インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』

 

 

 

 

 

1989年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 スティーヴン・スピルバーグ

 

脚本 ジェフリー・ボーム

 

撮影 ダグラス・スローカム

 

音楽 ジョン・ウィリアムズ

 

 

 

出演 ハリソン・フォード/ショーン・コネリー/デンホルム・エリオット/アリソン・ドゥーディ/ジョン・リス・デイビス/ジュリアン・グローバー/マイケル・バーン/リバー・フェニックス

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

いま、父と息子のアドベンチャーがスピルバーグの世界に燃える!

 

スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演によるアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」のシリーズ第3弾

 

キリストの聖杯を探していて行方不明になった父を追ってインディの逃亡と脱出の冒険が繰り広げられる、インディの父ヘンリーを名優ショーン・コネリー、少年時代のインディをリバー・フェニックスが演じた

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

1912年・ユタ州、ボーイスカウトに参加する少年インディは盗掘団を発見、インディは彼らが奪おうとした文化財の十字架を横取りして逃走してなんとか家に辿り着いた

 

 

父ヘンリーに盗掘団の話しをしようとするが落ち着けと言って話しを聞いてくれない、そこに保安官が現れ、その後ろには盗掘団がおり十字架は奪われてしまう

 

 

盗掘団のリーダーはインディの男らしさを称えて、自分の被っている帽子を譲った

 

 

時は流れて1938年のポルトガルの海の上で同じ十字架を巡り、盗掘団の黒幕だった男と対決して十字架を取り戻す事に成功、十字架は博物館に納められた

 

大学で自分宛の子作りを受け取り外に出たところをある人が呼んでいると車に乗り、その男はドノバンと名乗り、インディの勤める大学に多額の寄付をする人物

 

ドノバンは聖杯捜索をインディに依頼、インディはジョーンズ違いで聖杯はヘンリーに頼めと言うが、ドノバンは既にヘンリーに頼み行方不明で彼を捜して欲しいと

 

インディは久しぶりにヘンリーの家を訪ねると家の中はメチャメチャ、そこでインディは小包を開けると、それはヘンリーが生涯を懸けて聖杯の事を記録した日記、インディはそれを見てヴェニスに向かう

 

 

そこでヘンリーの協力者のエルザという女性と合流、ヘンリーが行方不明となった元教会の図書館へ向かう、ヘンリーは十字軍騎士の墓を探していた事に気付き、床の下に地下納骨堂を発見してエルザと入った

 

 

その中で聖杯への道を記した盾を見付けたが、何者かが納骨堂に火を放ち、2人は外に脱出するが追われて何とか退けて1人を捕らえると彼らは聖杯を守る十字架結社、インディは聖杯ではなく父親のヘンリーを捜していると言うと、男はヘンリーはドイツの古城に幽閉されていると教えてくれた

 

 

インディはエルザを連れて古城へと忍び込みヘンリーの囚われている部屋に窓から入ると花瓶で頭を殴られた、相手はヘンリーだった

 

 

インディは聖杯への成果を報告するがそこにナチスの兵士が入ってきて日記を要求、捕まったエルザと日記を交換するようフォーゲル士官は要求、日記を渡すがエルザはナチスだった、そこにドノバンが姿を現した

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

前作の「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」からの続編ですが、オープニングで「スタンド・バイ・ミー」のリバー・フェニックスが若き日のインディ・ジョーンズを演じていて嬉しかったです

 

 

インディがなぜあんなに蛇が嫌いなのか、なぜ鞭を使うのか、なぜあごに傷があるのか、なぜトレードマークの帽子を被っているのか等、インディの謎が明かされます

 

子供の頃からインディは父親の影響で歴史的価値のある文化財に興味があるのか、それを盗掘する者たちから十字架を奪って博物館に納めようと考えるんです

 

保安官に連絡するも盗掘団の黒幕の男は既に保安官を買収しているんです、成すすべなくインディは十字架を盗掘団に奪われるのですが、インディの男らしさを盗掘団のリーダーが称賛して帽子を渡すんです

 

 

その帽子のアップからハリソン・フォード演じるインディへと代わり、そこでもその十字架を巡って黒幕と戦っているんです、何とか十字架を手にしてインディは博物館へと納める事が出来たんです

 

 

少年のインディが父親に十字架の事を話すのですが父親は聖杯を日記に書いている途中で彼は生涯をキリストの聖杯に懸けているんです、なのでインディとも確執があるんです

 

しかしインディの元にその日記が送られてきて父親が行方不明と知って父親の探す聖杯があるとされるヴェニスに向かうんです、そこで協力してくれるのがヘンリーの助手のエルザ・シュナイダーで演じるのはアリソン・ドゥーディ

 

 

エルザと行動を共にして遂に父親のヘンリーを発見するんです、演じるのは「007」シリーズのショーン・コネリーでさすがの貫禄です、エルザが人質に取られてもヘンリーは彼女はナチスだと言うのですがインディは日記を渡して騙されるんです

 

 

ヘンリーは彼女が寝言で言ったと言うとインディは嫌な顔をするんです、そりゃ父親と寝た女と寝たなんてなんか嫌ですよ、何が嫌なんて分かりませんが何か嫌なんです

 

 

エルザはナチスなのですが聖杯への思いは強く、それにナチズムには共感しておらず、ナチスの焚書では涙を流すのです、ナチスの焚書とはナチスの思想に合わない書物が焼かれる儀式的なもののようです

 

 

そこでエルザは日記を取り戻す為に来たインディと会い、敵同士ながら愛し合っているのを感じるのです、去ろうとしたインディですが人の波に流されてヒトラーの前まで行ってしまって日記にヒトラーのサインを貰うんです

 

聖杯が隠されている神殿は3つの試練があるのですが誰が行っても最初の試練で首を斬り落とされてしまうんです、ドノバンにヘンリーを撃たれて、脅されてインディは神殿の中に入って3つの試練をクリアするんです

 

 

そして全てが終わった後にインディ・ジョーンズの本当の名はヘンリー・ジョーンズJrだと判明するんです、なんとインディは飼っていた犬の名前だったんです

 

 

 

 

 

磔にされたイエス・キリストの血を受けたとされる聖杯を巡って大冒険が繰り広げられる それが『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』です。

 

 

 

 

 

これが最後かと思っていたら契約は5本だったそうです。