『スチューデント』
1988年 フランス
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 クロード・ピノトー
脚本 ダニエル・トンプソン
撮影 イヴ・ロダレック
音楽 ウラジミール・コスマ
出演 ソフィー・マルソー/ヴァンサン・ランドン/エリザベート・ヴィタリ/ジャン・クロード・ルゲ/エレナ・ポンペイ/ロベルト・アッティアス/ブリジット・シャマランド/クリスチャン・ペレイラ
《解説》
「ラ・ブーム」のスタッフ再集結!濡れ場も大胆に、少女から大人へと変わりゆくソフィーの魅力満載のハッピーストーリー
「ラ・ブーム」のクロード・ピノトー監督、ダニエル・トンプソン脚本、そしてウラジミール・コスマ音楽という黄金チームが再集結、フランスでは公開されるや初登場1位の大ヒット、女子大生版「ラ・ブーム」とも言える、ファン待望の作品である
女子大生とミュージシャンの恋を描いたフランスのラブストーリー、公開当時は大人の本格派女優に成長したソフィー・マルソーが、ヌードなどセクシーな魅力を披露したのが話題に
《物語》
教員資格取得の為にソルボンヌ大学に通うバランティーヌはスキー場で偶然エドゥアールに知り合った、一目惚れしたエドゥアールはスキー場からの帰りの電車でバランティーヌに猛烈にアタック
試験までは男を断とうと思っていたが前の彼氏と別れてもう8か月、予備校講師と小学校の補助教員に大学生と忙しい日々を過ごしていたバランティーヌだったが、パリに戻った後に食事に行く事になった
食事中にも彼に声を掛ける人がいた、話しの内容から音楽関係と分かり、エドゥアールは作曲家でロックバンドの地方公演にも同行する、お互い忙しい毎日だ
騒がしい店を出て静かな店で芸術の議論を展開、バランティーヌはエドゥアールに惹かれ、食事だけのはずがエドゥアールの部屋に行くが、その部屋には女の痕跡が色々とあったが一夜を共にする
試験の準備と引っ越し等で忙しいバランティーヌと、地方公演に同行で忙しいエドゥアールはツアーの途中で会いにパリに戻る、その後もなかなか会えないが2人は電話で愛を深めていく
会ってもあまり長くは一緒にいられない、バランティーヌは何としても教員資格は取りたかった、この試験の為に5年も勉強したのだから、デートをしている暇はないのだ
しかし僅かな時間をお互いに作って夜を共にする、朝にはお互いに日常に戻る、エドゥアールの演奏は大成功で作曲活動も充実、その音楽を電話越しにバランティーヌに聴かせる
ある日、エドゥアールは別れた妻ローラとの息子ニコラと会い、バランティーヌは複雑な気分、努力のかいあって筆記試験に合格、エドゥアールの演奏する店で喜び合うが、そこにローラが現れてバランティーヌは怒ってしまう
ローラはエドゥアールの仕事仲間と交際しているので現場が一緒になる事も多い、嫉妬したバランティーヌはエドゥアールと口論となってしまう、エドゥアールは曲作りに行き詰まっていて口論となってしまった、そんな事とは知らずに嫉妬していたバランティーヌ
一時はエドゥアールの部屋で一緒に暮らしていたがバランティーヌの勘違いから女性関係を疑ってしまい別れる決心をする、納得出来ないエドゥアールは自分の本当の想いを伝える為にバランティーヌの試験会場に向かう
《感想》
オープニングではヴァンサン・ランドンが演じるエドゥアールがスキー場でバランティーヌと出会うところから始まります、バランティーヌは男か女か分からないほど重装備でその素顔を現した瞬間が素敵です
ゴーグルを取ってマフラーを取って髪の毛をフワッとした時に美しいバランティーヌの表情が見れるんです、演じるのは「狂気の愛」のソフィー・マルソーでやっぱ魅力的です
帰りの電車の中でエドゥアールはバランティーヌを追い掛けて口説くのです、エドゥアールはプレイボーイのようで女性を口説くのはお手の物のようです
食事に行く事になってバランティーヌは食事だけなのに白のブラジャーをしたのに黒に変えるのです、やっぱ女性は万が一の事を考えてお洒落をするのでしょうね
早く着いてしまったバランティーヌはソワソワしてやって来たエドゥアールを見付けると一旦は入り口近くまで行って、今来たように装うんです、そんなとこも女性らしさがあるにかも
ミュージシャンのエドゥアールは色んな女性から声を掛けられたり、色目を使われたりするのです、それを見たバランティーヌは少しヤキモチな表情
でもそのままエドゥアールの部屋に行くのですが、そこは女の痕跡だらけなのです、化粧品や歯ブラシにキャミソールみたいなのも、でもバランティーヌは一夜を共にします
まさに「ラ・ブーム」シリーズの女子大生版って感じです、中高生だったソフィー・マルソーが性に興味津々だったのですが、女子大生となってそれなりに経験を積んで、更に大人への階段を一歩一歩と上がって行く女性を描いています
人気女優となったソフィー・マルソーなのですがヌードも惜しみなく披露してくれてます、ベッドから起きて服を着るシーンや、シャワーを浴びるシーンなんかはヌードではなくても良いような気がしますけどさすが女優根性です
試験に向けて男を禁じて深入りはしないと決めてたのに自分からエドゥアールにキスを求めてしまうバランティーヌ、女性も男を欲する事もあってそれは仕方ないですね
ソフィー・マルソーの可愛さやヌードなどの魅力満載でフランス映画の王道の恋愛作品でハッピーなストーリーが展開されていきます
またひとつ大人の味を知って、ソフィーが女学生になって帰ってきた それが『スチューデント』です。
欧米の女性って数年であっという間に大人になりますね、まさに驚きなのです。
更に過激な続・裏237号室の『スチューデント』のこちらです。
















