インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』

 

 

 

 

 

1984年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 スティーヴン・スピルバーグ

 

原案 ジョージ・ルーカス

 

脚本 ウィラード・ハイク/グロリア・カッツ

 

撮影 ダグラス・スローカム

 

音楽 ジョン・ウィリアムズ/ベン・バート

 

 

 

出演 ハリソン・フォード/ケイト・キャプショー/キー・ホイ・クァン/アムリッシュ・プリ/フィリップ・ストーン/ロシャン・セス/ロイ・チャオ/リック・ヤン/デビッド・イップ/ダン・エイクロイド

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

スティーヴン・スピルバーグの冒険ロマンが世界を駆ける!

 

スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス原案&製作総指揮、ハリソン・フォード主演によるアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」シリーズ第2弾

 

インディ・ジョーンズがナイトクラブの歌姫・ウィリーと案内役の少年・ショートと共にインド奥地の宮殿で繰り広げる、かつてないスリルと興奮に満ちた大冒険を描く

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

1935年・上海、考古学者のインディ・ジョーンズ博士は華やかなナイトクラブのオビワンに現れ、闇組織のボスのラオと取引きを行う、昨夜もラオは息子を使ってインディを襲うも返り討ちに合い失敗

 

 

ラオは清王朝の初代皇帝の遺骨ヌルハチを手に入れたかった、銃で脅すもインディは店の看板歌手でラオの愛人のウィリーを盾にして取引きを迫る

 

 

ラオはダイヤを渡して取引き成立かと思われたがインディが飲んだ酒には毒が盛られていて、ラオは解毒剤とダイヤを交換だと言う、それによって店は大乱闘となる

 

 

床を転がる解毒剤をインディが探し、転がるダイヤをウィリーが探し、ウィリーが解毒剤を見付けてそれを拾ったのを見てインディはウィリーを連れて店から脱出

 

外で待っていたインディの助手の少年ショーティが運転する車に乗り込み空港へと逃げてチャーターしていた飛行機に乗り込んだ、しかし飛行機にはラオ空港の文字

 

 

インディたちは飛行機の中で眠るがウィリーが目を覚ますとパイロットがいない、飛行機は降下していきインディたちはゴムボートを使って飛び降り、氷山を滑り落ちて川に入り下って行く

 

 

とあるインドの村に辿り着いたインディたちは村の主に少ない食料でもてなしを受けて、パンコット宮殿に新しいマハラジャが住み付き、悪の根城となっている、村人が大勢殺され、この村からシバリンガを奪って行った

 

 

それは神聖な石でジバの神がインディを寄こしたと主は言う、インディが飛行機が墜落したと言っても信じてもらえず、祈りは神に届き空からインディたちが降って来た、この村のシバリンガを取り戻すように頼む

 

 

断るつもりだったインディだが1人の子供が宮殿から逃げ帰り、インディはその子供に布とサンカラという言葉に驚いた、この村から盗まれた神聖な石はサンカラストーンだったのだ

 

 

サンカラストーンは富と栄光をもたらす伝説の石でインディはショーティと嫌がるウィリーを連れて宮殿に向かう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

前作の「レイダース 失われたアーク」の1年前の物語なんです、こんなシリーズで過去に戻るなんて本作からじゃないかな?でもショーティやウィリーが1年後にはいなくなっているって事ですね、何があったのかな?

 

やっぱオープニングのパラマウント映画のロゴが銅鑼の模様がまさにそれなんです、こんな遊び心がある演出が「トワイライトゾーン 超次元の体験」のスティーヴン・スピルバーグって感じがしましたね

 

そこからナイトクラブのダンスショーが始まるんです、大勢の女性がラインダンスをしているとナイトクラブの歌姫のウィリーが登場して歌声を披露してくれます

 

 

そこにインディ・ジョーンズが登場、演じるのはもちろんハリソン・フォード、おいら的には「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロよりインディ・ジョーンズの方がはまり役な気がします

 

 

取引きをするのですが毒の入った酒を飲んで大乱闘となります、あの感じで出された酒を飲むなんてインディは油断し過ぎやね、解毒剤を手に入れる為にナイトクラブは大混乱です

 

 

解毒剤をウィリーが手にした事でインディはウィリーを連れて逃げる事になるんです、ウィリーを演じるのがケイト・キャプショーで本作が縁となってスピルバーグと結婚して5人の子供をもうけています

 

 

インディとウィリーはキー・ホイ・クァンが演じるショーティの運転する車で逃げるんです、ウィリーは偶然にインディと逃げる格好になってしまって人生が変わりましたね

 

 

その後にはインドに行ってそこから本作のメイン舞台である宮殿に行くんです、そこでウィリーはインディと夜を共に過ごそうとしてベッドで待つもですが、その頃インディは敵に襲撃されているという(笑)

 

敵を倒したインディがウィリーの部屋に行って様子を確かめるんです、彫刻の胸を触ってウィリーはこっちは生よと胸を鷲掴み(笑)、すると彫刻が動いて秘密の道が現れるんです

 

 

まずはインディとショーティが行くのですが吊り天井の罠に掛かってしまい、ウィリーが助けに来るのですがその道は虫だらけで、このシーンは虫嫌いが見ると鳥肌が出るでしょうね

 

 

こうしてウィリーはずっと酷い目に遭うんです、出された豪華料理はどれも凄くてカブトムシのようだったり猿の脳ミソだったりと失神してしまいます

 

 

それにホラー映画のようなショッキングなシーンもあって生きている人間から心臓を抜き取ってしまったりね、インディも抜き取られそうになるのですが…

 

 

上海からインドに偶然に行って、そこから頼まれたままに宮殿に行って伝説のサンカラストーンを狙うんです、次か次へとピンチで見せ場たっぷりなのですが、考古学者としてはちょっと無茶苦茶でした(笑)

 

 

 

 

 

スピルバーグ&ルーカスが贈る究極のアドベンチャー! それが『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』です。

 

 

 

 

 

やはりこの冒険活劇の面白さは続編の「最後の聖戦」も意外で面白いです