極道の妻たち | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『極道の妻たち』

 

 

 

 

 

1986年 日本

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 五社英雄

 

原作 家田荘子

 

脚本 高田宏治

 

撮影 森田富士郎

 

音楽 佐藤勝

 

 

 

出演 岩下志麻/かたせ梨乃/世良公則/佳那晃子/円浄順子/汀夏子/清水宏次朗/竹内力/明日香尚/八神康子/芹明香/春やすこ/内藤やす子/松尾和子/岩尾正隆/疋田泰盛/絵沢萠子/鹿内孝/佐藤慶/小松政夫/大坂志郎/成田三樹夫/藤間紫

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

愛した男が、極道だった

 

暴力抗争下で、様々な境遇を生きる極道の妻たちの姿を描く、極道社会の裏側で生きる女たちの壮絶な生き様を「週刊文春」で連載された家田荘子原作の同名ルポルタージュの映画化

 

死と隣り合わせに生きる男を愛した女たちの姿を名匠・五社英雄が監督が迫真のタッチで描き、岩下志麻主演で贈る衝撃作

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

真琴はスナックで働くごく普通の女性、父親は貧しい工場を経営していて2人暮らし、姉の粟津組環は堂本組若頭補佐で粟津組組長の妻である、久しぶりに実家に戻って来た環は妹の真琴に縁談を持ち掛けた

 

 

環は服役中の夫に代わり組を守っていた、そんな時、堂本組総長が急死した、関西を拠点に全国的に勢力を持つ堂本組は傘下組員2万人の暴力団で粟津組はその直径

 

 

堂本組の跡目相続人は故人の遺言によって若頭の柿沼に決定した、これを不満とする舎弟頭の蔵川は小磯ら仲間を引き連れて朋竜会を結成した

 

蔵川の補佐の小磯は環を誘うがあくまで堂本に忠誠を尽くし拒否する、小磯は傘下系列の杉田組組長の杉田に柿沼暗殺の指揮を命じた、関西以外の人間、外国人でもいいと

 

 

一方でアルバイト先のスナックで杉田に言い寄られていた真琴はグアムで偶然に彼と再会し、コテージで強引に抱かれた、帰国した真琴は環に縁談を断り、極道と関係した事を告げた

 

そんなある日、柿沼が射殺された、すぐに川瀬組の暴力団員が自首、杉田と真琴が細やかな結婚パーティをしていると刑事が現れて逮捕されてしまう

 

 

ある夜、粟津組系組長の妻たちが集まる会で環が小磯系組員の襲撃を受けた、環も銃で応戦して追い返したが、報復に小磯の自宅にトラックを突っ込ませる

 

このまま抗争を続ければ双方の組織が壊滅しかねないと考えた堂本の妻・絹江は環に手打ちの仲介を頼む、小磯の妻・泰子が話し合いに来て環は小磯と会い、戦争終結を話し合う

 

 

服役中の粟津が堂本の三代目に決定するのだが、小磯による組の解散で手打ちとする事となったのだがそれを知った杉田は裏切られた思いで小磯に詰め寄り、逃亡生活が始まるが真琴は杉田について行く

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

オープニングで岩下志麻の演じる環が極道の妻たちを労う男子禁制のパーティを3ヶ月に1回開いているんです、環は日本最大級の暴力団組織堂本組若頭補佐で粟津組組長の妻なんです、さすがの貫禄で車は運転手付きのロールスロイスです

 

 

でも実家は借金だらけの工場で父親は体調も良くなくて、妹の真琴はスナックでアルバイトをしていて家計を助けているんです、真琴を演じるのがかたせ梨乃、若かりし頃です

 

 

スナックで真琴に言い寄ってくる社長の杉田がいてそれをかわして工場に戻ると今度はそこに借金取りの若いチンピラが現れるんです、杉田を演じるのが世良公則

 

 

若いチンピラの前に環が現れるとビビってしまって借金取りなのに敬語となるんです、そのチンピラを演じるのが清水宏次朗、チンピラですが良い奴だったりします

 

真琴はグアムで杉田と再会、杉田はグアムで銃の調達をしていたんです、杉田はコテージに真琴を誘いそこで極道だと刺青を見せて、真琴を強引に抱くんです

 

 

このかたせ梨乃のヌードがまた素晴らしくてムチムチしているんです、世良公則が強引に関係を持ってしまうんです、この世良公則がまたいやらしく責めるんです

 

でも真琴は杉田を愛してしまい彼の事務所に行くんです、そこに宅配便を装った組員が銃で襲撃、若い組員が死ぬのを目の当たりにして極道の世界の洗礼を受けるんです

 

環も極道の妻たちのパーティでの帰り際に襲撃されるのですが着物を捲った内ももから銃を取り出して応戦、これがカッコイイんです、その報復として小磯の家にトラックを突っ込ませるんです、家はメチャメチャで小磯の妻が我慢できなくて環に会うんです

 

 

その間も抗争は続いて組員の死亡が相次ぎ、戦争集結の手打ちがされるんです、遊覧船の中で環と小磯が話し合う時に小磯が環の脚を撫でるのですが環はその手を取って「しっかり触りなはれ」と手を太ももの奥へと導くんです、貫禄があります

 

真琴が実家に戻ってみると父親は病気で死んでおり、工場は売りに出されているんです、死んだ事を知らせてもらえなかった事を姉の環に言うと環は杉田との事を知っていて引き離そうとするんです

 

杉田は環の前に現れて真琴を返して欲しいと頭を下げるのですが、環は極道の仁義で話しは聞くが次は命はないと釘を刺すんです、でも真琴が環と掴み合いのケンカをしてまで許しを得るんです

 

 

こうして杉田が潜伏するアパートに行くのですが杉田は腹にケガをしているのですが真琴を求めるのですがそこを撃たれて死ぬのです、真琴のおっぱいを触ったまま、環の夫も出所するのですが杉田組組員の花田に殺されます、花田を演じるのは竹内力

 

こんな死と隣り合わせの男を愛してしまったが為にこんなにも辛い事が起こるのです、何時命を狙われるか分からないなんてね

 

 

 

 

 

日本を二分する熾烈な暴力抗争、だがその陰には、もうひとつの過酷な戦いがあった それが『極道の妻たち』です。

 

 

 

 

 

この内容はおいらが子供の頃に起こった暴力団の抗争事件が元ネタのようなんです、今でも学校帰りに機動隊がいたのを思い出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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