのです、なので伽椰子の大切だった家に入った者は呪われてしまうのです
よく本作の感想で手当たり次第に殺してる意味が分からないなどと見ますが、オープニングで呪怨の意味が出るので、家に入った者が手当たり次第に殺されるのは当然なのです
それぐらい伽椰子の怨念は強いのです、嫉妬に狂った剛雄が伽椰子に暴力の末に殺してしまい、その息子にまで憎悪を向けてて押入れに隠れていた俊雄でしたが、伽椰子に向こう側に連れて行かれ、剛雄は伽椰子によって呪い殺されたのです
この家に引っ越して来た徳永家は伽椰子と俊雄によって殺されて伽椰子が隠されていた天井裏に死体となって発見されます、認知症の幸枝も黒い影に殺されます
それを見た理佳を演じるのは奥菜恵で、恐怖に慄く姿はゾクゾクさせてくれます、お風呂で髪の毛を洗っている時にもう1本手があったら相当怖いですよね
大学生の理佳なのですがボランティア活動で訪問介護を任されるのです、担当者は連絡が取れない、おそらく行方不明となったのでしょう、理佳に頼んだ上司も死んでいます
警察が調査をするのですが不思議な事件なので、剛雄による伽椰子殺害事件を担当した元刑事の遠山雄治に話しを聞きに行くのですが、それを聞いた雄治は家を焼こうとします、そこに刑事たちが来るも伽椰子が登場します
徳永勝也の妹の仁美を演じるのは伊東美咲で、彼女もエレベーターで自宅に戻る時に各階に俊雄がいたりね、家のベッドの中に伽椰子がいて仁美は行方不明となります
雄治には幼い娘がいたのですが、これが女子高生となってこの家に入ってしまうんです、これはビデオ版からの繋がりなのですが、演じるのは上原美佐
彼女は一緒に入った友達は全員行方不明で怖くて家から出れなくなり、家にはその友達が現れて仏壇の中に伽椰子によって引きずり込まれてしまいます
理佳は再び家へと行きますが、そこで伽椰子が現れるのです、しかし理佳はこれまでの伽椰子が自分ではないのかと思い始めてしまって混乱するのです、決してこの家からは逃れる事は出来ないのです、続編「呪怨2」も大暴れです
あまりの怖さに噂を呼び、発禁寸前となった伝説のオリジナルホラービデオを完全映画化! それが『呪怨』です。
「リング」シリーズの貞子とは一味違った怖さなのです。



















