マイティ・ソー ダーク・ワールド | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『マイティ・ソー ダーク・ワールド』

 

 

 

 

 

2013年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 アラン・テイラー

 

脚本 クリストファー・ヨスト/クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー

 

撮影 クレイマー・モーゲンソー

 

音楽 ブライアン・タイラー

 

 

 

出演 クリス・ヘムズワース/ナタリー・ポートマン/トム・ヒドルストン/アンソニー・ホプキンス/ステラン・スカルスガルド/カット・デニングス/イドリス・エルバ/クリストファー・エクルストン/アドウェール・アキノエ・アグバエ/ジェイミー・アレクサンダー/レイ・スティーヴンソン/ザッカリー・リーヴァイ/レネ・ルッソ/浅野忠信

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

アベンジャーズ最強の男、降臨

 

マーベル・コミックの人気ヒーローを映画化した「マイティ・ソー」の続編、マーベルヒーローが集結し世界的大ヒットを記録した「アベンジャーズ」から1年後を舞台に描かれる

 

クリス・ヘムズワースを筆頭に、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストンといった前作のメンバーが再集結、メガホンを取るのはテレビドラマ「マッドメン」シリーズのアラン・テイラー、ソーの宿敵でもある弟ロキとの絆をめぐるドラマも見どころ

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

宇宙が誕生する前に闇の中からダークエルフが誕生した、その中でも邪悪なマレキスが全てを破壊する6つのエネルギーの結晶石インフィニティストーンの1つエーテルを使い宇宙を再び闇に戻そうとするも、アスガルド軍が阻止しエーテルは地中深くに埋められた

 

 

スーパーヒーロー集団アベンジャーズがソーの義弟ロキ率いるチタウリとの激闘から1年、ロキはアスガルドの地下牢に収監され、ソーは惑星直列で混乱に陥った9つの世界で戦いに勤しんでいた

 

 

その頃、地球では原因不明の重力の乱れをロンドンで研究している天文物理学者のジェーンは惑星直立の影響で不安定になっている場所で吸い込まれてしまいアスガルドの地中深くに移転してしまいエーテルと接触し、銀河の征服を目論む地球外生命体ダークエルフの力を体内に取り込んでしまう

 

異変に気付いたソーは地球に行き、ジェーンをアスガルドへ連れて帰った、ダークエルフの支配者マレキスは目覚めてジェーンに気付き、大艦隊をアスガルドに送り込んだ

 

 

アスガルドは大打撃を受けてアスガルドの王妃のフリッガはジェーンを庇って死に、ソーは仲間と地下牢から脱獄されたロキに協力を求め、ロキもフリッガの仇を討つ為に協力

 

 

ジェーンと共にマレキスとの交戦の末にロキは息絶え、マレキスは地球へと飛び立つ、ソーはジェーンと共に地球へ向かいジェーンの仲間たちと再会

 

 

ソーは完全に惑星直列するとエーテルの真の力が解放されてマレキスによって宇宙が滅びてしまうのを防ぐ為に戦うが、遂にマレキスは力の解放の最終段階に入る

 

 

力尽きそうであったソーだったがジェーンの仲間であるセルヴィク博士が開発した重力操作装置を使ってマレキスの野望は阻止され、宇宙の彼方へと飛ばされて爆死

 

ソーは父でありアスガルドの王のオーディンに自由が欲しいと言って許可される、ソーが去った後にオーディンに化けていたロキがその正体を現した、そしてエーテルはアスガルドからヒューマノイド型宇宙人のコレクターに預けられた
 
 
 
 
 
 
 
 
《感想》
 
 
「マイティ・ソー」の続編であり、マーベルシネマティックユニバースでは「アイアンマン3」の続編となります、ソーは9つの世界での戦争を食い止めようと奔走しているのです、それも惑星直列によって宇宙は混乱しているのです
 
「アベンジャーズ」から1年後のソーを演じるのは前作より引き続きクリス・ヘムズワースで相変わらずのマッチョでムキムキです、ですから地球にいるジェーンとは会えていないのです
 
 
そしてそれは地球も同じで重力の異常が起きて子供がトラックを持ち上げて空中で回転させたり、上から物を落とすと消えてまた上から落ちてきたりとね
 
そこでジェーンが落ちてしまって何かの物質に触れてしまうんです、それがエーテルなのですが、これがアスガルドの宇宙の番人に気付かれジェーンが地球から消えたとね
 
その頃セルヴィク博士はこの危機を注目させるべく裸になって抗議して精神病棟へと入れられてしまいます、セルヴィク博士を演じるのがステラン・スカルスガルド、彼を病院から出したダーシーを演じるのはカット・デニングス
 
 
それを知らされたソーは急遽、地球へと向かうんです、でもその頃にはジェーンは戻っていてソーと再会、ジェーンはソーに2発ビンタ、ジェーンが消えた事で警察が呼ばれていてジェーンに触れると巨大なエネルギーでみんなふっ飛ばされてしまいます
 
ソーはジェーンをアスガルドに連れて戻るんです、アスガルドで調べると体内に入り込んだエネルギーが自身を守っているのです、ジェーンを演じるのがナタリー・ポートマンで神でもあるソーを相手にも物怖じせずに気の強く、それでいて脆い女性を演じています
 
 
アンソニー・ホプキンス演じるオーディンに妻はジェーンではなくて幼なじみのシフを薦めるんです、女戦士のシフを演じるのがジェイミー・アレクサンダーで頼りになります
 
 
しかしこのジェーンをアスガルドに連れて来た事でダークエルフのマレキスがアスガルドに攻撃を仕掛けてくるんです、それによって母のフリッガが命を落とします
 
 
アスガルドが封鎖されてスヴァルトヘイムに行けなくなったソーは抜け道を知るロキを脱獄させるんです、ジェーンはニューヨークのお返しとしてロキにビンタ、ロキを演じるのがトム・ヒドルストン、まだまだ企んでます
 
 
ジェーンからエーテルを取り出したマレキスですが地球はスヴァルトヘイムに繋がっていてそこから地球のロンドンへと移動、クライマックスでもロンドンだったりアスガルドだったりスヴァルトヘイムに次々と移動してムジョルニアもあっち行ったりこっち行ったりと大変です
 
 
ロキが姿を変えてキャプテン・アメリカになるシーンは何か面白かったです
 
 
 
 
 
 
マーベル・コミックを実写化したヒーローアクションの続編 それが『マイティ・ソー ダーク・ワールド』です。
 
 
 
 
 
マーベル・シネマティック・ユニバースでの続編は「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」 となります。