イントゥ・ザ・ブルー | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『イントゥ・ザ・ブルー』

 

 

 

 

 

2005年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ジョン・ストックウェル

 

脚本 マット・ジョンソン

 

撮影 シェーン・ハールバット

 

音楽 ポール・ハスリンジャー

 

 

 

出演 ポール・ウォーカー/ジェシカ・アルバ/スコット・カーン/アシュレイ・スコット/ジョシュ・ブローリン/ジェームズ・フレイン/タイソン・ベックフォード/ドウェイン・アドウェイ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

カリブの海に沈んでいた、欲望とロマン

 

カリブ海を舞台に繰り広げられる、海底に沈んだ金塊の争奪戦を描いたサスペンス・アドベンチャー、監督は「ブルー・クラッシュ」のジョン・ストックウェルが務めた

 

「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカーと「シン・シティ」のジェシカ・アルバという、美男美女カップルが水中アクションに体当たりで挑む、女性陣のセクシーな水着姿もさることながら、男性陣の肉体美も見逃せない

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

南国バハマ諸島のある島でジャレッドは観光客相手のダイバーとして働いていたが雇い主と衝突してしまい失業、これで沈没船のお宝を発見して一攫千金で悠々自適に暮らすプランが実行できる

 

 

恋人のサムはジャレッドのそんな夢を支えながら、サメの調教師として働き、ボロトレーラーで裕福ではないが幸せを感じて一緒に暮らしていた

 

 

そんなある日、ジャレッドの友人のブライスが14時間前に知り合ったばかりの彼女のアマンダを連れてバカンスにやって来た、弁護士のブライスはバハマ諸島に別荘を持つ家主が44件の恐喝で訴えられ、その別荘で弁護料を支払う

 

 

ダイビングを満喫する4人だったがジャレッドが海底でバラストの石を発見する、昔の船はみんな積んでいたので沈没船があるかもと探すと金の装飾品を発見

 

 

しかも大量の麻薬を積んだまま沈んでいる墜落機を海底で見付けた、麻薬の件を通報してしまうと警察が来て沈没船には近付けなくなる、先に沈没船を特定して船名などの証拠を見付けないと所有者となれない

 

 

なので通報は後回しにして船の手掛かりを探る事にした、少しずつ船の手掛かりに近付き、それは伝説の難破船ゼフィア号だと思われた、お宝は何億ドルになるかゼフィア号と書かれた何かを見付けないとならない

 

 

しかし沈没船を見付けたが墜落機の麻薬とは関わりたくないジャレッドとサムと船と麻薬の両方に興味のあるブライスとアマンダ、2組の間で意見が分かれて亀裂が入る

 

 

アマンダにそそのかされたブライスは2人でジャレッドに内緒で麻薬を運び出して売ろうとしたが彼が取引きしようとした相手は墜落機の麻薬を受け取るはずのマフィアだった

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

この作品を観た一番の理由はジェシカ・アルバです、褐色の肌にセクシーな表情はたまりません、スレンダーなボディなのですがそれでいてグラマラスなんです

 

 

ジェシカ・アルバ演じるサムはサメの調教師の仕事をしながら沈没船を見付けて一攫千金を狙う恋人のジャレッドを支えています、サムはそんな夢物語よりも一緒にいたい感じですね

 

 

ジャレッドを演じるのは「ワイルド・スピード」シリーズのポール・ウォーカー、一攫千金を狙う夢のまた夢を空想しているような男なのですが、サムには愛をしっかりと伝えています

 

 

この2人が海の中を泳ぐシーンは美しいし、それに水着姿のジェシカ・アルバを如何にセクシーに撮るかに焦点が注がれています、ここでジェシカ・アルバを普通に撮るなら意味がないもんね

 

 

ポール・ウォーカーも男でありながら女性を振り向かせる筋肉美と青い目とセクシーなんです、なので女性客はポール・ウォーカーを観に劇場に来たのでしょうね

 

 

しかしセクシーな女性はジェシカ・アルバだけではなく、アマンダを演じるアシュレイ・スコットも可愛くてセクシーです、ブライスと14時間前に知り合ってジャレッドとサムの前に現れます

 

 

なかなか奔放な性格でみんなが海の中で沈没船を捜しているのですが船の上で日光浴をしていてそこに警察がやって来るのですがトップレスのままで対応して警察を困らせてしまうんです

 

 

ブライスを演じるのがスコット・カーンで弁護士なのですが欲深いのか、沈没船を発見すると共に墜落機も見付けてしまい、機内には麻薬があって、運んでいる途中で墜落したんです

 

 

ここで仲間割れとなって沈没船だけに興味があるジャレッドとサムなんですけどブライスとアマンダは沈没船と麻薬の両方で金儲けをしようと欲深いんです

 

 

もちろんそんな上手くはいきません、ブライスとアマンダは捕まってしまってジャレッドとサムはマフィアに呼び出されて墜落機に潜って行けと命令されるのですがジャレッドは逃げて深く潜るんです、このシーンは息を止めてしまってしんどいシーンです(笑)

 

 

サムも悪い男に追われるのですがセクシーな女性がピンチになるとゾクゾクしてきます、ちょっと作品と関係がなくなりましたがそれほど本作のジェシカ・アルバは美しいです

 

 

監督はジョン・ストックウェルで海の女性を描くのが得意なのか知り得ているのか、ジェシカ・アルバを上手く料理しましたね、ポール・ウォーカーとダブル主演ですが見るのはジェシカ・アルバ(笑)

 

 

 

 

 

 

伝説の沈没船を巡る争奪戦を制すのは誰だ? それが『イントゥ・ザ・ブルー』です。

 

 

 

 

 

こんな綺麗な海に行けたら沈没船を探そうと一攫千金を狙っても仕方ないかもね、もちろんジェシカ・アルバが居ての事ね