エンティティー 霊体 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『エンティティー 霊体』

 

 

 

 

 

1982年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 シドニー・J・フューリー

 

原作・脚本 フランク・デフェリッタ

 

撮影 スティーヴン・H・バーラム

 

音楽 チャールズ・バーンスタイン

 

特殊メイク スタン・ウィンストン

 

 

 

出演 バーバラ・ハーシー/ロン・シルバー/ディビッド・ラビオサ/ジョージ・コー/マーガレット・ブライ/ジャクリーン・ブルックス/リチャード・ブレストフ/マイケル・アルドレッジ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

霊体にレイプされ続ける人妻!あの生々しい実感がまた、私を襲う

 

これは実在の人物カーラ・モーランがロサンゼルスで実際に体験したショッキングな出来事で、色情霊の存在という全く新しい角度から取り組んだ異色系オカルト映画の超大作、色情霊が夜な夜な現れては美女をレイプするという、オカルト映画の中でも一味違ったテーマを持つ作品

 

カリフォルニア大学超心理学研究所のタフト博士とゲイナー博士の調査をもとに、一緒に取材したフランク・デフェリッタ(オードリー・ローズの作者)が小説化し、脚本も書いている「大いなる決闘」のバーバラ・ハーシーが、見えない存在との性交、強姦に全裸で体当たりし、迫真の演技を魅せている

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ロサンゼルスに住むカーラ・モーランは32歳の独身女性、最初の夫との間に出来た15歳の息子ビリーと2番目の夫の間に生まれた幼い息子と娘の子持ち、現在はパートタイムで働きながら、秘書になるための講習を受けて帰りはいつも夜遅くなるが眠っている子供たちにキス、ビリーは何かと問題を起こし学校から呼び出しの通知

 

カーラが寝室にいると、いきなり殴られ、ベッドに押し付けられ犯されそうになる 彼女の叫び声にビリーが飛び込んできたが部屋、クローゼット、家の中や玄関には鍵が掛かっていて人が侵入した形跡はなかった

 

 

ビリーは泣き叫ぶカーラと弟妹たちをなだめる、その後も部屋が揺れて彼女は子供たちを車に乗せて飛び出し友人のシンディの家に避難した

 

翌朝、シンディに事情を話すカーラ、姿の見えない男に乱暴されそうになった話をしたがカーラは自分が正常である事を言うがカウンセリングを受ける事を勧められる

 

職場に向かう途中、車が急に暴走、ブレーキが効かなくなった、なんとか止めたがこの事故の治療を受けた大学病院の精神科のスナイダーマン医師に数日の異常な出来事を話すとスナイダーマンは原因究明をしようと検査

 

 

その夜、浴室で再び見えない男に襲われ犯された、それは乱暴に足を開き、腕を頭の上で束ねて押さえられ強引にされた

 

 

スナイダーマンに傷痕を見せた、肩と胸、そして内ももにアザ、そして足首にも掴まれたアザ、カーラは足首を別の男に掴まれ合計で3人いたと、しかし検査の結果、異常は見られなかった、精神安定剤の処方

 

 

その夜も彼女は居間で子供たちの前で襲われた、助けようとしたビリーはその物体の発するエネルギーで手首を骨折、スナイダーマンら病院の医師はヒステリーで性的な精神障害だと言う

 

 

ある夜には眠っている間に犯され、オルガスムスに達してしまった、その悔しさで部屋をメチャクチャに壊してしまう、夢だと思った自分が恥ずかしかった、その心の内をスナイダーマンに話したがセックスが原因と言われてしまう

 

 

シンディの家に相談に行くがそこでも襲われ、部屋の中がメチャクチャになる、それを見たシンディがカーラの言った事は事実だと気付き一緒に原因を探ることに

 

 

偶然、本屋で知り合った超心理学者クラフトとミーハンを家に招き、物体の存在を認めさせた、2人の上司であるクーリー博士は、物体を液体ヘリウムで閉じ込めようとするのだが…

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「エクソシスト」などのオカルトブームがひと段落した頃に作られたオカルト作品です、これは中世で言う、「夢魔」や「インキュバス」みたいなものでしょうか?、ちなみに実話を基にしている作品なので理由や原因なんてのはわかりません

 

理由はわからずとも襲われた事は事実ですからね、普通の幽霊物とは一味違います、いくら事実とはいえこの作品の素晴らしさはカーラを演じるバーバラ・ハーシーでしょうね、ちょうど熟した女性で一番素晴らしい時かも

 

 

カーラは離婚経験もあって人生のいろいろな経験をした大人の女性ですよ、それに秘書になるために勉強をしています、そんな彼女が霊に襲われます、これがなかなか乱暴でね、

 

スナイダーマン医師を含めた大学病院の精神科医らはもちろん霊など信じず、性的な欲求不満や幼い頃の性体験が原因とあたかも自分たちが正しいかのような答え、これがメチャクチャ腹立つんです

 

 

患者の言うことは聞かずに自分の理論を押し付けるかのような医師たちなのですが結局、精神科医たちには何にも出来ませんでしたけどね(笑)

 

 

この映画の見所の霊とのシーンなのですが、見えない手に胸を触られるシーンが当時ビックリでしたよ、作り物とはいえ、ムニュムニュっと乳房が動くシーンはスゴかった(笑)、スタン・ウィンストンの特殊効果は素晴らしかったです

 

それにしても死んでも性欲ってあるんでしょうか?、本編でいうなら手足を押さえて挿入するわけですから勃起もするのですから、カーラは1人だけでなく数人の霊に遭遇してます、最初に浴室で襲ってきた霊は乱暴にしてきました

 

 

眠っている時にカーラをオルガスムスに導いた霊はある意味すごいですね、カーラは夢かと思っていたのでしょうが霊に快楽を与えられて体は悦んでしまったのです、カーラにしては屈辱感たっぷりですね

 

 

そんな霊にも乱暴にするタイプもいれば、女性の体を知り尽くして絶頂を味あわせる上手な霊もいるんですね、浴室の霊は3人ですから様々ですね

 

 

カーラはそういう霊を呼びやすい女性なのでしょうか?、なぜ突然そうなったのでしょうか?、乱暴な霊がいたり、普通にセックスをする霊もいたり、手足を押さえる霊もいます、実際にこんな事が起こったらどうしようもないですね

 

 

 

 

 

性欲を持った霊体が美女をレイプする、実際に起こった超常現象を映画化したオカルト映画の超大作! それが『エンティティー 霊体』です。

 

 

 

 

 

このカーラ役のバーバラ・ハーシーってなんだかエロティック(笑) 画期的で大好きな作品です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な:続・裏237号室の『エンティティー 霊体』のレビューはこちらです。